探検隊ツヨイネの航海録












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八章 蒼海の王子?
53話 食事会に参加
「わあ…」
しばし呆然と城を眺めているとガタン、と城門が開き青い体色で頭部から2本の紐のような触覚が生えたポケモンが出てきた。しかもメイド服を着ている。
「だあれ?私を呼んだのは?あ、ジラーチ!それに皆も!」
「やあマナフィ」
ジラーチが笑った。
「ちょっといいか?その服はどこで手に入れた」
「この服?これはルギアが持ってきてくれたの!」
「なあミミロップ。スイッチまだある?」
「多分」
ミミロップは駆け足で自室に戻りすぐに帰ってきた。

まさかな…

俺は恐る恐るスイッチを押した。
「きゃあああああ!痛い!痛い!痛い!痛い!」
もう一度スイッチを押すと悲鳴は止まった。
「これ…えー…まじか…」
「姫!」
海中から声が聞こえる。それも聞き覚えのある声だ。すると、海面が盛り上がり2体のポケモンが現れた。
「ルギア!カイオーガ!」
出現したのはルギアとカイオーガだった。二匹とも神々の山以来だ。
「あら、久しぶりね」
ルギアが驚いたように言った。
「で?なんの用なの?」
マナフィが穏やかな表情で聞いてきた。
「宝玉が欲しいの」
パチリスがいきなり言った。俺はこいつが船に乗っていたことを覚えてなかった。
「宝玉ぅ…?」
「頼む!」
パチリスが手を合わせて頭を下げる。
「いいよ!」
「やった!」
「はい、どーぞ」
古びた宝箱をパチリスに渡した。開くと真っ青な宝玉が入っていた。
「よしっ!これで4つ目だな!」
俺は宝玉を受け取り、ガッツポーズする。
「ねえねえ、ご飯食べてかない?」
「ホント!?」
ミュウ達、幻のポケモン集団は目を輝かせて聞いた。
「いーよー。皆大歓迎だよー」
俺らはマナフィに連れられ神殿の中に入っていた。
















―海の神殿 食堂―
「あ、じいや!このポケモン達を昼食に招待するからね!」
じいや、と呼ばれたニョロトノはこくりと頷き準備をし始めた。
「本当にいいのか?誘ってもらって」
俺は小声でエルに聞いた。
「いいんじゃない?招待してくれるんだしさ」
エルは舌なめずりして答えた。
「まあいっか。沢山食うぞ」
それから30分後俺達は食堂に案内され席に着いた。
「いただきまーす!」
どの料理も豪華であまり食べたことが無いようなものだった。
まずは、木の実のサラダを食べてみた。俺は食レポなんてしたことがないから何を言えばいいか知らないがこれはうまい。ドレッシングとか、かけなくとも木の実の甘さが伝わってくる。
一通り食べたが全部うまかった。
「家の料理人の腕前はどうだった?」
「もう最高だったわ!」
パチリスが少し出た腹を擦りながら言った。
「お前太ったなー」
ブースター兄ちゃんがぼそりと呟く。
「なんですってぇ?美味しいものは食べ過ぎちゃうでしょ!」
「はあ!知るかよ!ま、俺は出て━━」
「姫様ー!大変ですじゃー!」
ニョロトノが息を切らせて走ってきた。
「一体どうしたのよ」
「な、何者かがこの神殿に侵入し、クリスタルを奪っています!早く取り返さないと神殿は崩壊します!」
「よし!飯の代金がわりに俺が行こう!」
「じゃあイーブイが行くなら僕も」
エルが俺の隣に並んだ。
「クリスタルルームはこの下です!頼みましたよ!」
「私が案内するわ」
「姫様!いけませんそんなこと!」
「黙りなさい。私は一応この神殿の主ですよ?主が神殿を守らずしてどうするのです」
「ぐ、わかりました」
「よろしい。では、神殿から全員念のために避難させておきなさい」
「御意!」
俺はマナフィがさっきよりも数百倍大人に見えた。
「では、イーブイさんエルさん。よろしくお願いします」
「任せとけ」
俺は指をパキパキ鳴らして言った。

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
作者「あー。文化祭疲れた」
グレイシア「楽しかった?」
作者「いんや、全然楽しくなかった」
グレイシア「ふむ。君のことだから寝てたでしょ?」
作者「大正解」
グレイシア「なんか心に残った歌とかない?」
作者「心に残ったトラウマならある」
グレイシア「へー、なんて曲?」
作者「【消えた八月】って曲で、意味を知ってから見るとホントヤバい」
グレイシア「来年が楽しみね!」
作者「全然楽しみじゃない!受験なのに!」
だんご3 ( 2016/10/16(日) 01:26 )