探検隊ツヨイネの航海録












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七章 最強を決める武道大会
46話 白い悪魔の討伐
決勝戦が始まり数分が経過した。誰も一歩も動かない。観客からはブーイングの嵐が舞うが気にしない。
「誰も動かないなら…俺がいく!」
ソウタが鎌鼬を俺の方に飛ばしてくる。咄嗟に横に転がり回避する。転がった先にあったのはジャックの足だった。
「ジャック!一時休戦といこうぜ」
ジャックにだけ聞こえるサイズの声で囁いた。
「あ?」
「ソウタと誰かを1対1にするのはまずい。必ず宝玉を持ってかれる」
「そうか…バレないようにグルになるぞ」
「了解」
「じゃ、行ってこい!」
ジャックに蹴っ飛ばされブニャットの所に飛ぶ。ドスンと、彼女の背中に落ちる。
「な、何よ!」
ソウタの攻撃をかわしている最中だったためもろに喰らって後方に吹っ飛ぶ。背中に乗っていた俺は地面とブニャットに挟まれて潰された。
「重い!重い!重い!重い!」
「あ、ごめん。で、何?」
ブニャットは俺の上から退きながら聞いてきた。
「俺とジャックと協力してソウタ倒そうぜ」
「いいわよ」
「恩にきるぜ!」
「じゃ、行ってらっしゃい!」
ブニャットの腹に突き飛ばされソウタに一直線に飛んでいく。
「またかぁぁぁああああ!!!!」
叫びつつも呆気にとられているソウタの首にしがみついた。
「くそっ!放せ!」
ブンブン体を振り回すソウタにしがみついているのは本当に疲れる。だから無理矢理押し倒し、手を掴みジャック達がいる方にぶん投げた。
(ソウタは操らせてもらうぜ!)
ジャックがソウタの後頭部に拳を叩きつける。
「《マインドコントロール》!」
(あれ?ソウタを操れない?俺の洗脳にかからないのは桁外れの精神力か誰かに操られてるか…まあ、コイツに限ってそれはねえか…)
ジャックはフッ、と笑うとソウタを念力で何度も壁にぶつけた。さっきの後頭部のダメージが大きかったのかあまり抵抗できていない。
「止めはあたしが!」
ブニャットが勢いよくその巨大な腹でソウタを闘技場の壁にめり込ませた。
「これで心置きなくお前らと戦えるな」
「そう焦るなって。まだまだ時間あるんだし楽しもうぜ!」
「イーブイ、そんな悠長なこと言ってる場合じゃないよ!」
ブニャットが俺に言った。
「確かに、な」
ジャックが同意するように言った。周りを見回すと観客達が手にした飲み物やポップコーン等を投げている。
「うん…早く決着つけようか」

ガゴン…

「ガゴン…?」
音のした方を恐る恐る振り返るとソウタが鬼の形相で起き上がっていた。しかもメガ進化して。
「じぇじぇじぇ!まだ動くか!」
「そのネタ古いよ」
ジャックの『じぇじぇじぇ』にブニャットがツッコむ。
「うるせえ。━━お前がメガ進化するなら俺もさせてもらうぜ」
ジャックの体が光始めやがて見えなくなった。そして光が消えメガ進化したジャックが現れた。
その姿はまるで…まるで━━
「ウェディングドレスじゃん!」
「わははははははは!!!!」
ブニャットと俺に大爆笑され怒りぎみのジャックは力任せにソウタの腹を蹴り飛ばした。
「うぐ…」
くぐもった、苦しそうな声。
「悪いソウタ。《クイックインパクト》!」
ソウタの鼻っ柱にリミッター解除した技を当て気絶させる。
「あ、危なかったな」
俺は地面に突っ伏しているソウタを見ながら言った。すでにメガ進化は解かれていて通常の姿に戻っている。
「さて…お前ら離れろ」
ジャックが手をヒラヒラさせて言った。何度見てもやはりウェディングドレスに見える。
「ここからが本当の決勝よ」
ブニャットがもといた位置に戻りながら言った。

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
作者「ポケモンピクロス楽しー」
リーフィア「!!」
サーナイト「!!」
ミミロップ「!!」
作者「どうした?ビックリマーク三連発して?」
ミミロップ「だってアホの子作者がピクロス楽しいって言うなんて!」
リーフィア「えらいえらい」
作者「バカにすんな!ポケトルだってできるわい!」
サーナイト「!!」
ミミロップ「!!」
リーフィア「!!」
作者「もうヤメイ!次やったら登場回数減らす!」
ミミ・サー・リー
『作者さいてー。見損なったー』
作者「なんとでも言え」
だんご3 ( 2016/10/06(木) 01:41 )