探検隊ツヨイネの航海録












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一章 新しい冒険への誘い
1話 不思議な噂
ダークマターを倒してから一年後俺達は中2の夏休みを迎えた。
心も体も成長し、年も一つとった。

そして今回の物語は学校からの帰り道から始まる。


「いやー、今日から夏休みだなぁ」
「イーブイ君は呑気でいいよね…来年は受験があるのに」
ルカリオがふぅ、とため息をついた。
「あん?何言ってんだよ。俺、受験しないぜ?」
「な!その言葉そっくりそのまま返すよ!受験しない!?何考えてんだよ!?」
何故か分からないがエルが突然キレだした。
「受験しないとなると将来はどうするのよ?結婚した後稼ぎは全部奥さんに任せるの?私はそれでもいいわよ」
「ロコン…お前は何を言ってるんだ?俺はヒモになんかならないぞ!探検家として生きていくんだ」

(イーブイ…鈍感すぎるよ…byルカリオ)

「あ、その手があったか」
アブソルが納得というように手をポンと叩いた。
「やっと家が見えてきた」
ルカリオが言った。元は俺達、ブイズ家の家だったのがなんかシェアハウスに変わってしまった。
「競争だ!」
いつもはクール(?)なブラッキーが走り出した。一刻も早くクーラーの効いた部屋に入りたいと言わんばかりの速さで。
「あ!待って!」
「ずりいぞ!」
等々、口々に言いながらブラッキーを追いかける。

―家―
「涼しいわ〜」
家に入った瞬間からひんやりとした冷気が俺を包み込む。
「お兄ちゃん達お帰り〜」
リーフィアがアイスを食べながら来た。
「あ、なんかお兄ちゃん宛に手紙来てたよ」
蔓を伸ばして手紙を俺に渡す。
「なんだろ?」
『7月20日 13:00にリーダーと副リーダーの方はギルドまでお越しください』
「1時って後10分じゃん!」
俺は急いでギルドまで向かうがリーフィアに呼び止められた。
「待って!副リーダーもだよ!」
「副リーダーって誰だっけ?」
「僕だ!」
エルが飛び出した。
「い、急ぐぞ!」
「お、おう!」
しったかたったか走ってギルドに着いた。








―ギルド―
「ひぃ、ひぃ…つ、着いた…」
リミッター解除の全力ダッシュしたら吐き気がするほど疲れた。
「ちょ、イーブイ…置いてかないでよ」
「ちゃんと時間までに着いたぞ」

12:59

「ギリギリじゃん」
「間に合ったならいいさ。ほら、始まるよ」
エルはコクリと頷いた。
「えー、お集まりの皆さん。今日は重大なお話しがあります」
司会のヨノワールが話し始める。
「なんだ、なんだ」とざわつき始める。
「奇妙な噂が流れ始めましたが、それはまだ誰も発見したことのない島だそうです。場所、は海です」
「海か…」
「噂によると7つの島を廻り宝玉を集め、世界のどこかにある祠に納めると『輝く島』が現れると言います」
「輝く島?そこに何があるって言うんだ!?」
「莫大な富です!」
『おおおお!!』
その場にいるもの全員が感嘆な声をあげた。
「ここに呼び集めた皆さんは有名探検隊ばかりですので私は期待しております!」
ヨノワールがキザな仕草でお辞儀をした。
「帰ろうぜエル」
「うん」
そうして俺達はギルドから出た。
帰り道で俺達は輝く島について話し合った。
「エルはどう思う?」
「僕?行ってみたいな」
「莫大な富だぜ!金はいくらあっても困らないからな!」
「でも、海だからなぁ…」
「ミミロップに船作ってもらおうぜ!」
「それだ!」
俺達は急いで家に帰った。

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
作者「第二部始動!」
イーブイ「イエイ!」
エル「今度は海が舞台かあ」
作者「君達は船酔いとかあるの?」
イーブイ「船乗ったことないからわかんない」
エル「イーブイと同じだよ」
作者「僕もわかんない」
イーブイ「んー、まあ大丈夫っしょ」
エル「多分ね」
だんご3 ( 2016/07/23(土) 11:57 )