探検隊ツヨイネの日常










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八章 子孫と仲間と暗黒物質
72話 vsダークマター 《最終決戦!第三形態》
「俺を呑み込んだのもそうなるためか?」
「ああ、その通りだ」
体格、気迫(これは自分で言うのはちょっと…)そして声が俺と同じだ。
違うところと言えば目の色。俺の目は黒色、あっちは真っ赤。目を瞑ればどっちがどっちだか見分けがつかなくなる。
「くくく…諦めたらどうだ?今のやり取りの間にも町は世界は崩壊していってるんだぞ」
空は真っ黒な雲に覆われ雷鳴が轟き雨が降りだした。
「悪いけど、少なくとも俺はこんなところで諦めたりしないから」
「往生際の悪い…」
ダークマターがこっちに駆けてくる。俺もダークマターに向かって走り出す。
「ハアッ!」
「だりゃ!」
俺達の拳が同時にぶつかり衝撃波が生まれる。
「《草笛》!」
後方からリーフィアの声と共に優しい音色が聞こえてきた。段々力が湧いてくる。
「リーフィア?」
「パワーアップだよお兄ちゃん!」
「ありがと!」
「あ、でももう少し私にやらせてほしいな!」
突如、音色は激しい旋律に変わった。地面から蔓が伸びダークマターを攻撃する。
棘の生えた蔓━━茨の鞭がダークマターの体を引っ掻き、太い蔓でダークマターを押さえ込む。
自分がやられるのを見ているようでなんだか切ない。
攻撃の中ダークマターが片手を上げた。すると、蔓が一斉に消えた。
「リーフィア!」
ブースター兄ちゃんの叫び声が聞こえる。
振り返るとリーフィアがの胸に槍が突き刺さっている。刺さったところからは鮮血が噴き出している。
「これで厄介なガキは減ったな」
「てめえ!よくもリーフィアを!」
ブースター兄ちゃんが鬼の形相で突っ込んでいく。
「兄ちゃんやめろ!」
だが俺の忠告を無視して一匹ダークマターに挑む。
「電気ショック」
ダークマターの手から電気が発射され、兄ちゃんを直撃する。だが、兄ちゃんは怯むことなくダークマターの顔面に炎のパンチを叩き込む。吹き飛ぶダークマターを追いかけ、胸ぐらを掴み火炎放射を撃つ。
「熱っちい!!」
俺をコピーしたせいか感情が発達したようだ。
「はっ!リーフィアのほうが痛ーんだよ!」
「それがどうした…死ぬときに痛いのは当たり前だ…まあ、例外はあるがな」
「ごちゃごちゃうるせえんだよ!」
続いてギガインパクトを腹に撃ち込む。
「グボアッ!」
上空に飛んだダークマターを追いかけようとするが、反動で動けない。
「僕に任せて!」
ツタージャが俺の頭を踏み台にしてダークマターまで飛んだ。
「母さんのかたき!」
ツタージャのリーフブレードがヒットし、地面に墜落する。
ツタージャがダークマターの上に乗りとどめをさそうとする。
「こんなものか…」
ツタージャの背中から黒く尖ったものが飛び出し血が吹き出る。
「母…さ…ん」
ツタージャはドサリと倒れた。
「《シフトチェンジ》」
俺の位置が急に変わりダークマターのいた場所に立っている。
「死ね」
「危ない!エル!」
アリシアがエルの前に身を踊らせ、ダークマターの攻撃からエルを守った。
「アリシア!何で僕を庇って…」
「後輩を助けるのが先輩ってもんでしょ?」
「友情ごっこは嫌いだ」
再びダークマターの槍がエルめがけて突かれるが、そうはさせまいと俺がダークマターを突き飛ばした。
「ぐわっ!?」
かなり強く突き飛ばしたためか塔から落ちそうになる。ダークマターに足を掴まれなんと俺まで落ちそうになった。
「くそ!落ちろ!」
「断る!」
さっと上り皆のところに戻る。
「勝ったよ俺達!」
「騙されるな!そいつは偽者だ!」
「分かってるよ」
ルカリオの手刀がダークマターの首に刺さり首が落ちる。
「なぜ…バレた?」
「雰囲気さ…イーブイとはなんか違ってたからね…」
「ふん…我に勝ったのは誉めよう…だが直に世界は終わる」
「どういうことだ?」
俺の質問にニヤリと笑った。
「上を見てみろ」
空を見上げると巨大な隕石が迫ってきている。
「なんだあれ!?」
ブースター兄ちゃんが慌てふためく。
「くくく…あれは貴様らの祖先が生まれた時の事件の隕石だ」
「なんでそんなのがここにあるんだ!」
「偉大なお方によって出してもらった…」
「昔の物っていうことは時間操作能力が必要になる…ディアルガか?」
「くくく…ハズレだ」
「誰だ?言え!」
「無理な話しだ…我はもう消え…」
ふあっ、と風が吹きダークマターの体は塵となって消えた。
「さて、あの隕石はどうする? あ、落ち着いた声してるけど内心めっちゃ慌ててるから」
俺は皆に対処法を聞いてみた。
「どうしようもないよ…」すると、一番諦めなさそうなエルが言った。
「おおっと!君達がそんなネガティブになっていいのか!」
「誰だ!?」

「僕らは君達の味方だよ♪」

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
作者「後、二、三回で終わるぅー」
リーフィア「じゃーん!刺殺されたリーフィアだよ!」
ツタージャ「やあ。刺殺されたツタージャだよ」
アリシア「はあい!刺殺されたアリシアよ」
作者「ははは…刺殺おめー」
リーフィア「元気ないね」
作者「後二、三回で完結じゃぁ…」
アリシア「え!?私全く出てない!」
作者「ドンマイとしか言えない…」
ツタージャ「二部作とかあるよね!?」
作者「わかんない…」
ツタ・アリ・リー
『二部作を書けー!!!!』
作者「多分…」
だんご3 ( 2016/07/22(金) 00:28 )