探検隊ツヨイネの日常










小説トップ
七章 不幸の塔へ
68話 呪縛からの解放
「いくぞ!」
俺の一言で戦闘が始まる。
「ふんっ!」
バシャーモの放ったブレイズキックがリーフィアを狙う。
「おらっ!」
それをブースター兄ちゃんがパシッ、とキャッチして敵陣に放り投げた。
「あ、ありがと!」
「危ない時はお互い様だろ」
「そ、そうだね///」
「何照れてんだよ」
「ちょっと!のんびり話してる暇はないわよ!」
ミミロップが注意しながらも自分に飛んでくる技を弾き返す。






「兄さん!」
ジャノビーはツタージャのリーフブレードをかわし、蹴り飛ばす。
「くあっ!」
吹っ飛んだツタージャをジャローダが受け止める。
「母さん…」
「あんたは下がってなさい… さあ、ジャノビー戦いましょうか!」
「お前みたいなババアには負けないけどな」
「ババ…!母親に向かってその口の聞き方はなんです!」
「俺はあんたを母親なんて認めたことはないぜ」
「なら、認めさせるまでよ!」
「やってみろよ!」
そして母親vs子の戦いが幕を開けた。
先手はジャローダのリーフストームによって始まった。
「ぬるい!」
回避され一瞬で間合いを詰められる。
「くっ!」
ジャノビーのリーフブレードがもろに胸に入り鮮血が散る。そして、成り行きを見守っていた俺が参戦。
「ツタージャ!ジャローダを連れて下がってろ!」
「う、うん!」
「久し振りだな」
俺達は互いに睨み合う。
「悪いけど剣使わせてもらうから」
「じゃあ、こっちはリーフブレードを使おうかな」
ジャノビーが言い終わらないうちに突っ込み斬りかかる。だが、リーフブレードにガキン、と弾かれた。瞬時に一歩下がる。
「一筋縄じゃいかないってことか…」
「当たり前だ。これでも一応暗殺団の団長だからな」
「お前の肩書き何か興味ねえよ!」
再び突っ込んで行くが今回は作戦がある。
「そらっ!」
降り下ろした剣を鮮やかに回避して俺の腹にリーフブレードを突き立てる。
「かはっ!」
俺はその場にうずくまり小さくポンと音をさせて消えた。
背後から斬ろうするがジャノビーには気づかれていた。
「甘い!」
「ちくしょっ!」
ジャノビーに腹を殴られ壁際にまで飛ぶ。
「一回見た技は忘れないんでね」
ニヤリと笑い俺を煽る。
「本気でいくわ…覚悟しろ!」
「へえ、楽しみだね」
リミッターを解除し、時を操作する。
「なんだ?」
ジャノビーの動きをゆっくりにして、懐に潜り込む。
「どうした?遅いぜ!」
「く、そっ!」
ドスッ、とジャノビーの腹に剣を突き刺す。
「兄さん!」
「ジャノビー!」
「あ!しまった!」
「ぐ、………か…あさ…ん?」
「ジャノビー?」
「母さんごめんよ…俺が不甲斐ないばかりに…敵に操られちまって…げほっ!」
「あんまり喋らない方がいいぞ」
「いいんだ…どうせ死ぬんだから…ツタージャ…大きくなったな」
「そんなこと…ないよ」
「おい、イーブイ…クロとアリシアも操られてるぞ…強い衝撃を与えれば……」
言いかけてジャノビーはそれっきり動かなくなった。
「兄さん!」
「ジャノビー!」
ツタージャとジャローダが泣く。
「ごめん…」
「こんな時だからしょうがないよ」
「ジャノビー…何一つ母親らしいことしてあげられなくてごめんね…」
ジャローダ涙を流して謝る。
「イーブイ。あんたは仲間を助けに行きな」
ジャローダがぼそりと俺に伝えた。
「わかった。行ってくる!」
だっ、と駆け出し皆のところに行く。
「大丈夫か!?」
「うん。まあまあかな」
ルカリオ波動弾を撃ちながら答える。
「皆聞いて!クロとアリシアは操られてるんだ!何か強い衝撃を加えれば元に戻るかも!」
「そ、そうなの?」
エルも攻撃を回避しながら聞く。
「多分だよ!」
俺はエルの助太刀に入りアリシアの攻撃を受け止める。
「俺らはこっちでやろうぜ!」
アリシアを投げ俺もそれについていく。
そして蹴りあげようとする。
「イーブイ…私を蹴るの?」
「ッ!?」
一人称をあたしから私に変えグレイシア姉ちゃんの真似をする。一瞬戸惑い攻撃できず逆にダメージを負う。
「てめえ、姉ちゃんの真似なんかするんじゃねえ!」
姉ちゃんは死んだんだ、と自分に言い聞かせ、リミッターを解除した波動弾を放つ。
「きゃあ!」
アリシアが後ろにのけ反り隙をつくる。すかさず詰めアイアンテールをお見舞いする。
「これで最後だ!」
剣の側面で野球のようにかっ飛ばし壁に激突させる。
「ぐ…」
「アリシア?」
肩を揺すって起こす。
「ん…エル?」
「え?いや、俺はイーブイだけど」
「そうなの。ごめんなさいね。えと、クロはどこかしら?」
「あそこにいるけど操られてるぜ」
「そう…全部思い出したわ。クロ!起きて!」
しかしクロは聞く耳を持たずエルとルカリオと戦っている。
「起きろ!」
アリシアのグーパンがクロの顔面に突き刺さり後方に吹っ飛ぶ。
「何するんだアリシア!」
「いい加減目を覚ましなさーい!」

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
作者「ジャノビーが死んじゃいましたー。それとお詫びに僕のケータイがこれ以上文字を打てないので中途半端なおわり方になってしまいすいませんでした」
ジャノビー「俺の時軽くね?」
作者「そうかい?」
ジャノビー「いや、絶対そうだって!サーナイトの時、《サーナイトファン》っつってただろ!」
作者「んー忘れたなー」
ジャノビー「俺の痛みを思いしれ!リーフブレード!(サクッスパッ」
作者「ぎえええええ!!」
ツタージャ「兄さん、落ち着いて」
ジャノビー「チッ、分かったよ」
作者「あ、今晩も更新するから宜しく!(眠くならなければ)」
ジャノビー「お前不死身かよ」
作者「この中ならね」
だんご3 ( 2016/07/18(月) 17:30 )