探検隊ツヨイネの日常










小説トップ
五章 楽しもうぜ!夏休み!
55話 夏祭り!《ダンス編》
―前回のあらすじ―
屋台をそれなりに楽しんだツヨイネ御一行はフォークダンスをする。
イーブイはロコンと踊るがちゃんと踊れるのか!?



















「始まるまで後五分か…」
俺はため息をついた。さっき咄嗟にロコンと踊る何て言ったことを後悔している。
何でかって?
俺、ダンスについて何も知らないんだよね…
「おう、イーブイ。誰と踊るんだ?」
サンダース兄ちゃんが笑いながらやって来た。
「俺は、ロコン。兄ちゃんは?」
「俺は…シャワーズだ」
「………シャワーズだ、でしょ?」
「何で、分かった?」
「兄ちゃんがそういう顔してくる時は大抵姉ちゃんが絡んでるから」
「そうか。おっと、そろそろ始まるぜ。じゃな!」
兄ちゃんはさっさと行ってしまった。
「行くか…」
よっこらせ、と立ち上がりロコンとの待ち合わせ場所まで移動する。



「おーい!こっちこっちー!」
ロコンが手を降って呼ぶ。
「ロコン…俺踊れないからな?」
「大丈夫よ。私がエスコートしてあげるから。じゃあまず立って」
「立ってるよ?」
俺は首を傾げた。
「二足歩行ってことよ」
「あ、ああ」
ふらふらと危なっかしく立つ。ロコンは今までずっと二足歩行でしたって感じだ。
「おっとと」
ロコンに掴まりバランスを取る。
「始まるわよ」
ロコンが呟いた。軽快な音楽が流れ始め俺の周りにいるポケモン達が皆踊り出した。
「さ、私達も」
「だから!知らないって!」
「もう!じゃあ私の腰に手を置いて!」
「次は?」
「いくわよー、はい、ワン、ツー、ワン、ツー」
俺はロコンに合わせてぎこちなく足を動かす。
「ねえ?ダンスってもっと戦いみたいに激しくないの?」
俺の質問に対しロコンはため息をついた。
「いい?ダンスはねペアとの信頼関係やら何やら色々必要なの。わかる?」
「バトルだってお互いの信頼関係必要な時あるぜ?」
「まったく…いいわ、早く踊りましょ」
その後も俺達はくるくる回ったり上げた腕の間を潜り抜けたりと色々やって終了した。
「ふぅー終わったー」
俺がぐったりして座っているとグレイシア姉ちゃんが来た。
「次は私よ」
「え?」
それから一時間半ぶっ通しで躍り続けた。
相手はどんどん変わりグレイシア姉ちゃんの次はアブソル、その次はミミロップ最後に師匠と踊った。
師匠とミミロップとはどうやって踊ったかって?
ミミロップの発明品《反重力装置》っていうのを使って体を浮かせたんだ。
「うー…疲れたー…誰か抱っこしてくれー」
「よっこらせっと」
ルカリオが抱っこしてくれた。
「サンキュー…」
力なくお礼を言う。
「あ!来週から学校だ!」
ブースター兄ちゃんの一声で学校組の夏休み気分は全てぶっ飛んだ。
「新学期…かあ…」
「めんどくせー」
「だるいわあ」
等々学校に対する不満をぶちまけた。

■筆者メッセージ
えー、五章が終了致しました。長かったような短かったような…
ただ一つ確実に言えることそれは…五章の最終話(この話し)が短かったことです。
言い訳になりますが言わせてください…
「ダンスとかあんまり知らないし」
じゃあ、何で書いたって話しですよね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
次章もお楽しみに!
だんご3 ( 2016/06/30(木) 02:30 )