探検隊ツヨイネの日常










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三章 伝説への挑戦
34話 グレイシアvsレックウザ
―始まる前にお知らせ―
今回はグレイシアを主人公にします。vsサンダー達の時のように『〜姉ちゃん』と書くと長くなるので…という事です。


「さあ誰が来るんだ?」
レックウザはゆったりと体を伸ばしながら言った。
「頼んだよグレイシア姉ちゃん。一番有利なのは姉ちゃんだ!」
イーブイはニコッと笑って私の背中を軽く押した。
「わかったわ。ついでに新技を試したいしね」
私はニヤリと笑った。そして仲間の輪から抜けレックウザの前に立った。
「お主が戦うのか…よかろう全力でかかってこい!」
レックウザが吠える。それと同時に竜の波動をとばしてくる。私は横に跳んでかわす。続けて竜の怒りを放つ。レックウザの口から出た光線は怒れる竜のような形相で迫ってくる。私は氷の礫で相殺する。小さな爆発が起こり砂煙が辺りに舞う。私はほぼ確実に当たる技、粉雪を使った。辺りに雪が舞い散り砂と雪で不思議な景色にする。しかしレックウザのエアロックによって天気は変わらない。それとこれも一応技なのでレックウザにダメージを与える。ついでにレックウザの腕を凍りつかせた。レックウザは火炎放射で凍った腕を溶かし始めた。私は狙いを定め吹雪を繰り出す。氷を溶かす事に夢中なレックウザは吹雪に呑み込まれた。
「あはは。終わったー」
私は皆を連れて階段を上ろうとしたときレックウザの体が光始めた。
「あんたまでメガ進化するの!?」
レックウザはお前を倒すためだ、とでも言わんばかりにドラゴンダイブて突っ込んできた。避けきれずに私の体は宙を舞う。
「姉ちゃん!」
イーブイや皆の声が聞こえる。レックウザの声も聞こえる。
「その娘は負けた。さあ帰るがよい」
「何言ってんのよ。このトカゲ擬きが!」
私はレックウザの背後を取る。ミミロップが運んでいた私の『身代わり』がポンッと音を立てて消えた。
「いくわよ私の新技!《氷雪剣》!」
私は氷で造り出した剣でレックウザの背中を切り裂く。そこから血は出ずに切った場所は凍りついた。
「貴様!そんな技はポケモンとしてあり得ないぞ!」
「確かにあり得ないわね。けどこれは小説よ?作者が決めれば何でも出来るのよ!」
「ぬう…メタいな…しょうがない俺も封印していた技を使うか…昔使ったら皆にズルいと言われてな。喰らうがいい!ポケモンの常識を覆した娘よ!」
レックウザは格好をつけて叫ぶ。剣を強く握りしめレックウザに近づく。レックウザは口を大きく開け火炎放射を撃つ。私は軽く横に移動して炎を剣で切り裂く。炎は消えたが剣も溶けてしまった。再び生成しようとするがレックウザが邪魔する。
「あの剣は造らせんぞ!貴様を溶かしてやる!《火炎弾》!」
レックウザの口から火の玉が数発出てくる。どの玉もかなりのスピードで迫ってくる。火の玉の間を縫うようにかわし、冷凍ビームを撃つ。レックウザの顔に当たり一瞬怯む。その隙を逃さずに集中して剣を造る。レックウザが体勢を体勢を立て直した時には私の手に剣が握られていた。
「よくもやったな。全ての準備は整った!さあ死ぬがいい!《ビッグバン》!」
レックウザは小さな光の玉を投げる。それを剣で切る。私は一生涯後悔するような体験をした。玉を切った瞬間、玉の大きさからは想像もつかないような大爆発が起きた。爆発の中心にいた私は痛さと熱さに苦痛の声を上げた。爆発が終わった後私は地面に倒れていた。皆が私の周りに集まる。ポタッポタッと私の頭に何かが落ちる。それと誰かが泣いている。そうか、これは涙なのか。泣いているのは声で考えるとイーブイ。私のために泣くなんて。たとうとしたが力が入らない。たつために掴める物を探していた。気がつくと私はまだ剣を握っていた。剣を地面に突き刺し気力と根性で立ち上がる。
「ほう…まだ息があったとは。たいしたものだ」
「イーブイ…私のために泣いてくれるな…」
私はそこで言葉を失った。倒れていた時に頭に落ちるかた涙は悲しみ出はなく欠伸の時に出た物だったようだ。
「イーブイ…よくも…よくも私を騙したわね!!」
私は怒りに任せて剣をレックウザに投げつける。剣はレックウザの尻尾に刺さる。さらに全神経を集中させ『凍れ』と一言呟いた。剣から冷気が発生し物凄い勢いでレックウザを凍りつかせる。火炎放射で溶かそうとするが間に合わない。頭のてっぺんまで凍るとゴトンと大きな音を立てて地面に落ちた。
「はあ…やっと終わった…あっ、そうだ。イーブイちょっと来て」
「なんだい?」
「あの涙は嘘だったの?」
「そんなわけないじゃん」
「姉ちゃんが負けそうだから泣いちゃったんだよ」
「負けそうだった?何で私が負けてないってわかったのよ?」
「あっ、えー、そのー、早く行かないとおいてかれるよ!」
「あっ!待ちなさい!」
「やだねー!」
そうして私達は次の階層へと向かった。待っていたのはパルキアとディアルガだった。ということはここから先の相手がシンオウ4伝説という事になるのか…

■筆者メッセージ
剣を持ったグレイシアは二足歩行だと思ってください。よろしくお願いします。
オリ技を使う場合には《》を着けます。
だんご3 ( 2016/05/22(日) 02:04 )