探検隊ツヨイネの日常










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三章 伝説への挑戦
33話 グラードン・カイオーガvsエル・ニンフィア《後編》
―前回のあらすじ―
グラードン達との戦闘に勝ったと思ったエルとニンフィア。だがしかし、グラードン達は《原始回帰》を発動させる。進化でもなくメガ進化でもない…
原始回帰とは一体何なのか!?


「何だよその姿?」
僕は怯むことなく聞く。ちらっとニンフィアの方を見ると微かに震えていた。
「これは原始回帰と言うものだ。お前達はさっきの姿が本当の姿だと思っていただろう。だがあれは弱くなった姿でしかない」
「どういう意味だ?」
「簡単に言えば昔の最盛期に戻ったのだ」
「つまり私達の力は単純にさっきの20倍」
カイオーガが口を挟む。
「嘘…でしょ?」
ニンフィアが誰が見てもわかるほどに震えている。
「ニンフィア!僕が変わるよ」
ブラッキーが交代しようとしたがカイオーガに止められる。
「交代は無しだ。全滅するまで終わらない」
「ニンフィア、僕が前線で戦うから後ろからの援護よろしくね」
「任せて」
ニンフィアは少しだけ震えが収まったように見える。軽く深呼吸をしてグラードンに向かって走り出す。
「うおおおぉぉぉ!!!」
喉が裂けそうな位の声で叫ぶ。原始回帰する前に使った大地の力でグラードンの周りの地面が砕けていた。グラードンは破片を掴み、僕に投げつけてくる。スライディングで避けたりジャンプで回避したりする。一度僕の頬を破片が掠めた。パックリと傷口ができ血が流れてくる。血を手で拭いスピードを上げる。後数メートルというところで邪魔が入る。カイオーガが水の波動で攻撃してくる。前方からはグラードンの巨大の爪が迫ってくる。片方だけならかわせる。だが二つとなると片方かわしてもう片方を受けることになる。グラードンの爪を受けたら死を覚悟するしかないだろう。カイオーガの水の波動も威力が低いとはいえ伝説のポケモンが放っている。
当たったらひとたまりもないはずだ。爪をかわそうと思い体を無理矢理捻る。水の波動がすぐそこまで迫っている。
(もうダメだ!)
と思った時波動を書き消すかのように技がぶつかる。
凄まじい爆発音でこのフロアにいる全員が怯んだ。一番最初に立ち直ったのは僕だった。グラードンの顔に噛みつく。グラードンは痛みに吠える。すぐ近くで聞くと鼓膜が破れそうだ。僕は我慢していたがついに振り落とされてしまう。
地面に向かって落下していく最中にカイオーガの頭上まで届く事を確信した。少しずつカイオーガに寄っていき素早く体勢を立て直す。両手を前に突きだしキリモミ状に回転しながらカイオーガの脳天目掛けて飛び込む。
「喰らえ!《スクリューダイブ》!!」
カイオーガは湖底に身を隠そうとするが僕のスピードは落ちずに湖に着水する。コンクリートにぶつかったような衝撃だったが歯を食い縛って我慢する。カイオーガを見つけ多少速度は落ちたが頭に当てる。息が苦しくなり急いで地上を目指す。
「ぷはあっ!はあ…はあ…」
グラードンの方を見るとグラードンも倒れていた。ニンフィアにどうやったのか聞いた。
「エルが飛び込んだ時に凄い量の水しぶきがおきてグラードンと私の視界が悪くなったの。けど私、目はいいからグラードンの位置がわかって顔面にムーンフォースを叩き込んだの!」
ニンフィアは満面の笑みで話していた。
「グラードン!聞きたいことがある。」
僕は呼び掛ける。グラードンはムクリと起き上がり頭を押さえる。
「最近の子供は物騒だ!至近距離で高威力の技を思いっきり撃つし。で?聞きたい事ってなんだ?」
「後どんぐらい戦うんだよ」
「えーっと…1、2、3…5匹だ」
「そんなに戦うのかよ。まあ、どうせ戦うの僕じゃないしね」
「お前意外とひでえ奴なんだな」
グラードンはハハハ!と大声で笑った。
「いやはや誉めてくれてありがと」
「誉めてないから!!」
グラードンはビシッと突っ込みを入れる。僕達は仲間の目など気にせず数分間笑い続けた。
「あー、面白かった!」
グラードンは涙を拭いて言った。
「ま、こっから先の連中には気を付けるこったな。特にシンオウ4伝説にはな」
グラードンの表情が真剣になる。僕達を心配してくれてる。
「わかった。気を付けるよ。で?その4体って?」
「ディアルガ・パルキア・ギラティナ・アルセウスだ。ディアルガは時間をパルキアは空間を司る。ギラティナはこの世の反対側の世界を支配している。アルセウスはこの山の主であり世界を造り上げた奴だ。でも心配すんな次はレックウザだから。だけど油断は禁物だからな!」
「ありがとうグラードン」
「礼にゃおよばねえぜ」
「ああ、また来るから!じゃあね!」
「おーう!頑張って勝てよー!」
僕達はグラードン達に別れを告げ新たなるフロアへ足を運んだ。そこにはグラードンが言った通りレックウザがいた。

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―

作者「感想が欲しいなあ…拍手メッセージでもいいから欲しいなあ…」
イーブイ「貴様!何をボヤいている!(バキイッ」
作者「ぐはあっ!何すんだよ!」
イーブイ「感想が欲しいだなんだ言ってねえで文章力の向上を目指せよ!そしたら感想来るはずだよ!」
作者「ほんと?」
イーブイ「ああ」
作者「ほんとのほんと?」
イーブイ「ああ!」
作者「ほんとのほんとのほんと!?」
「そうだっつってんだろ!(バキイッ」
作者「ぐあああぁぁぁぁ!!!(キラン☆」
イーブイ「バカ作者は星になりました。ですがまた戻ってくるでしょう。その時は暖かい目で見守ってください。では次回はvsレックウザ!お楽しみに!」
だんご3 ( 2016/05/20(金) 01:37 )