探検隊ツヨイネの日常










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二章 記憶の欠片
24話 戻った記憶
―前回のあらすじ―
サーナイトからミミロップまでの話しを聞いたイーブイだが記憶は全く戻らない。
それどころか疾風の星騎士暗殺団がやって来た!
記憶のない状態でイーブイは戦えるのか!?








「イーブイ!家の中に逃げろ!」
僕は叫ぶ。
イーブイが家の中に入ろうとするとジャノビーがドアを閉める。
「おっと!そっちには行かせないぜ?」
ジャノビーはイーブイの手を掴みジュプトルの方へ投げる。
「ひえええええ!!!」
イーブイはジュプトルに蹴られ再び家の壁に激突する。
なかなか起き上がってこない。
「も、もしかして死んだ…?」
僕らは家の外に飛び出しイーブイの周りに集まった。
「イーブイ!」
何度も何度も呼び掛けるが反応はない。
「はははははは!!お前らのリーダーは死んだ!諦めろ!」
「誰が諦めるって?」
全員の目がイーブイに集まる。
「俺、復活!!全部思いだしぜ!」
皆を家から呼び出し喜びあう。
「随分やってくれたじゃねえか。覚悟はできてんだろうな。」
ジャノビーに飛びかかろうした瞬間ツタージャが叫んだ。
「兄さん!」
ピクッとジャノビーが反応する。
「兄さんだって?君達兄妹?」
僕は不思議そうに聞く。
「ふん。俺はこんなやつ知らないな。」
「そんなの嘘だ!その胸の傷は兄さんのだ!」
確かにうっすらとだがジャノビーの胸には傷痕がある。
「ねえ兄さん…忘れちゃったの?僕だよ妹のツタージャだよ。」
「まてまて、お前が来たときは男の子が欲しかったかけど女の子が生まれたから『僕』を使えって言われてんだろ?」
「うん…家は皆男が欲しかったんだって。だけどお母さんは反対したんだ。お父さんの方が強くて…ダメだったんだ…」
ジャノビーに歩み寄ってくツタージャ。
だがジャノビーは後退りしている。
「こっちに来るな!」
ジャノビーは叫ぶがツタージャは走り出した。
ジャノビーのパンチをもろに受けたツタージャは僕達の方まで飛ばされてきた。
「兄…さん」
ツタージャはそう言い残すと気絶した。
「そうか…お前ら兄弟だったのか。だけど妹に手をあげるなんて最低だな。俺にもうるさい妹が二匹いるけどそれなりに仲良くやってるぜ。」
イーブイが言うとリーフィアとニンフィアの顔が赤くなった。
『私達うるさくないもん!』
反論するがダンジョン内では相当うるさいと皆は知っているが何も言わなかった。
「じゃあ始めようか。」
ジャノビーが言った途端イーブイは物凄い速度で突っ込んで行きジャノビーの背後を取る、がジュプトルに邪魔される。
「ちっ!邪魔なんだよ!」
アイアンテールでジュプトルの腹を殴り飛ばす。
連続でジャノビーに尻尾を当てようとして振り向くが誰もいない。
背中に強い衝撃を感じ吹っ飛ばされ、僕達のいる方まで飛んできた。
「痛ってー…」
イーブイは背中を擦りながら起き上がった。
「何度来ようと無駄だ。やれ!ジュプトル!」
ジュプトルはコクリと頷くと大量の葉っぱカッターを飛ばしてきた。
それをイーブイは片手で全てを受け止めグシャリと握り潰す。
「こんなんで俺を倒せると思ってんの?」
ジュプトルは鼓膜が破れそうなほどの大音量で叫んだ。
そして手を天に掲た。
何をするのかと思っていると通常の葉っぱカッターよりも巨大なカッターを作りだしイーブイに投げる。
一発目は余裕の表情でかわしたが二発目は危なっかしく身をくねらせて回避した。
三発目はかわしきれずに体の上半身と下半身にわかれた。
『イーブイ!!』と皆が絶叫する。
しかし真っ二つになったイーブイはポンと音をたてて消えた。
「は?」
ジャノビーが辺りを見るがどこにもいない。
「さっきのは身代わりさ。本物はここだよ!」
イーブイの声のする方に目を向けるとジュプトルの後ろに立っていた。
「喰らえ!ギカトンパンチ!」
パンチはジュプトルの胸に当たり胸に穴が開く。
『はああああ!?』
一同がイーブイが半分になったときよりも大きな声で叫んだ。
「お、俺はただ…」
言い終わらない内にリーフブレードで斬られそうになるがギリギリかわしたが頬が切れた。

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
イーブイ「あっ!皆久し振りー!」
エル「イーブイ。僕から一つ質問良いかな?」
イーブイ「全然いいよ?」
エル「ギカトンパンチってなに?」
イーブイ「ああ、メガトンパンチの強化版だよ。」
エル「えー?僕達イーブイ族ってメガトンパンチは覚えにないよね?」
作者「この小説は普通のゲーム設定無視してる事が多いから。」
イーブイ「はあ…、そうですか…あ!後次の話しからは俺が地の文役になるからよろしくな!」
だんご3 ( 2016/05/07(土) 19:52 )