探検隊ツヨイネの日常










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一章 中学校生活の始まり
4話 ダンジョンへ行こう!《中編》
ここは、悲しみの森B2階。
ここら辺に出てくるポケモンは強くない。
そういえばダンジョンのポケモン達が襲いかかってくる理由を教えてなかったな。
ダンジョンにいるポケモンは俺達とは違い理性がぶっ飛んでしまっている。
つまり本能のまま、敵を排除しようとするわけ。
でも縄張りに入らなければあんまり襲いに来ないんだけどなあ…
「あっ、階段見っけー!」
ニンフィアが嬉しそうに言う。そんな感じでどんどん降りていって、ついにB9階に来た。
ここまで来ればさすがに強い奴らが出てくる。
「ねえねえ、まだ着かないのぉ?」とリーフィアとニンフィアが言う。
「しょうがないなあ、ニンフィアは。まだ子供だもんね。」
「な!失礼な!私は今年で11歳よ!子供じゃないねもん!歩けるもん!」
さすがブラッキー。
ニンフィアのことをよくわかってる。ニンフィアは子供扱いされることを嫌う。
それを利用している。
リーフィアのほうはというと、「ほら、リーフィア。おんぶしてやるよ。」そう言ってブースター兄ちゃんが屈む。
「わーい!ありがとう!お兄ちゃん!」さすがチーム1ラブラブカップル。
そう思っていたら横からスッとグレイシア姉ちゃんが現れた。
「あらあら、リーフィアはまだ子供ねえ。」
あーまた来たよ。
リーフィアがブースター兄ちゃんに甘えている時に、必ずと言っていいほどに出現するグレイシア姉ちゃん。
「あ〜、ニンフィアは偉いなあ。ちゃんと歩いて。それなのにリーフィアは…」
「わ、私だって子供じゃないから、お姉さんだから歩く!」
「リーフィアは偉いわねえ。」
「あ、当たり前だよ。」
うーん…これはひどいと思う。
学校が始まってスキンシップは愚か、話す機会も無いっていうのにに。
「グ・レ・イ・シ・ア〜!?」
あ〜あ兄ちゃんマジギレだわ〜。「グレイシアまてー!」
「待てと言われて待つやつがどこにいる〜!」
確かにそうだ、と俺は納得した。
しかしこのおいかけっこがめんどくさい事態を引き起こすことになる。
ルカリオが波動でなにかを察知したが遅かった。
兄ちゃん達が入ろうとしている部屋はモンスターハウスだった。
ルカリオは呼び止めるまもなく、二人はモンスターハウスに突っ込んで行った。
モンスターハウスとは、一つの部屋にところ狭しとポケモンがいることだ。
中には大量の敵がいて中でも強そうなのは、メガニウムとゲンガー、そして、フシギバナだった。
周りにいた雑魚は、フシギダネ三匹、ゴースが六匹。
まあ、全員で戦えば、そう時間はかからないだろうと思っていた。
そしてまさにそのとおりだった。
「戦いの基本は周りの雑魚から倒すことよ!」
中学に入るためあまり戦っていなかった俺を気遣ってくれたのか戦闘の基本を教えてくれたのは師匠。
周りのゴース達が雑魚呼ばわりされていることに気づいたのか、気づいていないのかはわからない。
まあ、考え事はさておき「とっとと、終わらせようぜ!」
俺のカッコつけたセリフでバトルが少し盛り上がった。
アブソルのシャドークローでゴースを三匹倒した。
やはりこの戦いでメインになるのは炎タイプのブースター兄ちゃん、ロコン。
エスパータイプの師匠とエーフィ姉ちゃん。
悪タイプのアブソルとブラッキー、ゾロアーク。
氷タイプのグレイシア姉ちゃん達だろう。
1分もしないうちに周りにいた雑魚は片付いていた。
メガニウムは怒りながら、こっちに向かってきた。
こいつはグレイシア姉ちゃんとブースター兄ちゃんのコンビ技ですんなり倒れた。
ゲンガーは、師匠お得意のサイコキネシスでワンパン。
最後に残ったフシギバナぐらい俺が倒さなきゃ、リーダーとしての、示しがつかない。
突進してきたフシギバナを迎え撃つように、構え、たった今、思い付いたアイアンブレードを試してみた。
結果は、一応勝ったが俺はやっちまった!と思った。
フシギバナは、頭から血を流して気絶した。
B10階に続く階段はモンスターハウスの中にあった。
「なあ、ミミロップ、このダンジョンって何階まであんの?」
「んー…たぶん次で終わり。」
「そっか。サンキュ。さて最後の階ぐらい気を引き締めて行きますか!」
「はあ…やっとあいつら最後まで来たよ。」
ため息まじりで愚痴る怪しい奴。
「そうね。あいつらは遊び過ぎね。」「でもやっとアレを動かせるよ。」
「ふふ…どんな顔するのかしら?」

だんご3 ( 2016/03/08(火) 18:47 )