ポケモン不思議のダンジョン ――空に響く旋律――
筆者 : 音々
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種別 : 大長編 (ページ容量 : 1206.9KB)
投稿日 : 2014/01/06(月) 11:38
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更新日 : 2021/03/30(火) 12:07
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ちょっとした偶然の出会い。 好奇心を持って、前を向いて。 さあ、大冒険を始めよう―― |
アルトに秘められていた力。 突如としてトレジャータウンに現れた少女。 謎が深まる中、メロディの探検隊活動は熱を帯びていく――。 |
仲間も増えて、ますます賑やかになるギルド。 そんな中持ちかけられた遠征の話は、どうやらアルトの過去とも無関係ではないらしい。 遠征によって紡がれる旋律は、意外な楽譜を形作って行って――? |
日常の戻ったギルドに、「彗星の探検家」と呼ばれる来訪者がやってきた。 彼に憧れを抱く者も多く、メロディもまたその内の一つだった。 そんな日々をかすめる旋律は、一体何を意味する? |
判明した犯人、それを追うべく動き出すギルド。――これ以上時の歯車を奪わせないためにも。 そんな中を駆ける影、密かに鳴り響く不協和音。彼女はその音に静かに耳を傾けた。 |
未来世界へ辿り着いたアルトとリィ。そこに描かれていた景色は言葉を失うほどのものだった。 疑う気持ち、信じる想い。それぞれを誰に向けるべきなのか、現実は考える暇さえ与えてくれないようで――。 |
真実を知り、それぞれが決意を胸に動き出す。守るべきは、目指すべきは、明確に見えているはずだった。 目を背けることなど許されない。そんな「真実」がゼンマイを巻き上げたとき、軋んだ歯車は、針を不規則に揺らし始めた。 |
託された思いを胸に向かう先。刻々と迫るタイムリミット。 崩れかけた塔を見上げて、それぞれが決意を新たにする。 ――覚悟は決めた。あとは、それをぶつけるだけだから。 |
離れていく距離が、平和への願いのカタチだから。 よみがえる記憶は全て、胸の奥で確かに息づいているから。 一緒にいたいと願ったことを、後悔なんてしていない。 |
時の海を越えて、未来に託された想いは、過去の自分が受け取ったから。 今、決戦の舞台へ。 |
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