疾風戦記
筆者 : フィーゴン
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種別 : 長編 (ページ容量 : 506.8KB)
投稿日 : 2015/08/31(月) 20:24
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更新日 : 2021/03/29(月) 01:20
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バカには、想像を絶する美しさも、才知を凝らした策も効かない。 唯一効果を望めるのは力による制裁。それでダメなら手がつけられない。 |
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出会いも別れも、抗争も協調も、だいたい偶然だし、だいたい決まっていたようなもの。道端に転がっている石ほどたくさんの偶然は、時に世界をあらぬ方へと導く。 |
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理想は、現実に押し倒されていく。 幻想は、論理に押し倒されていく。 そうして残った数少ない理想や幻想たちは 現実や論理になる日を待ち望んでいる。 |
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本当のことは、偽物が一番教えてくれる 偽物が偽物だと気付いたその時に |
若気と桜は、最盛期は一時的。 最盛期に咲き誇り、満開に花開くことができれば───。 |
噛み合わなかった運命に 放り投げられた決意に また、何か意味を持たせられるなら、 その運命にも決意にも、きっと再び光が宿る |
青を認識するのは、あなたがその色を青だと思うから 他の誰もが、自分と同じように見えているわけでもなく、ましてや、昔の青がどれだけ美しくても僕たちはそれを知らない もしも世界の記憶が書き換えられると、美しい青色は誰の心にも残らないから |
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