[表示] お疲れ様です。48095です。
企画の期間内というこの短い中で、よくぞここまで書き切りました。まず、この点であっぱれです。 ひとつひとつの場面を丁寧にじっくり描写しよう、という心意気みたいなものが、読んでいて伝わってきました。
改善点も言ってあげましょう、と企画のページにあったので、個人的に気になったところを、2点、書いてみます。 ここが絶対に良くない、とかいうわけではなく、こうしたらもっと良くなるかもしれないという程度でお受け取りくださいまし。
ひとつめ。 本筋と関係ない情報はもう少しだけ、削ったほうがいい、かも。 じっくり書こうとしているのは、よく感じられたのですが、元々の字数以上に長く感じてしまいました。お店の会話のシーン、起の時点からすでにちょっと疲れてしまいました。 最後のなぞかけを私は解けていないのでそれに該当していたら申し訳ないですが、それでも多少削るだけで、作品自体の流れやテンポみたいなものをもっと良いものにできるんじゃないかな、と思いました。
ふたつめ。 「は、こう言った」という表現が読みにくくしている、かも。 こだわりだったら非常に申し訳ないのですが、これが私には合わなくて、読むのが少し大変でした。台詞を三つくらいまとめて言わせてから、地の文で上から順番に「こう言った」「こう呟いた」「こう思った」となると、「こう」の指しているものが遠くなっていくので、読みにくいと感じてしまう……のかなと、思いました。
さてお題についてですが。「鍵」でこれを持ってくるのか、と驚きました。 確かに、ポケモン不思議のダンジョンには鍵の部屋がありましたね。それでどういうわけかアイテム的な鍵ではなく踊りによって開けていましたね。鍵と言われてこれが思い浮かぶとは流石です。
それと細かいところではありますが、登場したサニーゴがなんかかわいい。敵役なのになんかかわいい。いいですねえ。 私は戦いの描写をどうしても避けてしまうので、それをがしがしと、しかも一作品の中でいくつも書いているという点もまた、すばらしいなと思いました。
字数がたくさんあったので、感想メッセージも対抗してたくさん書いてしまいました。 短編小説としてまとめるのは難しいですがそこがまた面白くもあるので、ぜひ削る楽しさにも目覚めちゃってくださいな。
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