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├01 さよならのしるし
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文字の小箱 > タイトル > 01 さよならのしるし を読んだ感想
投稿者:
レイコ
2013/08/16(金) 16:07
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投稿お疲れ様です。
▼さよならのしるし
いいですねえ、こういう作品。日常に少し不思議が混ざった感じ。
普段は忙しさにかまけて忘れていそうな、ちょっぴり切ない気分とほのぼのとした時間の同居はラングさんの得意分野だと思っております。今までも何作か拝読してきましたが、新作が投稿されるたびにもう早速その次の作品を楽しみにしているくらい、安定して好きな作風です。
猫のように妖怪のように描かれているニケでして、ペットが家族の中で自分にだけ懐かない時のモヤモヤは想像に難くありません。
なんだか知らないけど距離を取られてしまう主人公のぼやきには教官できます。幸いそういう経験はありませんが、飼い主にしてみればそれは面白くないだろうなぁと。懐かない心当たりがないなら尚更に。
家族の一員のはずで、しかしその死に対する思いは希薄で、なんとも言えない罪悪感を覚える主人公の心情が作中で一段とリアルな描写でした。濃くも薄くもないちょうど良いバランスの文体が素直に心に届けてくれました。
夢に現れたニケが生前と変わらない態度で、主人公と感動的な和解をするわけでもなく、生死の境界を越えた業を見せるわけでもなく、ただ本当にお別れの挨拶を済ませて、後腐れ無く立ち去ったというのが……ローファンタジーな奇跡と言いますか、謙虚な幸せを得られた主人公、そして両親の夢の後の姿を見るにつけて本当に良い出来事だったな、と。
さよならのしるし、タイトルの謎が作中できれいに回収されてまんまると終わりに結び付いているところに機能美を感じて、嬉しくなりました。全体的によく練られていて、さすがラングさんは楽しませてくださるなぁと。
そして去りゆく背中に主人公がありがとうと伝えたシーンがとても印象的でした。この時のセリフ、雰囲気、すごくジーンと来ました。
次回作もやっぱり楽しみにしておりますので、気が向きましたら。お待ちしてます。
[01]
投稿者:
ラング
2013/09/01(日) 18:02
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今回のお話はペルシアンを猫に置き換えれば現実世界でも起こり得そうなストーリーを意識して書きました。犬や猫を飼っている人も少なくないでしょうし、飼っている限りはいつかは別れは訪れるものですからね。
私が描写するトレーナーとポケモンの関係はほとんどの場合とても良好な場合が多いのですが、今回の主人公はニケと何だか微妙な関係を表現してみました。自分は仲良くしたくてもどうもニケの方から距離を取られて嫌われているんじゃないかと。主人公はずっともやもやしたものを抱えていたと思います。
夢に出てきたニケは、ほんのちょっとした挨拶のつもりだったんじゃないでしょうか。普段と変わらない態度で、それこそいつも家の中で隣を通り過ぎるような感じで。
主人公が小さくなっていくニケに手を振るシーンはこの物語のなかで私が一番書きたかったシーンですので、そう言っていただけると本当に嬉しいです。
また何か機会があれば短編をちょこちょこ投稿していきたいと思いますのでどうかよろしくお願いします。レスありがとうございました。
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