POKELOMANIA > オブジェクト・シンドローム を読んだ感想 | ||
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投稿者:氷飴 評価:良かった。 2013/05/16(木) 08:37 | |
僕がこーも女性に好かれないのは、主人公のロトムように好きな相手に対して全てをなげうつ事が出来ないからだなあと思わされました。情けない男ですね笑。僕は0378が生まれ変わった時、ロトムになんと言ったのか分かりません。でも少なくても0378が生まれ変わった事についてどう思ったにせよ、ロトムの行動は0378の記憶の中にいつまでも残っているのだろうなと思います。僕も好きな人のそういう存在になりたいです。笑。 しょーも無い感想は抜きにして、面白かったです。 はじめ文合わせの感想欄にて着眼点が良かったなんてレビューを沢山見ていたので、ひねくれ者の私は着眼点だけの作品かと思っていた部分があったのですが、とんでもない。とても素敵なお話でした。やっぱり偏見で作品を判断してはいけませんね。 文合わせに参加していない身分で優勝作品にケチ付けるのもどうかと思いますが、導入部分が少し読み難かったかなあと思いました。後半流れるように読めたのに対してどうも今ひとつ地の文が読み手の自分に入ってきませんでした。これだけ良い作品なのだから、冒頭で読者を失ってしまうのはとても残念な事だと思います。そして謝らなければならないのは、口ではこういっておきながらどうすればもっと読みやすくなるのか説明出来ない事です。本当に申し訳ありません。 二つだけだけワガママを言うのなら、定義付けの部分と最初に打ち明けておくべきではなかったのかなと思いました。これは個人的な好みなのですが、作品の純度を薄めてしまっている気がします。それから最初から0378に好意を抱いていると知ってしまったのは寂しかったです。実体験でもあるような“あ、こいつ○○のこと好きなんだな”って思ってちょっとにやついてしまうような感覚が、ほんのちょっとだけ少なくなった気がするので。もしかしたら最初に恋していたという事であのロトムの行動に共感出来るのかもしれませんが。 とても素敵な作品ありがとうございました。 [02]
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投稿者:水雲 2013/05/18(土) 19:45 | |
>>氷飴さん 水雲です。 そうですね、ネタは同じでも、文章の配置や演出によって仕上がりも変わってくる。それもまた、小説執筆の楽しみだと思います。どのような構成で完成させれば、多くの読者様を納得させられるのか。今回は、そういう勉強もさせていただきました。 次回作も、頑張ります。再びのコメントありがとうございました。 [06]
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投稿者:氷飴 2013/05/18(土) 05:39 | |
>>[03]水雲様 僕のオブジェクトシンドロームの感想は初めの四行に集約されております。 ですのでおまけみたいな拙い指摘に丁寧に返信してくださりありがとうございます。 ・専門用語について。 確かに今回の企画の性質ならこのような書き方をしても問題ないように思いますね^^; 作品を知っているのは書き手である水雲さんであるのだから、そのような書き方にもなんらかの意思はあるはずですね。いやはや、野暮な指摘をしてしまいすみません。 ・ロトムの0378に対する感情について。 僕はレビューを一通り読んでからこの作品を読んだので、もしかしたら他の方が指摘されていた感情を知っているから、ということがマイナスとして捉えてしまったのかもしれません(駄目駄目な読者です)。僕自身、ロトムが気持ちを知っていたからこそ、彼の行動に納得出来る部分もありました。だから気持ちを最初に述べる事は一概には間違いとは言えないのかもしれません。一度感想を書いた後にこういうことを言うのも変なのですが。...うーん。難しいですね。僕の感想は一つの感想として受け取って頂けると嬉しいです。ちょっと投げやりで申し訳ありません。 次回作も楽しみにしています。 冴えない一読者の感想なので、僕の感想が今後役に立つと思ったらどうぞ活用してください。 [05]
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投稿者:水雲 2013/05/16(木) 20:24 | |
>>氷飴さん こんばんは、水雲です。コメントをどうもありがとうございます。 的確なアドバイスもしていただき、恐れ入ります。愛や恋を強く押す作品はあまりやらないため、難しい部分がありました。感想を載せるブログのほうにも同じようなことを指摘していただきました。やはり、詰めが甘かったと思っております。ロトムの0378に対する感情を明確にした上で、と思っての前置きだったのですが、どうやら余計だったみたいですね。次回からは、読者側の観点にも気をつけたいと思います。 前半の専門用語もそうですね。読み手を引き離してしまうのは覚悟の上でした。今回はこういう企画で執筆したため、否応なくみなさん読まざるをえないため、あえて専門用語ラッシュを決行しました。もしこれが通常に投稿した短編ならば、ここまで露骨なことはしなかったと思います。 優勝させていただいた記念に、いずれ次回作を執筆する予定です。「オブジェクト・コンタクト」、「オブジェクト・コンバット」……今度からは、特に専門用語について注意したいです。 それでは、失礼いたします。こちらこそ、勉強になるコメントをありがとうございました。 [03]
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