したっぱの俺がうっかり過去に来たけれど、やっぱグズマさんとつるみまスカら! を読んだ感想 | ||
投稿者:竜王 評価:感動した! 2020/07/28(火) 22:32 | ||
大変面白く読ませていただきました。何から何まで面白すぎて、どうこの魅力を言い表せばいいかわからなくて困っています。 まず、作品を貫く「逆行モノ」という構成について。いわゆる「逆行モノ」なのですが、単なる「逆行モノ」でないところが面白いと感じました。未来を知っているというスカ男の長所が、せいぜい戦術を教えられるくらいにしか役に立たない。本人も作品の序盤から終盤までずっと弱いままだし、ズバットも全く強くならないどころか戦闘シーンすらほとんどない。しかも、ろくに勉強もしていなかったせいで役に立つ知識も、未来に何が起こるかもほとんど知らない。逆行モノなのに、グズマを救いたいがそのためのチートがないという苦しみに惹かれます。 次に、狂言回しが好きでした。全体的にすごく淡々とした文章なのですが、動作の一つ一つが細かく書かれていて、まるで映画を見ているような気分になります。キャラの動きに連続性があるため、読んでいて全く違和感を覚えません。さらに、難しい言葉を使わず平易な文章で書かれているため、ストレスを感じることもありません。ただ、全てにおいて淡々とした言い回しをするのでなく、たまに強烈な比喩を使っている箇所が好きです。 スカ男は虚しさを感じながら。それに答える。 「俺には分からないッス、でも、それはきっと、自分で見つけるしか無いものなんでスよ」 吐き気のするような、青臭い、意味の無い。純白のドレスを身にまとった罪無き少女が裾を持って、飢えている子供を避けながら語る言葉のような、そんな。 他の文章が淡々と書かれているからこそ、相対的に見てこの過剰な比喩が、スカ男がいかに虚しさを感じているのかがわかってグッときました。また別の箇所では、次の文章がすごく好きです。 スカ男は、絵画の価値なんてわからない、壺の価値も分かりやしないし、シャンデリアにしろ絨毯にしろ、やっぱリッチなものは違うな、と言う認識しかない。 だが、お菓子取り放題、ということが、つまりどういうことなのかは、理解できる。 例えば『あっちの世界』で自分達がねぐらにしていた屋敷にこんなものを置いてしまえば、おそらく五分と持たず皿は空になってしまうだろう。自分達は、何よりタダと言う言葉に弱い。なんなら最初にそれを見つけた一人が、一人で全てを持ち去ってしまうことすら考えられる。 それが今、こうやって目の前に山盛りになっているということはつまり、それを持ち去る人間がいないということ。 この文章は軽妙に、コメディタッチにうまくスカ男の描写をしていると感じました。も し、ただスカ男という人物を説明したいだけならば「俗物」の一言で終わってしまいま す。それを数行にわたって書くことでスカ男という人間が立体感をもって捉えられる、そ んな工夫が大好きです。それも、説明の仕方がただ「スカ男には、絵画の価値なんてわか らない」で終わるのではなく、続く転換の文章として「だが、お菓子取り放題、というこ とが、つまりどういうことなのかは、理解できる」という文章が、スカ男の俗物的な思考 にするっと触れられるのと同時に、彼が元は恵まれない環境にいたことが強調される、そ の文章の細部に宿る技巧に戦慄しました。スカ男に関する描写がすごく勉強になると思っ て読みながら考えていたのですが、特に下の部分が一番好きです。 地面が、スカ男に向かって迫ってきていた。このままでは顔面にそれが打ち付けられてしまい、スカ男の鼻はぺちゃんこになってしまうだろう。だから彼は、一回転するようにして背中から地面に落ちた。しまキングのハラやその孫のハウに教えられた『受け身』という技術だったが、天性のものか、スカ男はそれに長けていた。全く痛くない、といえば嘘になるが、顔面から突っ込んで鼻血まみれになることを考えれば、なんてことのない痛みだった。「大丈夫〜?」能天気な声色で自身を案ずる声が聞こえてくる、審判をしていたハウのものだろう。とても誰かを心配しているようには聞こえないかもしれないが、それはハウの性格がそうさせるものであって、割と心配してくれていることをスカ男は理解していた。 「大丈夫っスカら!」 このわずかな冒頭の文章で、まずスカ男という少し間の抜けた名前が登場し、受け身も取れない情けなさと「大丈夫っスカら」という印象的なセリフがそれとリンクして、なんとなく脳内で「情けない」というイメージが浮かびます。 その男は、仲間達から『スカ男』と呼ばれていた。勿論それは本名ではない。だが、考えてみれば、同世代の仲間に一字一句間違い無しに本名で呼ばれている人物など、滅多に存在しないだろう。大抵は、会話をスムーズにするための愛称のようなものをつけられるに違いない。 スカ男、とはなんともへんちくりんなあだ名だったが、個性を求めていた彼はそれを嬉しく思っていた。最も、だからといってスカル団と言う団体の中で彼の地位が上がったり下がったりということはなかったが、例えば本名の延長線上であったりとか、特徴的な身体的特徴を揶揄したものではないというだけで、彼は満足だった。 ここからはスカ男の人の良さ(ちんちくりんなあだ名をつけられて喜ぶところ)が出ているのが来来坊さんっぽい文章でいいなと思いました。 そんな少し情けなくて人間臭いスカ男だからこそ、親近感を感じて一気読みしてしまいました。逆行モノでありながら、主人公が基本的に無力というのはすごく魅力です。島巡りをするのは結局グズマなんですよね……。 そして、作品に反復して登場していた「頑張れ」というフレーズについて。「頑張れ」という言葉はポジティブさとネガティブさの両義に引き裂かれていて、そこがスカ男の魅力を生んでいるようにも思いました。 「頑張ってほしいな」 グズマは遠くを見ながら呟いた。スカ男は、その言葉自体にも、その言葉を発したグズマそのものにも、強烈な嫌悪感と、怒りを覚えた。もし彼がグズマで無かったら、力いっぱいぶん殴っていたかもしれない。頑張れなんて、どの口が言えるんだ、挫折し、世間を敵に回し、それでもなんとか自分の道を切り開こうとしていたのに、その希望さえも打ち砕かれて、それでもなお、自分はどうあがいても神に認められることはないのではないかと自身を責める彼に、頑張れなんて、なんて無責任で、それでいてとてつもなく上からの発言なのだろうか。大嫌いだ、大嫌い、頑張れなんて言葉は、大嫌いだ。 「頑張れ」という言葉に込められた、無自覚な上下関係に対するスカ男の怒り、そして スカ男という温厚な人物がこれだけの怒りを見せる場面が、どれだけの劣等感に苛まれ てきたのかという一端が知れ、そして思いながらも口に出さないスカ男がすごく魅力的 でした。ただ、この「頑張れ」というポジティブな言葉を、ネガティブなものとして捉 えるだけでない。例えば、終盤でスカ男がグズオに「頑張るッスよ」と声をかける場面 に感動しました。ずっとこの小説では「頑張れ」という言葉がネガティブに使われてい たため、最後ポジティブな意味に転換するところでカタルシスを覚えました。 次にバトルについて。『モモナリですから、ノーてんきに行きましょう』や『深碧のアンダードッグは神のいる世界で何を思うか?』などの作品を読んでいて思うのが、いわゆるポケモンガチ勢の戦術に立脚しているという点が特徴だと考えていました。ただ、今回の作品はいばみがクレッフィなどの対戦環境にいた人をクスリとさせる小ネタもばらまきつつ、小説でしかできない描写をされていたのがすごく魅力的でした。 ポケモンと戦って勝つのではなく、戦わずして勝つということは本家で絶対にやることができない、まさに小説の描写によってしか生み出されない力だと思います。 特に、それはカヒリの試練に現れていたように思えます。グズマが初めて力で何かを制圧しようとするのではなく、アリアドスの糸などを使いこなして戦うのは他の作品でもあまり見ない展開ですし、そういった展開によってまるでこんなポケモンの世界が本当にあるかのように錯覚してしまいます。スカ男の戦術が試練を突破する要因になっているのも熱い演出です。 また、キャプテンダイチの試練に出てくるベトベトンの写真を撮るという行為についても、被写体がハッピーなだけでなくグズマもハッピーになったということがいいなと思いました。旅を始めてからずっと焦っていた彼が、一個成長した場面であると思い微笑ましいです。 最後に登場人物について。やっぱり印象的だったのはポニ島にいた三人弟子であるゲニスタ、ヤマホ、ルドベキです。 ゲニスタは自分があえて「弱い」というところで予防線を張るところが人間臭いと思いました。現実にもいそうなある種の「弱さ」がある人を、グズマが「じゃあさ、俺が勝ったら、あんた自分が強いって認めろよ」と啖呵を切るシーンがかっこいいです。そして、ゲニスタに「強い」を認めた後、続くヤマホに対して「あんたは弱い」と言うこの対になった演出がニクいです。 そして、最後のルドベキはグズオのあったかもしれない姿に見えました。しまめぐりという構造上絶対に発生してしまう「強者/弱者」という問題に真っ向から向き合ったその姿はまさに本編のラスボス(と言っていいのかわかりませんが)にふさわしいと思います。 そして、彼らに向かい合ったグズマも成長したな……と感慨深くなりました。序盤では強さや力に溺れ、実力があるのにそれを認められない鬱屈としており、一方で少年らしい振る舞いやスカ男に甘えるところはすごく可愛らしかったです。そんな彼がスカ男と出会い、徐々に内面が成長していく。そして何よりラストの展開が泣けます。認められるために力を追い求めていたグズマが、最後には「俺が、そんな事はさせない。弱いことは、悪いことじゃねえんだ」や「俺は、アローラを守りたい、弱い奴らを守りたい、あんたも守りたい、世界を守りたい。だから、だからゼンリョクで、守らせてくれよ!」という傲慢にも見えるこのセリフが、グズマが頑張って出した結論であること。「だが、それでいいと、グズマは思っていた。守るということは、強者の傲慢でもあるのだ。本来ならば、弱者はそれを許す立場でもある。」という、守るという軽々しく使われてしまう言葉に対して一般論とはすこしずれた結論を結んだのがいいです。好きです。そのような誓いを言葉だけで上滑りさせるのではなく、最後に国際警察になっていたこと。スカ男に対して「おかえり、おっさん」というこの呼びかけが、少年時代の彼と変わっていないことを表しているのかなと考えました。写真の伏線もきっちりと回収して繋げ、最後の男二人が泣きながら「頑張ったんでスねえ」という場面に不覚にも感動しました。グズマの話から少しずれますが、締めのこの文章がすごく優しいと思います。 何故ならば彼は、彼に出来る限りの、たとえそれが小さくあろうと、彼が絞り出せるだけの勇気を振り絞って、一歩を踏み出したのだから。その一歩が、過去を、未来を変えることに、何の不思議があろうか。勇者の一歩と、凡人の一歩に、何の差があろうか。否、凡人ではない、一歩を踏み出す人間全ては、一人の勇者なのだ。 三人称である地の文が、自分を卑下していたスカ男に救いを与えたすごく優しい一文だな、と感じました。なぜならば、この箇所以外の地の文は基本スカ男かグズマに寄り添って書かれているんですよね。だからこそ、彼らの心と距離をとった地の文が、最後グズマを総評したのがカタルシスの発生源なのかと感じました。 少し脱線してしまいましたが、スカ男という主人公について感想を述べさせていただきたいと思います。 まず、スカ男は固有名で呼ばれていない。本名があるようには見えますが、わざと作中では出さないようにしていたり、彼自身があまり強くないトレーナーで最後までトレーナーとしての腕は上がらないという、いわゆるアンチ・最強キャラであり、それゆえにその人間臭さと、グズマに対しての強い感情が際立っていて魅力的な主人公かつ傍観者出会ったと思います。下手にスカ男が強くならなかったことが、(言い方はかなり悪いですが)「弱いことは悪くない」というグズオの信念とマッチすると考えました。最後まで、徹底して彼は傍観者であり、グズマの成長には一枚噛んでいながら、彼は助けるだけで乗り越えるのはグズマなんですよね。 「凄かった」や「感動した」というフレーズを何度も使ってしまったり、同じことをずっと言っている感想でしたが、これにて締めとさせていただきたいです。次の作品、並びに更新も楽しみにしています。 [09]
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投稿者:来来坊(風) 2020/07/30(木) 21:39 | ||
竜王さん、力の入った感想ありがとうございます! この作品は結構自分でもよく書けたなと思っている作品で、この時期の集大成に近いものだったんじゃないかなと思っています。この時期はかなりキレキレでした。 反面この時期はかなりひねくれてる時期でもあって、この作品では逆行モノや原作知識主人公に対するアンチテーゼ的な考えがありました、ただ結局王道を避けても浮かび上がるのは王道なのであまり意味はなかったかのかも知れません。 過去編ということでオリジナルの試練を作る必要があり、どうせならゲームや漫画では絶対に盛り上がらないようなものにしようと考えてあれらの試練をつくりました。結果としては良かったんじゃないかなと思います。ゴルフなどは実際に結構奇々怪々なルールだったりするので、そういう部分はうまく組み込めたかなと思います。 比喩に関してはあまり褒められることがないので新鮮な経験でした。基本的にあまり考えずに書きながら盛り上がったら書く感じだったので、やっぱりこの作品を書いているときは自分の感覚と作品の盛り上がりという点が合致していたのかなと考えています。 ただ、ホテルでスカ男がお菓子について考えるシーンなどは書いてて「これはいいの書いてるわ」と思っていたところなので気に入っていただけて嬉しいと思っています。 「頑張れ」という台詞については、ほとんど竜王さんの考えているとおりで、基本的に私自身が「頑張れ」というセリフに対してネガティブな感情を持っている部分もあり、そういうところを書けたかなと思っています。ただ、それでもやっぱり「頑張れ」という言葉を使いたくなるというか、「頑張れ」という言葉がふさわしいように思えちゃう場面ってあって、やっぱり「頑張れ」という単語は罪というか、まだ言葉として完成してない感じがするなと思っています。 バトル描写とかに関しても自分はもともと超根本的な部分はあまり数値やゲームにはこだわらないバトルが好きだったので、そういうところも集大成の一つとして出せたのかなと思っています。 あとやっぱり終盤の三弟子はああいう場面のキャラクターとしての完成度はすごく高いんじゃないかなと思っています。あの三人はそれぞれ大人グズマの弱い部分を分割させようという試みがあったキャラクター群で、ヤマホ以外はそのような部分がかなり強く出せたんじゃないかなと思っています。ヤマホはかなりキャラクター造形に苦労したキャラクターであったのですが、ちゃんと書けてよかったです。特にお気に入りなのはルドベキですね。アレはこれ以上無いほどにうまく作れたキャラクターではないかなと思っています。 当初の構想ではグズマに対する三人のキャラクターとして『弱ぶること・強さ絶対主義・正義からの破壊を目指す事』というテーマを設定しており、中でもルドベキに関しては真っ先に、というよりルドベキのキャラ造形ありきでこの島のストーリーも決まったところもありました。その中で二つ目の『強さ絶対主義』のキャラクターにはアローラ地方のメインドラゴンであるジャラランガを使わせることはもう絶対的な決まりだったので、それを越えるものとしてひねり出したのが、当時対戦環境で圧倒的な破壊力が話題になっていたオニシズクモでした。偶然というのは恐ろしいもので最終的にルドベキとグズマの対決というのは同タイプであるオニシズクモとグソクムシャの対峙という形になったというわけです。偶然というのは恐ろしいですね。 最後の展開と締めの文章に関してなんですが、これって実はかなり最後の方まで悩んだ展開で、返ってきた未来が変わっているのってどうなんだという思いが割とあったんですよね。 ただ、もう終盤はかなり私がスカ男に対して「よくここまでついてきてくれたな」といったような感情があって、やっぱりこいつにはこいつなりに幸せになってほしいなと思い、あのような展開と最後の一文につながったのかなと思っています。 最後に、感想ありがとうございました。力を入れていたところや、自分でもあまり予測していなかったところのどちらも褒めてもらえて嬉しかったです。 [10]
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したっぱの俺がうっかり過去に来たけれど、やっぱグズマさんとつるみまスカら! を読んだ感想 | ||
投稿者:ポリゴ糖 評価:感動した! 2018/04/13(金) 00:44 | ||
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投稿者:来来坊(風) 2018/04/13(金) 22:56 | ||
ありがとうございます! 表現に関してですが、自分は文章の描写に関してあんまり自身がなく、その中でもなんとか面白い書き回しをしようと頑張っているので、こういう風に拾ってもらえるととても嬉しいです。特にこの話ではなにか変なスイッチが入っていたのか、妙な言い回しが多々あると思います。 今作は最近のトレンドである最強系の主人公から少し外すように意識して書いていました。その中である程度スカ男に俗っぽさと言うか、人間らしさを出していくように気を使って書いたつもりです。彼が凡人であるからこそ、この話が成立し、よくなると考えていました。自分はアローラ地方の伝統については少し異質と言うか、ある程度自分たちの常識とは外れていると考えています。なので「アローラの中での堕落者」のスカ男の描写はある程度やりやすかったです。 試練に関してですが、カヒリの試練にしろダイチの試練にしろ、せっかくやるのだからバトルを介さないものを書こうと最初から決めていました。特にカヒリの試練は実際にある特殊なゴルフのルールを応用した物をうまく作れたと思っています、しかしその分、内容を考えるのが大変でした。 三弟子関してですが、この章を書くにあたって、ポニ島の三弟子を「グズマが持ち得ている要素」で作ることを決めた時、真っ先にキャラクターとして浮かんできたのがゲニスタでした。 特にこのキャラの考え方は、勿論極端ですけど自分によく似ているところがあったのですごく書きやすい半面、ちょっときついなという思いもありました(笑 グズマは彼に勝利しながらも、彼の強さを彼自身に認めさせることに成功しました。彼は自分がスカ男にされたことを、さらに良い方面に昇華してゲニスタに伝えました、 全くの余談ですが、ルドベキも割とすぐに作ることが出来たキャラクターでした。アローラの破壊と伝統の否定を極端にすればよかったので。ただヤマホは大変でした、見た目や手持ちはすぐに決まっても彼女に持たせるべきキャラクターが全く浮かびませんでした。 最後になりますが、気合の入った感想ありがとうございました。それだけで、この話を書いた甲斐があったなと嬉しいです [08]
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したっぱの俺がうっかり過去に来たけれど、やっぱグズマさんとつるみまスカら! を読んだ感想 | ||
投稿者:カイ 評価:感動した! 2017/12/24(日) 23:45 | ||
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投稿者:来来坊(風) 2017/12/27(水) 23:52 | ||
感想ありがとうございます! 人目を引きつけるタイトルにしようと思っていたのですが、実はあまり評判が良くなくて、ちょっとどうだったのかなと思っていたところなので、そう言われると本当にうれしいです。 試練、試練はパッと二つ生まれて、そのまま書きました、うまい方向に転がってくれたなと思います。ウルトラサンムーンでダイチのプロフィールが公開されて、ちょっとアレだったなと思いましたが、やっぱり公式も、ダイチを美味しいキャラだと思っていたんでしょうねw [06]
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したっぱの俺がうっかり過去に来たけれど、やっぱグズマさんとつるみまスカら! を読んだ感想 | ||
投稿者:照風めめ 2017/12/01(金) 12:01 | ||
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投稿者:来来坊(風) 2017/12/02(土) 00:56 | ||
本当に、本当に感想ありがとうございます! 本当に隅々まで読んでいただいたことが伝わってくる感想で、本当にやった甲斐があったなと思いました。 オリジナルキャラクターやオリジナルの試練に関しては自信がなかったのであまり書きたくなかったのですが、いざ踏み込んでみれば、何とか形になったなと安心しています 特にダイチの試練は後のアローラの試練につながるようなギミックをつけようと、写真、ノリのいいぬし、ポワルンギミックなどがスルスルと思いついて書いてて楽しかったです。 ポニ島の3弟子もやってて楽しかったキャラクターで特にルドベキは何一つ悩むこと無く動かすことが出来ました。 エンディングはご都合主義的になっているかもしれませんが、やっぱ二次創作はハッピーエンドでしょ! 最後に、感想本当にありがとうございました [04]
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したっぱの俺がうっかり過去に来たけれど、やっぱグズマさんとつるみまスカら!(仮) を読んだ感想 | ||
投稿者:じゅぺっと 評価:とても良かった! 2017/09/01(金) 22:58 | ||
恐らく初めましてだと思います。じゅぺっとと申します。 こちらの作品を拝読させていただきましたがすごく主人公のやりきれなさやグズマへの期待が伝わってきました。 特にグズマを止めるために勝負してあっさり負けて、その上で説得するところが好きです。 わたし自身が昔将棋指しを目指していたが諦めた身で、憧れだった奨励会の人達も挫折していくのをよく見ていたので、何となくそれと重なったのもあるかもしれませんが、彼らの気持ちに共感や昔のことを思い出したりしました。 スカ男とグズマがどうなるのか、スカ男の世界よりもいい結果を得ることができるのか。とても楽しみにしています。 以上、拙いですが私の感想でした。 [01]
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投稿者:来来坊(風) 2017/09/01(金) 23:48 | ||
初めまして、感想ありがとうございます。 個人的にスカル団の面々は結構お気に入りのキャラで、彼らが考えるであろうことをなんとか話にしてみたいと思っていました。 甲子園や奨励会みたいな才能の割合が大きい世界って、結構好きでよくこんな妄想をしています。 [02]
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