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モブの意地を見せろ
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モブの意地を見せろ > お洒落コウモリ > 01 お洒落コウモリ を読んだ感想
投稿者:
黒須 良太郎
2014/03/13(木) 15:25
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前から気になっていたので"お洒落コウモリ"読みました。
鈴志木さんといえばクロバット!ということで最初から期待を胸に読みましたが、これまた鈴志木さんらしさ満載の作品でしたね。
1.『ゴルバット、クロバットへの愛情!』
2.『ファッション要素を豊富に取り入れるなどした女性らしさ!』
3.『社会の明暗が感じられる大人っぽさ!』
この三つに尽きる本作は、まさに鈴志木さんらしさの塊だと思います!"HEROSHOW"も楽しく読んでいる身としては、鈴志木さんらしさという魅力が徹底的にぎっしり詰まっていたところが最高によかったです。
私はリアリティを重視するタイプではないのですが、鈴志木さんの書かれるお話はどれも現実的で納得のいく世界になっているのがいいですね。というのも、例えば本作でいうところのモモちゃんなんかはダメダメな子じゃないですか(笑)でも、それがプロの作る漫画やアニメにもよくある"現実にはいなそうな子"じゃないんですよね。
自己投影キャラや、味方枠での作者が理想とするような人格を持ったキャラはいいのですが、敵枠のちょい悪くらいのポジション(本作でいうモモちゃん)のキャラは「デフォルメされた存在」と言いましょうか「誰もが悪い奴と認識できる現実にはいなそうなキャラ」になりがちな気がするんです。(私もよく手を焼きますw)
鈴志木さんの人生経験上にモモちゃんみたいなタイプの人がいたのかもしれませんが、なんとなくや想像で作っておらず地に足をつけて書かれてるのを感じました。だから子供っぽくならず面白い!
また"HEROSHOW"のカリンのくだりについても同じことを言った気がしますが、私はファッションに関する知識が極端なまでに疎い(女性のこととなればなおさら)ので、正直あんまりイメージできません。でも、ものすごく丁寧に書かれているのが伝わってくるのでなんとなくにも雰囲気は分かるんです。
「ああ、このキャラはオシャレが好きなんだなぁ」「今この子は憧れの視線を浴びてるんだ」そんなふうに理解できるので、私のようなものにも本質は伝わります。伝えたいことは見た目の内容そのものではなく、いかに美しいかという形容詞の部分の程度ですもんね。ここも普段から女性らしさ溢れている鈴志木さんの成せる業だと思います。
また、ゴルバットおよびクロバットの仕草がとても丁寧に書かれていましたね。元々この種族に可愛いというイメージは露ほども持っていなかったのですが、鈴志木さんの愛情溢れる表現のおかげでイメージが変わりました(笑)
本作そのものからは話が逸れますが、短編集としてのタイトル「モブの意地を見せろ」っていいですね!目の付けどころが実に鈴志木さんらしいと思いますw
他の作品でちょっと気になるのを挙げるとすれば「波乗りニューラ」でしょうか。鈴志木さんらしさの「女性らしさ」「大人らしさ」があまり当てはまらなそうで、そこをどう見せてくれるのか気になります!
"HEROSHOW"含め、また鈴志木さんの作品読みますね。
[03]
投稿者:
鈴志木
2014/03/14(金) 11:03
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ご感想いただきありがとうございます。
「お洒落コウモリ」は全て自分の好きな要素で構成しており、今まで公開した作品の中で最も気に入っているので、ご好評いただき本当に嬉しく思います。男性向けに専門用語への配慮が足りなかったのは反省点ですが、同人作家さんたちが言う“自給自足”ってこういうことなんだーと実感した次第です。クロバットはやっぱり可愛い。
キャラクターの作り方は世界観と同じくリアリティ重視です。
長編はテーマが「ヒーロー」だけに分かりやすい悪役を配置していますが、この短編は「モブが輝く瞬間」がコンセプトで、まあ堅気に根っからのワルなんて中々いないよね〜ってことで敵対者も性格にクセのある程度に止めております。モモちゃんは男性の前だと猫を被っているタイプですね。笑
トレーナーを人間臭く表現することができれば、「動物以上・人間未満」なポケモンとの存在の対比が上手くできるのではないかと思い、試行錯誤中です。この感想を励みに一層精進したいと思います。
ちなみに短編集のタイトルは、著名トレーナーをヒーローと位置づけている長編に対し、こっちは一般人メインの話なので、彼らを「モブ」と表記しました。「波乗りニューラ」はあまり書かなくなった青春モノなので、興味がありましたら是非。
いつも嬉しいご感想、大変感謝しています。今後ともよろしくお願いします。
[04]
モブの意地を見せろ > レイングッズ・コンペティション > 01 レイングッズ・コンペティション を読んだ感想
投稿者:
レイコ
2013/09/24(火) 15:20
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お邪魔させていただきます。
鈴志木さんの作品は、以前から読ませて頂くたびに元気を貰っておりました。文章からキャラクターの気持ちがストレートに伝わってくるので、とても読みやすくて好きなのです。
それに自分の考え方をしっかり持って行動しているキャラクターが多いので、がんばれーっと応援したくなります。がむしゃらに立ち向かえば問題が勝手に解決するという訳ではなく、きちんと筋道を立てているところや、いろんな過程が丁寧に描かれているところも見所です。
自分が行動力のあるキャラクターを書くときは、即断即決という独善気味なイメージをとりあえず下敷きにしがちなのですが、鈴志木さんのキャラクターは迷ったり困ったりする時があっても、周囲に気を配って最終的に自分も他人もきちんと納得させられるように立ち回るところが格好良いですよね。
もし私が作品のリアリティを追求しようとすると、全面的に社会の裏、暗さ、人災とも言えそうな影ばかり鬱々と登場させてしまいそうで、ありがちなパターンという以前に途中で書くのも嫌になってしまいそうですが、鈴志木さんの作品は作者さんの豊富な経験を体現したような、現実的な描写ではありながらも明るく前向きな部分を忘れない、非常に生き生きとしている部分が素晴らしいなと思います。
>レイングッズ・コンペティション
ポケモン世界の働く人々は、こっそり自分の大好きな題材です。しかし資料を集める手間がかかってなかなか筆が進まない……そんな時は他の方の作品を読んで(楽しみながら)勉強させていただくことにしております。こちらの作品も鈴志木さんのスタンスに違わず、ポケモンの世界とリアリティのバランスが愉快痛快でした。ぜひまた今後の作品作りの参考にさせて下さい。
営業部のエース揃い!その中でも一番若い営業マン!が、トリ!
……普通なら緊張でどんなヘマをやらかすか分かったものではありませんが、そうではなかったワタミさんに拍手喝采! 格好良かったです!
私がもしハナダ合羽店の社員だったらファンになっていそうですわw
一人称が心情以外の部分までしっかり書き込まれていたので、たとえば前半からすでに、あっと驚くカプセルコートの性能にひええー欲しい!と思わされ、周囲の反応にどきどき緊張したり、ワタミさんが高級スーツをアピールするところではさあこっからだ!と応援団ばりに声援を送ってしまうような、すっかり気持ちが作品に入り込んでしまい読んでいて大忙しの状態でしたww
この作品は随所の言い回しが洒落ていて、業績赤字を梅雨と例える社長もなんともいえない哀愁で結構キマってたのですが、雨具に社運をかけたその結末の……いやあワタミさんのあの台詞には敵いません。決まりすぎです。格好付けすぎとかではなく、格好良いんですよ。
そしてヌオー! ヌオーと書いて普段は泥遊びをしていてもやる時はやる子と読めました。けっこう長い脳内振り仮名です。この配役は良かったですねえ。水と泥を匠に使った演出といい、対決相手があの最上最美と名高いミロカロスというのが、また。これはますます「魅せ場」をかけて負ける訳にいかないじゃないですかーという、ね。もっとも人間視点の意地の話ですが。
マイペースなヌオーはさすがに命令無視とまではいきませんが、滑り出しのいい感じの不協和音にそこからの巻き返しを期待せずにいられませんでしたよ。そして息を合わせて見事に挽回したものの、ラストまで相変わらずのマイペースで全然ブレないところがすごく可愛かったです。
ああ、また脈絡なく自由気ままに綴ってしまいました。読みにくいのはどうかご容赦ください><
波乗りニューラもすでに読了しておりますので、また感想を書きに伺いたいと思います。HEROSHOWにもいずれお邪魔しますね〜。
それでは、長文失礼しました。
[01]
投稿者:
鈴志木
2013/09/26(木) 00:14
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ご感想ありがとうございました!
憧れる作風のレイコさんに深く考察していただき、大変嬉しい限りです。自分でもここまで深く考えずにお話を書いていることが恥ずかしい……。
「レイングッズ・コンペティション」は以前勤務していた職場で活躍されていた営業さんへのリスペクトを込めて書きましたので、ご好評頂けるとあの方々のやり方はやっぱり良かったんだとこちらも嬉しくなります!
社長のヌオーは確かパッと思いついた配役だったような気がするのですが、マイペースでとぼけた雰囲気が今でも気に入っているキャラクターで、気に入っていただけて幸いです。
大変励みになるご感想をありがとうございました、重ねてお礼申し上げます。
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