NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:春 評価:とても良かった! 2021/11/15(月) 23:20 | ||
[表示] 改稿完了おめでとうございます! 以前拝読したのがだいぶ前だったので、この機に最初から読み直すことにしました。章ごとで感想を書いていたのですが、しばらくはお疲れと思われますので、まとめてお送りする形にしました。 ◆序章&第一章 かなり改稿されましたね!!!??基本の展開は同じなんですが、私の記憶によると(やや薄弱な記憶力であることは否めませんがそこは置いておいて)アイラとキズミの出会いはもう少し違ったような……気も……いや、同じだったら本気ですいません。ロングロード警部の掘り下げや会話もちょっと増えた気がします。ミナトのナンパっぷりパワーアップしてませんか!!??wwwww 初期の方の状況説明や立場、キャラ達の心情の説明部分がかなり割り増しになった気もします。分かりやすい!特に、キズミが試用期間であること、それ故に上司に逆らうと危ない立場である事がはっきり理解出来ました。その状況でダッチェスを庇うとは、キズミいい奴だなぁ……。まずはキズミの掘り下げという感じの印象です。ミナトさんがへらっと笑ってフォローに回ってくれるのがめちゃ格好良い。流石わたしの見込んだ男。うむ。アイラさんは上司である事をアピールして優位に立とうとしていますが、なかなか上手くいきませんね……。 ◆二章 アイラさんモテモテシーンは新規で追加されたシーンでは!!!??新規ではなかったなら私はきっと頭を打って記憶喪失になっていたので二度美味しいですな。アイラさんがもみくちゃにされるところがめっちゃ可愛かったです!いいぞもっとやれ。 キズミさんはポケモンバトルに対して複雑な気持ちを抱いているのですね。それをミナトさんはリハビリさせようとしている……。初読では確か、この流れがちゃんと理解出来ていなかった気がします。申し訳ない。けっこうがっつりポケモンの死亡も出てきたのでびっくりしました。死んどる!!!??ということは、容赦なくポケモンが死ぬ世界線……お、恐ろしい……。 ◆三章 たぶん前はこの次の章くらいまで読んだのかな? アイラさんが偽物アイラさんに一矢報いるシーンが以前はありませんでしたか!?あれ、消えちゃったんですね……うう……仕方ないとはいえ、めっちゃ格好良くて推しのシーンだったので……。その分、キズミさんが3倍くらい格好良くなってますけどね!!!!!ミナトさんの大がかりな除霊シーンも以前カッケー!と思ってましたが、改稿後はキズミさんカッケー!と感じる事の方が多かったです。特にアイラさんが攫われてからのシーンはとても良かった。ジョージ・ロングに縋りついて泣いてから、それが偽物だと判明し、攫われるシーンは大変に劇的なシーンで良かったです!キズミがアイラさんを助ける為にライキと共に乗り込むシーンは緊張感がありました。偽物アイラさんめちゃ怖い人じゃないですか……ヤベぇよヤベぇよ……実は私、レイコさんにほんわかとしたイメージを抱いていたので作中で案外サクドシュッ!とポケモンがお亡くなりになったり、ドカァ!と殴り殴られのシーンが出てきてどきどきしております……!新しいレイコさんの一面を見てしまったドキドキ……これは……恋……トゥンク……(違う) ◆四章 アイラさんの過去が判明する大事な章ですね!改めて読むとかなり重いなぁ……。この流れは、やっぱり後々お姉ちゃんが出てくるんでしょうか?賢いお姉ちゃん……。もうちょっと頑張って妹を回収しに来てほしかったお姉ちゃん。お母さんのことは、アイラさんは今でも好きなのかな?あの人って言ってたし、あまり好きではなくなってしまったのかもしれないと思います。心の距離がある。お姉ちゃんとも連絡が途絶えてるっぽいし、本当にばらばらになってしまった家族の中で、父ちゃんだけが唯一つながりのある肉親になるんですね。 ニアミスは全員、家族関係になんらかのトラブルを抱えている気がします。ミナトも仲良しってわけじゃなさそうだし、キズミさんはどうかなぁ。 ◆五章 ここから読んでない部分かな?と思ったら、改稿前に半分だけ読んでました!後半からはとうとう、まだ未知の部分の始まりでした。 キズミさんのお隣にアイラさんが越してくるとは……これなんてラブコメ展開!?アイラさんの初日のお部屋の殺風景さに、めちゃくちゃ急いで引っ越してきたなこれはと感じました。お部屋寒そう。早く家電とかベッドどかそろえてあげて……むしろキズミさん同じ部屋に(殴 ミナトがあっちこっちにご飯食べにアイラさんを連れまわしていたんですが、一人でも入りやすい場所をしっかり選んで連れて行っていたところに私の好感度急上昇中です。できる男、ミナト。そもそも感触的には、アイラさんはミナトの方を好きになっていてもおかしくないんですよね……最初から優しいし何くれとなく気にかけてくれるしフォローはうまいし実力はあるし顔は良いし完璧では!?なぜ惚れない!!!?? キズミさんのお師匠さんも登場したんですが、なんだか夫婦関係が不穏な雰囲気……アフロを連れた少年がここで再登場するとは思ってみませんでした。 ミナトのポケモンも大集合会でしたね!次章からはミナトがメインの話になりそう。ミナトの家の話が出てきてワクワクしています!というかミナトさんが格好いい!試練!?格好良さ度合いが急上昇してきたね!? ◆六章 はわ……はわ……ろ、ロマンチックー!!!!! だんだんと仲良くなってますねこれは……アイラさん、ここら辺から心境が変わってきているというか、キズミさんのことわりと好きになってきていません???なんで自分には笑ってくれないの、とか、あんなに優しくしてもらったことない、とか。そんな感じの心境が字の文で漏れるとはわ……はわ……恋しちゃってるYouとか言いたくなってきますね!!!!!!You恋しちゃってるよYou!!!!! キズミさんもキズミさんで、悪態をつくのが習慣化してはいるけど、かなり……物言いや立ち振る舞いが柔らかくなってきたような……あわわ……くっこのままではキズミさんにときめいてしまう……!!!! レイコさんの本領発揮回でした!!!!!!!後半!!!終盤!!!!ときめきラッシュ!!!!!!エディオルにアイラが嫌いかって問われて答える切なげな回答!!!!!もう好きだろこれは!!!!!!好きですね!!!!!(過激派)すごく好きですこのシーン!!!!好き!!!!次にですねえ!アイラにアクセサリーつけてあげるシーンの悪態もすごくよかったですね!!!!!「ミナトなら褒めてくれる」ってお前も!!!似合うと!!思ってんだろ〜!!!????分かるよ分かる……はわわ……レイコさんはときめきのあるロマンチックなシーンを書くのが上手いですね(吐血) シリアスな話に戻すと、ファーストが生きているという話がすごく衝撃的でした。でも三次元では会うことができない。キズミさんも、これは……まだ生きているだけに、過去をずっと引きずってしまうのも仕方がないですね……。でも逆に、吹っ切ってしまったキズミさんは解釈違いなのでこれで良いのかもしれないと思いました。ファーストは劇場版ではぴんぴんしてた気がします!あっちは元気な世界線!!!???ジョージ警部も助かってほしいんですが、個人的にはファーストが復活してほしいです。無事に。復活できるのかな……結構シリアスでザクザク死ぬしなこの話……現実は非常ですが採用されてるからマジで心配です。 ミナト様がさりげなーく、試練を継続してるのがめちゃんこ格好いいんですよ分かりますか!!!!!はぁ〜全然悟らせずに真夜中に戦い続けて周囲にそれを悟らせないできる男ミナト様!!!!格好いいっていうか体大事にしてほしいっていうかいつ寝てるんですかミナト様!!???ねて!!!!お願いだからぁ!!!!随所にちょこちょことミナトさんが真夜中に試練に挑んでいることを匂わせる描写が入るのも熱い!!!! ◆7章 ミナトさん回でしたね〜!!!キズミさんの頬っぺたの傷が7章以後につくことは知っていたのですが、まさかミナトさんとのバトルによるものとは思いませんでした。アイラさんあたりを助けた傷とかそんな流れかな、と……。最近、衝撃の真実というか、過去編が次々明らかになっていますね。この三人の中だと誰が一番過去が重いんだろう……?ミナトかなミナトだな。アイラさんは一応、父親とは仲良し(昏睡)ですしお母さんに殺されかかった過去はあるけどまぁ……。キズミさんは、養父とか母親には愛されていたので、それ以外が色々とアレでしたが……。キズミさんは自分がコピー体であることさえバレなければわりと平和だったのではないでしょうか?あーでも、キズミさんのお母さん?を襲った女は何者だったんだろう?(読み込み不足ならすみません!!)顔がそっくりということは、彼女は母親?のコピー体?なのかな?ファーストは元野良ポケモンだったんですね、初対面(確かそう、だった気が)のキズミを助けるために勇敢に立ち向かったと考えると、警察犬としての素質は十分だったと思います。なんでや!ファースト悪くないやろ! ミナトさんのお父さんはミナトさんを放任していたと発言していますが、子供部屋から出してもらえなかったり、父の命令で卵割り割り作業していたのはどうなるんだ……?あれは必要な作業とかだったのかな卵破壊。子供部屋から出さなかった件については、また別の事情があったのかな。放任というわりにはユー結構閉じ込めたり鬼畜なこと命じてるよねっていう。レストロイ卿はミナトに興味がないはずのになんで呼び戻したの?と思ってたら、これはこれは……。彼もなかなか、命賭けてますねぇ……。妻のことを語るシーンがすごく好きです。いい女だった!でしょうね!?本気で好きだったんだろうなぁ。フフフ……。 今回、アイラさんの成長っぷりがパないですね!?飛び込んできたと思ったら野郎二人を遥かにしのぐ大健闘を見せてくれました!男前が過ぎるぜ警部!それだけに、最後の最後でイチルが死んだのはマジで!?とびっくりしました。死んだよ死んだ……マジか……。アイラさんが「あなたが鍛えたんでしょう!信じなさい!」的なセリフを発言していましたが、クラウが今回、とうとう待望の進化を果たしましたね!!!おめでとうクラウ!!!!あそこでアイラさんがあの発言するのがめちゃアツイ!!!! ここまで読んで思ったのですが、結構、予想よりガッツリと特殊設定入れてきますね!!!???いやでも、前にレイコさんはできる限り、アニメとか映画から設定を持ってきていると言っていた気がするので、ポケモンに対してふんわりとした固定概念を抱いていた自分が恥ずかしい……思い返せば、結晶塔の帝王とかもかなり特殊設定だよなぁ……ポケモン、深いぜ……。あと、レイコさんのイメージがいい意味で覆りました。のほほんとしたイメージがあったので、予想よりはるかにシリアスでエグイ角度の鋭角を攻める設定盛り込んでくるね!!!???ってビビり散らかしています。これは、ミナト・キズミ・アイラそれぞれ、ばらばらに主人公にして長編を一人一つずつ、過去の因縁に絡めてかけそうなレベルの背景設定だなと……。初期からこの構想があったとしたらヤバい。 ◆8章 いやいやいやいや……いやいやいやいやいや……ジョージ……こん裏切りもんがァ……。 物凄い展開になってきましたね……いやほんと物凄い展開になってきたな……(二度目) 劇場版ニアミスの意味がようやく理解出来ました。あっちではファーストも存命だしアイラさんは女子高生だし。でもパラディンは味方?っぽかったような。でもこっちのパラディンは敵っぽいこと言ってますし、まだ話が二転三転し出しそう。アイラさんとミナトさんの背景に関する話もある程度ケリがついたし、この章からはキズミさんに焦点が当たっている感じです。 ※実は読みつつもたぶんというか、絶対状況がよく分かってないというか設定がよく分かっていない読者(知能指数がちょっと不足してますねこれは)なので、読み違いとか、理解不足とか、読み落としとかあったらマジですいません……。 ウルスラの恋心はちょっとしたスパイス的な感じに関わってくるのかなウフフと思ってたらガッツリ心抉ってきてめっちゃびびりました。そんなにウルスラの心を抉ったらんとって……報われない片思い系女子には幸せになって欲しいと心から思っているので、クラウに振り向いて欲しくもあり……でもキズミの事をそう簡単に諦められるとも思えんしなぁあああああ……どうするんだウルスラ……どうする気なんだレイコさん……。 シンクロの影響でキズミさんはズタボロなんですが、それもジョージ(こんな奴呼び捨てて十分です!)の策略だった訳か……。ジョージにも理由があるのはよく理解出来るんですが、だからってミナトさんを人柱にしようなんて人類の風上にもおけんぞ!イケメンは人類の宝や!しかも中身もいいイケメンは貴重なんだぞジョージィ! セレビィもとうとう本領発揮ですね!初登場の時から「こいつ性格悪いなぁ」と思ってましたがガチでラスボスちっくな立ち位置になってきました。セレビィが仮にミナトさんに封印されたとしたら、ミナトさんが「ぼきゅ」とか言い出すんでしょうか?い、いやだー!!!!! ダッチェスにはアイラのお姉ちゃんがちょっと入ってたんでした、よね?ということは、ある意味でアイラはお姉ちゃんとキチンと関わっていた事になるのか……。 さぁ世界の危機が迫って参りました。初期の段階ではまさか世界規模の戦いまで発展するとはまったく予想していませんでした。ここから、どう足掻くつもりなんだキズミ……と思ってたら、ええと、あれは……キズミが、ポケモンになった、んですよね……?まさかここでポケダンの世界観をクロスするのか!!?? 夢に関する話とかはポケモンのゲーム関連からたぶん引っ張ってきた既存設定の応用、ですよね?オリジナルですか?その時にプレイしたポケモンから知識や設定を自作にぐんぐん引き入れて書いているのかな、と思いました。うう……ポケモン知識力も不足している事を痛感しています……。 ◆9章 クラウが格好良い。いやほんと、クラウが格好良かった……。「勝負だ、パラディン!」のシーンが痺れるほど格好良かったです。クラウのいいところは、優しくてまっすぐでちょっと控えめで恥ずかしがり屋でたまに抜けてる性格は変わらずに、強く成長してくれたところですよね。すごく素敵だと思います。 キズミさんがダークライに変身したターンはホントに焦りました。これ戻るの? ポケダンの世界線が更にクロスしてくるのか!? と勘違いの予想を立ててしまって恥ずかしい。キズミさんがダークライ化してからは、これまでのことが嘘のように穏やかな日々が続きましたね。嵐のように激しく、目まぐるしい毎日が過去のものとなって、状況はまっっっったく、というか、むしろ悪くなっているのでは!? と言いたくなるような状況でしたが、穏やかで不穏な日々を過ごす彼らに、つかの間とはいえ、休息が与えられたことが嬉しかったです。 その後の不幸の前振りなんですけどね!!!!!!!! キズミさんさぁ……アイラさんに、デレデレだね??? すっごく君……素直じゃん? なーんでその素直な愛情とかデレとかを人間versionの時に出さなかったのねえ!!!! ちょっと!!!! デレデレじゃん!!!! すごーく自然にイチャイチャしてませんでしたかアイラさんとキズミさん!!??? 改変前の世界線では恋人同士だったというのも納得出来ます。 前回に引き続き、ロングロード氏への好感度が急落中です。ミナトの次はキズミまで見捨てるっているのかテメェ……。アイラさんが悲しんでるのに「あいつのことは諦めろ」的な発言しませんでしたこの人? いくらアイラさんが大事だって言っても……いや、本当にアイラさんの事も大事なのかよオッサン……酷いぜ……あたしゃもう、誰モ信ジラレナイゼ……。 ◆終章・エピローグ・総括 なんという……何というビターエンド……ええ……ちょっと……レイコさん……ええ……。つら。 けっこう死者でましたね……それはもうええとしても、キズミさんが、改編後のキズミさんの生存ルートは存在しなかったんですか……? ショックすぎる……つらい……。 しかしこれが、この物語の終わりだとするならば、飲み込むべきでございましょう。ストーリーラインの終了として、改編後のキズミが戻ってこなかったのはマジでショックだったんですが、最後の最後で改編前のキズミが置き手紙を置いて失踪したのはマジで良演出だったと思います。本気で良かった。彼は、自分のいるべき場所というか、色々がわかってたんですね。 ていうか私が読み落とししただけでやっぱり改編後キズミさんが戻ってくる描写の伏線設定らしきものがどこかに転がってたりしないですかね???? 転がっていない場合は2週目で物語を再度読み解く時にがっつりきっちり改編後キズミさんが残存するルートとかを探りまくりたいと思います。キズミさんさぁ……女の子二人泣かせてんだぜ? クラウも! ウルスラの! 傷心に! つけこめよおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!! 男の子だろオオオオオオオオおおおおおおおおおおおおおお!!!!???? 好きな女の心を癒さんでどーする!!!??? そこがほんとーに! クラウらしいですけども!!! いやほんとに!!!!! でも頑張って!!! すごい頑張って!!!! パラディンの本名がクラウだったのは終盤を読みながら薄々察していました。以前、レイコさんにイラストをお贈りした際に、パラディンとアイラが手をつないでいる部分に言及してくださった理由がも〜〜〜〜〜すっごくわかります!! クラウが熱すぎる!!! お前が!!! 憧れた相手は!!! お前自身のもうひとつの未来だったんだよ!!!! 熱い!!!!! 好き!!!! これはクラウにノックアウトしちゃう読者多めなのも納得ですわ……。 ウルスラも良い子なんですけど、本当に最後までキズミのことを引きずっていて、なんだかな〜〜〜〜〜すぐそばの愛情に気づいてくれよ〜〜〜〜〜初期の初期からクラウを応援していたのでくっつかないのかと……どうなのかな……この様子だとまだまだ厳しそうなんだよな……つら……。 キズミさんも!!!! アイラさんの事好きだって!!! 改編後キズミさんもさぁ!!! やっとわかって!!! ヒューここからとうとうツンデレいちゃちゃタイムだぜやっほー!!!!! と思ってたらさぁ!!! 消えちゃうとか!!! 責任とってよぉ!!!! アイラさんも本当に良いのか!!!??? ミナト本当にいい奴だよミナト……。ミナトが納得してなかったのすごく良かったです。ミナトと改編前キズミが反目し合うシーンめっちゃ好き。劇場版知ってるだけにな〜〜〜〜〜!!!! わかるわかるよってからに……。 ◆文章について ここからは内容と言うより、描写について感じた事です。内容は色々設定がすごく複雑なんですけど、よくもまぁ……よくもまとめきって完結まで持ち込んだなと……感動しました……! ただそれだけに、なかなか……ストーリーと設定を理解するのが高難易度ハードモードなのが……。最後の終盤とか、すごく盛り上がってることも分かるし、私自身もふわっとしかわかってないのに気分が盛り上がったので、それだけに、ガッツリ理解出来ていたらもっと盛り上がって読めたんだろうなと……2週目で読み解く楽しみもたしかにありますけども!!!!!! 以下、気になった点です。 ・三人称の地の文で、視点を誰に寄せるか、という問題 ダークライになったキズミに視点をよせている章はすごく読みやすかったです。全体的に視点がけっこう、ひとつのシーンであっちによせたりこっちによせたりしているので、「んん!? 今の心情は誰だ!? クラウ!? とめこん!!?」という混乱が個人的には頻発していました。分かりやすい例を出しますと、 例) -1- 雨雲の瞳 <キズミ寄りの視点> 「随分早いご到着ですね。しかも、こんな夜明け前に」 ジョージ・ロングと同じ姓。キズミは真っ先につながりを推察した。 アイラと名乗った十代とおぼしき若い女性は、冷ややかにキズミを見据えた。 「私を、第一の接触者……色違いのブラッキーのもとへ案内しなさい」 不穏な空気が濃くなった。 「どうするつもりですか」 「決まってるわ。取り調べるのよ」 <アイラ寄りの視点> 情報は鮮度が肝要。 初動から時間が開くほどに、その価値は目減りする。 キズミの碧眼が睨み返した。 「彼女は負傷者です。休息と怪我の治療が最優先です」 「元々素行不良の個体のはずよ。怪我の程度を詐称してないと言い切れる?」 「強要すれば、人間不信を悪化させます。それこそ聴取に益なしです」 「被疑者を取り逃がしたダメな部下が、上司の私に偉そうにしないで」 雨雲のような灰色の瞳が威圧する。立場を持ち出して怯ませようとした。 だが、雨を期待して晴天を仰ぐようなものだった。激しいまでの青さだった。 「信用できない人間に、あのブラッキーを会わせる気はありません」 宣戦布告と同質の告知。 キズミが素早く紅白の球を開放した。直後にラルトスもろとも姿が消えた。 アシスタントの技で、テレポートしたのだ。 (アイラさん、キズミさんが!) 「落ち着いて。闇雲に探すのは効率が悪いわ、クラウ」 アイラは携帯端末を操作し、耳に当てた。 「番号合ってるわよね、金城湊くん? 急用で話せるかしら」 『うーっす。警部補殿からの初コール、光栄っす!』 デジタル変換された本物と遜色ない、朗らかな音声が応答した。 「レスカ君が逃げたの。彼の行きそうな場所を教えなさい」 『だと思ったぜ。タダでダチ売るのは、ちょっとなー』 「くだらない取引には応じないわよ」 アイラの声が身構えた。ミナトの声はあっさり笑った。 『オレが代わりに詫びるんで、逃げたあいつへのお咎めはナシってことで』 「それだけ?」 『いやいや、次が本命のお願いですよ。今度オレとメシ行ってください』 <クラウ寄りの視点> 出会って数時間の女性上司にデートを申し込むなんて、すごい精神力の持ち主だ。 キルリア=ウラウはさっき一瞬見えたラルトスを思い浮かべ、慌ててかぶりを振った。 (例文終了 いまのシーンのように、ワンシーン中で三人の視点が次々と切り替わっています。意図的な演出効果を期待して、とのことでしたら凄く申し訳なく、差し出がましいと思いますが、ワンシーン中での視点寄せは誰か一人に絞った方が良いと思います。読者の混乱を招かずに済み、また心情移入もより容易になると私は思います。 ・同一存在を現す複数の単語について これは本気で半分は好みの問題もあるかと思いますが、ポケモンの地の文での描写は、出来る限り種族名なり、愛称なりで統一した方がいいかもしれません。前半部分は愛称が多いですが、後半は種族名が多く散見されたように感じます。 小説は、漫画と違ってビジュアルがない分、ニックネームと種族を一致させて記憶するのが困難だという意見が、かなり見られます。ニアミスはたしかに面白い。けれど、一匹のポケモンを意味する単語が多すぎます。例えばネイティですが、長老、セレビィ、麹塵、小鳥、ハイリンクの森の護り神。確認した呼び名がこれくらいあります。人間にもこれは言えることで、コードネームに本来の名前に地の文での比喩的呼び名が入り交じって登場人物の把握が難しく(登場人数が多いのも要因です。それら全てが関連したストーリーである点は、見事だと思います)、初登場のポケモンが比喩の名前で呼ばれて種族名が出なかったりすると、少なくとも私にはどのポケモンかわからないことが多々あります。 ニアミスは元々、専門用語を多数含んでいるストーリーです。加えて複雑な背後関係、人間関係が展開されていくので、そこに、同一の存在を現す複数の単語が出現したとなれば、混乱必須と言わざるをえない。そのように私は感じました。完全なる趣味に割り切るのではないのなら、どこかの理解難易度を下げないと読者の理解がオーバーヒートしてしまいます。 描写で意見出来る点は以上です。 あらゆるポケモンのゲームから引っ張ってきた把握しきれなかった設定を巧みに利用し、壮大なスケールの物語を語りきったことが素晴らしいと感じました。まさに、ポケモンの世界の全てを詰め込んだ入魂の一作です。設定の利用方法だったり、キャラの背景・心理の動き、シーン展開など、学ぶところも多かったです。描写に関して言ったことは、実は私自身にも跳ね返ってくる部分であり、大いに反省しました。 小説は、趣味です。気楽に、自分のやれる範囲で楽しくやることが大切だと思います。改稿をすごく頑張られていたことを知っています。最初の4章、5章を前回読んだと思うのですが、ずっとずっと、読みやすくなっていました。本当に、すごく頑張られたことと思います。凄い! 描写も指摘を迷いましたが、出来る限り受け止めたい、と仰っていたので、気になった点について述べさせて頂きました。ですが、私自身は申し訳ないことに、指摘しておきながら自分は感想を受け取らない、批評や指摘を受け取らないという立場をとっており、お前が言うのかよ、と感じています。なので自作についても「これってどうなの?」と思う点があれば、DMなりで指摘をくださって構いません。誠心誠意、可能な範囲で対応させて頂きます。 明日からはニアミス2週目の旅に出て、また2週目感想を書きに来たいと思っています(・ω・)ノシ [91]
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投稿者:レイコ 2021/12/04(土) 13:45 | ||
[表示] 文章の読みづらくてすみません! 己の文才の乏しさをTwitterで公言しているほうだと思っていたのですが、実際に小説を読んで下さる方向けに、スレッドのトップ等に注意事項として読みづらさを記載しておいたほうがいいかもしれないですね。検討します。 視点切り替えの多さはおっしゃる通り、ご指摘はまさしくご正論なわけで……これ実は事情がありまして。というのも、キズミとミナトは、作者的には心理描写が少なければ少ないほど良いのです。キズミ(特に表記が無ければ、短髪のキズミと思って下さい)は不器用で、ああ思ったこう感じたをリアルタイムでうまく心の中で言語化するのがニガテなので、つまりキズミ視点のシーンを長々と、かつ頻繁に書いてしまうと、キズミの設定から矛盾しかねません(その分アイラやミナトやオルデンといった、一部の相手に対しては若干心の中が饒舌になります)。 ミナトも同様に、言動にミナトなりの意図はあれど裏はない、みたいなところがあるので(もし腹の底で別の思惑のある言動ばかりしていたら、台詞がいちいち胡散臭くなりますし)。改稿にあたり文量圧縮のためにキズミ・ミナト視点や心情の加筆はやむを得なかったですが…… それと、あまり厳密に視点を固定したくなかったのは、「実はあのシーンのあの言動の真意はああだった」的な時間を逆戻りしてキャラごとに解説する描写も減らしたかったからです。ニアミスは登場キャラが同じ場所に大人数が集まるシーンが多いので、それを何回もやるとテンポが明らかに減速してしまうんですよね…… キズミとミナトになるべく自己語りをさせたくなかったというのもあります。長所も短所もある人物像を大事にしたかったので、アイラやクラウ達といった立場で見方の変わる客観的な情報から、読者さんにイメージを膨らませてもらえたら嬉しい! みたいな! このへんは実験的な要素でした。 そしてなんといっても、そうなってくると心理描写≒書きやすい視点がアイラかクラウ(このふたりは作中の役割ポジションからして、視点が不可欠なみたいな部分があります)に偏って、非常にバランスの悪いことになるのです。それこそ、ニアミスの主人公はアイラとクラウだったんじゃないかというくらいに……それはちょっと避けたかったんですよ。 ガッツリ長くなっちゃいました。視点切り替えのめまぐるしさは、ものすごい自分も頭を悩ませたポイントでした。執筆中もどうにかしたかったのですが、小説として優先したい要素のためには文章・視点の分かりやすさを代償にするしかなかった感じです。そこで、重要な場面はなるべく視点変更を減らしたり、9章はイレギュラー感を際立たせるためにも絶対一人称をやる!と決めていたので、たびたびの視点のめまぐるしさを逆手にとって対比を狙った演出が達成できました。もちろん春さんのご指摘はごもっとも! こちらの思考錯誤が伝わったほうが春さんとしてもスッキリするかな?と思い、厚めに語りましたが、視点を絞ったほうがいいことは全面同意です。読書上のご不便をおかけして申し訳ありませんでした。 これはねー! 好みが分かれると思います。春さんにとっては分かりにくさが強調されたようで、申し訳ないです。拙作ニアミスはとにかく設定が多い! しかし読者さんがお忘れになったであろうタイミングで設定の振り返りをストーリーに織り込もうとすると、テンポがだれたり文量が増えたりとマイナス点もありまして…… そこで「ネイティ? セレビィ? 情報量が多くてなんのこっちゃ!」と、「長老? セレビィ? そんな設定あったっけ……」なら、読者さんに前者を感じてもらうほうが良いという結論になりました。キャラの呼称が多いのは、文章上の分かりやすさより情報提示の反復を優先したかったからです。ジョージ・ロングとジョージ・ロングロードが統一されてなかったりするのも、ちょっとした理由がありまして。読者さんによっては気になるところかもしれませんが、お見逃し頂きたいです。ご迷惑をおかけします。 >序章&第一章 かなり改稿しました! 字数を半分以下くらいに圧縮しました! 基本の展開は同じなので、春さんの記憶力ばっちりですとも!w ロング警部は展開の関係でしばらく出番がないので登場シーンを長くしました。全体的に分かりやすくなっているならよかったです。改稿した甲斐がありました……! >二章 加筆によくお気づきで! 欲をいえばアイラと女子生徒たちのくだりは私も好きで、もっと手を入れたかったですが、改稿前との兼ね合いであんまりいじれなくて。番外編的な扱いでいつか補完できたらなあ、と思います。 容赦なくポケモンが死ぬ世界です。人間もポケモンも生き物なので…… >三章 きゃ! 春さんから恋されちゃった!?(違) 一矢報いるシーンは、すみません……覚えていてくださって嬉しいです。アイラが活躍するのは主にストーリー後半なので、この時点ではカットしても良いだろうと判断しました。ミナトの対霊パートだけでいっぱいサイドストーリーが書けるので、もっと増量したかったです。でもニアミスの本筋から逸れまくるので、こちらもいつか別枠で公開できたらいいなと思っています。キズミかっこいいですか!? よかった! ミナトが本気出したらたぶんキズミは霞むので、今のうちだけでもかっこいいと感じてあげてくださいね……!w >四章 ニアミスはキャラクターの対比を重視しているので、父親を慕うアイラ、父親を嫌うミナト、父親のいないキズミという対比になっています。ストーリー進行度に合わせてアイラの家族観の変化を掘り下げるのも書き甲斐がありそうだったんですが、他の設定や展開も並行しようと思うとただでさえ情報量が膨大なので、読者さんを困らせてしまうのではないかと考えて取りやめました。お姉さんは、出て…… どうでしょうね!!! >五章 ラブコメです! ニアミスにラブコメ要素は必須なんです!!!(力説) 隣部屋っていかにもラブコメでしょ! この設定でドタバタもっとやりたかったなあ! そこにお気づきとは鋭い……ミナトを好きになってもおかしくないのに、アイラはその気配が全くないんですよね。アイラは父親の心配や警察の仕事で頭がいっぱいで、甘酸っぱい青春なんて自分には無縁だと思い込んでいる節があるのかもしれません。キズミの良い所がまだあまり分かってないので、その親友のミナトはろくでもない男に違いないという偏見もありそうです。ミナトもミナトで、アイラの固いガードを本気で破る気がないんでしょうね。親友のキズミが特別気にかけている女性だからという分別がミナトなりにあるんだと思います。 >六章 だんだんキズアイに変化が出てきてる感じがしますか!? ラブコメの波動出せてますか!? なんちゃってロマンチック大成功ですか!? やったぞー!! 両片想いとかケンカップルっていいですよね!! ね!!? 少なくとも私は好物です!( 船上ディナーはニアミスの日常パートのなかでおそらく一番シチュエーションを頑張った回だと思います! たしかにファースト(ガーディ)は劇場版ニアミスでぴんぴんしてます。小説のファースト(ウインディ)がなぜぴんぴんしていないかの理由については、後半になるにつれ明らかになります。設定が込み入っているので、理解がややこしいかもしれませんが…… キズアイが進展(?)しているのに、ミナトはさしてコミカルなラブコメ要素もなく(ウルスラを口説いたりしてますが)夜な夜な悪霊狩りをしていると思うと、ああ見えてなかなかどうして孤独を課せられた男なのかもしれません…… >七章 ミナト回でした! この章以降キズミの右頬に傷跡がつきます。傷(キズ)が右(ミ)と覚えてあげて下さいな! アイラを守って負った勲章ならまだ格好がつくんですが、そうではなくて少し締まらないところがキズミらしいと言える……かも? キズミの養母(遺伝子上は妹にあたるので、関係がややこしい)を襲ったのはおそらく、養母から作られたコピーだろうと思います。キズミも生育環境が違っていれば、コピーであった彼女と同じような犯罪に走っていた可能性もゼロじゃなかったかも……いろんなことが重なって、己の存在価値を希薄に感じるキズミの性格が出来上がってしまったのでしょうね。ファーストは作中きっての名犬なので、評価していただけて嬉しいです……! ミナト父は、息子のミナトが『生き残る』ことが肝心だったので、安全な子ども部屋に閉じ込めていました。ミナトの衣食住を召使い(メロエッタやフワンテ=イチリ達ですね)に確保させる以外はほぼ放置(=放任)していたのだと思います。下手したら一般常識も一般教養も何もかも遅れていたところですが、国際警察の施設に放り込まれた(ロングがそう働きかけたのも理由の一つでしょう)のが六歳か七歳頃なので、このあたりは設定をそこまで煮詰めていませんが、同年代と比べてミナトが出遅れるということはなかったみたいです。 卵割り作業を命じたのはミナト自身の手で強い守護霊を作らせて、身を守らせることが目的だったようです。その結果生まれたヒトツキ、のちのニダンギルはミナトを守る使命をまっとうして、ミナトとその友人らを城から逃がすことに繋がりました。 七章のアイラは書いていて楽しかったです! メンタル、フィジカルともキズミナに見劣りがちだった女性上司がここにきてようやく、ポテンシャルを開花させて活躍するというね……! ミナトやキズミの過去が明らかになる章であると同時に、ずっと温めていたアイラのターミングポイントでもありました。クラウの進化章でもあります。クラウの進化シーンもずっと書きたかったんですよー! ニアミスはゲーム同様「持ち物」が目に見えないことが劇中初期からのミソなので(最たるはファーストとC-ギアです)、その設定を活かせる展開が楽しかったです。 出来る限り原作ゲーム、アニメ、派生メディア全般、図鑑などから設定を拝借してます! 拡大解釈も多いのですが、九割くらいは着想の元ネタをお答えできると思います。残り一割は元ネタを忘れちゃった……とかになるかと(苦笑) 三人の構想は、キズミの処遇は連載前から決定していました。ミナト周りの細かい設定が固まったのは三章くらいからでした。初期構想だとアイラはもう少し出番が控え目でしたが、連載中に独り歩きして伸びしろのあるヒロインに成長してくれました。 >八章 急にスケールがでかくなった(意訳)と読者さんからよく言われます。で、ですよねー(汗)。八章の種明かしに向けて序章から七章までだんだんギアが上がっている構成にしてあるつもりなので、もし読み返していただけたらなんとなーくその流れがつかめ、る……のかな? ちょっと自信ないなあ……希望としてはそんな感じです! 劇場版ニアミスは歴史改変が起きる前の元の世界が舞台かつ長髪キズミ(後述)が主人公です。ストーリーは、歴史改変後の世界が舞台である小説へとつながる締めくくりを予定してます。まだ先は長いですがきちんと完結させる意志はあるので、投稿再開したらまた続きをご覧いただけると嬉しいです。 人間のキズミに片想いしていたウルスラの立場を、ダークライ化したキズミが味わうという皮肉なんですよね。アイラへの感情が恋心かどうかは不明ですが。ミナトもメタモンの血筋が入っていますし、亜人の設定がそもそも掘り下げると実は異種間恋愛や婚姻をテーマを含んでいます。このへんは、ダイパ初出の人とポケモンが昔は結婚していたという伝承と、人間がポケモンに変身してしまうポケダンが元ネタです。 ジョージ・ロングをことさら擁護するない気はないですが(作者としてどのキャラにもフェアでありたいです)、小説ニアミスでは意識してロングの心理描写を削減しているので、ロングについては劇場版ニアミスである程度補完したいと考えています。 ネイティ=麹塵の中の人(?)のセレビィが春さんからお叱りを受けてるぅー! ちなみにあのセレビィは人間から嫌われたり憎まれたりすることに興奮を覚えるタチの悪い邪神なので、精神的に忌み嫌うことはオススメしません……物理的にどつく、蹴るといったダメージを与えたほうが効率的です。ミナトも麹塵にムカついたときはそうしてました(?) ニアミスは原作ゲームのBWの設定や要素を下地にしてある部分がかなりあるので、未プレイの方には非常に分かりにくい設定周りになっている自覚はあります。しかし注釈や資料集の作成には相当な時間がかかりそうなので、設置時期は未定であります。読者さんに不親切で申し訳ありません…… >九章 がっつり日常パート、とても楽しかったです。舞台が固定され気味な地域密着型の小説は、同じ場所でもキャラの組み合わせや状況次第で見せ方が何回でも変わっていくのが、旅モノとはまた違う魅力でねす。 ダークライのデレ章こと、記憶喪失になったほうが素直(?)で謙虚(?)になれる短髪キズミの一人称、ご堪能(?)頂けましたでしょうか!? このへんの、アイラへ寄せる青春の感情や三枚目感は長髪キズミと同質なんですよね……もっとも長髪キズミは、アイラへの好意をひけらかさない割に否定しない男ですし、短髪よりもっと気さくで前向きですけども。両者の違いは境遇と育ち方の違いが大きかった模様です。人間からダークライになってしまった短髪と、ポケモンしかいない世界(≒はるか未来と思われる)に飛ばされた人間の長髪、ふたりでひとつの“ポケダン”というイメージで書いていました。 クラウは、ポケモンサイドの主人公という認識でした。クラウの場合、悩みが一つ解決したらまたすぐ次の悩みが現れるという、成長キャラなんだけども一概に成長キャラといえないところが執筆中の面白さでした。正統派ヒーローっぽい性格でキズミナと比べ物にならないくらい優等生なのに、ウルスラに振り向かれることなく恋の行方は曖昧なところとかも、どこか煮え切らないクラウらしさだと思っています。その分フィジカル面は文句なしに活躍してくれました! 心情が書きやすいニアミスキャラのひとりなので、クラウが主役のスピンオフもいつか書いてみたいです。 >終章・エピローグ・総括 劇ニアイラストの件は改めてありがとうございました!!! 小説のアイラとアシスタント・クラウの関係を知ってからだと、劇ニアのアイラと友達・パラディンの縁の見方も読者さんのなかで変わる……逆もまたしかり……とかだったらいいなあ……春さんのあの大作について語りだすと脱線が止まらなくなりそうなので割愛しますが、コピックの色使いも映画ポスターのようなオシャレな構図も本当に大好きな頂き物です!! ウルスラとクラウの関係は、ミナトを入れた三角関係(?)に移行してエピローグまでに五年ほど経過したので、そのあいだに変化があったみたいですよ。詳細は続編orスピンオフで明かせたら……いいなあ……作者の遅筆さえなんとかなれば、ワンチャンのはず…… 味方に著名人がいたわけでもなく、メディアで報道されたわけでも誰かから感謝や賞賛されたわけでもなく、広い世間に周知されることなく静かに歴史の闇に葬られた箱庭の戦いにおいて、腐っても神格を相手に、無傷で済むはずのなかった主人公陣営が最小限の犠牲者数に抑えこめたのは幸運だったと思います。生死の概念があいまいなゴーストたち、クラウ(パラディン)とキズミ(長髪と短髪)などの特殊ポジションを除けば、はっきり力尽きた描写があったといえるのはレストロイ卿だけですので。ただ敵役やストーリーを通しでみれば、たしかにネームドキャラの死者の割合は少ないとは言い切れないかもしれませんね…… ミナトはああ見えて友情を大切にしているので、ニアミスのラストはミナトが必須の締めくくりとなりました(最終話の手紙は、準番外編の扱いです)。己の果たすべき役目に邁進したを短髪キズミとの別れを惜しんだ者たちの代表、象徴としてえがきました。読者さんのなかにはご感想の代弁と受け取って下さる方もいらしたので、主人公のひとりであるミナトにこの役目を負ってもらったことは非常に重要だったと思います。 短髪キズミの生存ルートを模索してくださり、ありがとうございました。こんなにも真剣に二週目を読み込んだ上で、短髪キズミの幸福を考えて下さった読者さんは、春さんが初めてでした。作者として私なりに、短髪キズミについてのアンサーを用意していたつもりですが、春さんの熱量が素晴らしかったので、自作について改めて見直しと理解を深める貴重な機会になりました。大ボリュームの感想までお送り下さって、作者冥利に尽きます。春さんという読者さんに恵まれて、ニアミス書いてよかった……完結してよかった……改稿してよかった……!! 読破おめでとうございます、お疲れさまでした、重ね重ねありがとうございました! 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NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:春 2021/05/05(水) 07:57 | ||
[表示] 4章読了しました! すごい!!レイコさんの努力の結果が凄いことになっている!! なんか……分かります……実は正直なところ、3章までは難しい漢字や言い回しがめちゃくちゃ多くて、レイコさん凄いな……こんな漢字や単語私使ったことないよ……理解するのが難しいけど、これは私の勉強が足りないんだな……と若干落ち込みながら読んでいてですね……なので4章でそれらの言い回しが一掃されて、物凄く読みやすくなって、物語に入り込みやすくなったのでとても、とてもありがたいです……。分かりますよ!!そういう時期ありますよね!!そういう時期を経たからこそ体に馴染んだ表現とかあるし、模索する時期って必要ですもんね!!それはそれとしてありがとうございます!!!!!! 3章の感想では大変失礼致しました!!!読み返したらちゃんとアイラさんが救出されている!!!!ごめんなさい!!!今回は私の愛しのミナト様ごほんげふん、ミナトは出番は控え、キズミとアイラの話が中心となりました。キズミの事情はこの先出てきますね!!劇場版でキズミは関西弁だったので、「おや……こっちの時空では普通に喋ってるよな……?」と思っていました。今回はキズミさんのモンスターボールオタクっぷりが発露してしまった!!最初に読んだときは「んん?モンスターボール?ポケモンじゃなくて?ボールの方?」と思ったんですが、ガチのモンスターボールファンだと知って吹きましたwwww本気でそっちです!!???キズミさんにモンスターボール関連の話で捕まったら4時間は覚悟しないといけないかもしれない……(それはそれで楽しいかも?) ヤドンタクシーのヤドン好きですね!笑ったところの表現が特に好きです!出番が今回だけ(もしかしてまた出番あるのか?)なのが惜しまれる……この街も治安が良いように見えて、裏の事情が存在していて、キズミさんはそれも分かった上で警察官をやっているんだなぁ。ジュペッタになりかけているぬいぐるみはどうして持っているんだろう……。ぬいぐるみは子供に捨てられるとジュペッタになって、愛されるとぬいぐるみに戻るらしいです。ぬいぐるみのまま愛してあげることでジュペッタにならないようにしているのかな?でもビニールかけたままだし、逆にジュペッタになるのを待っていたりして?キズミさんも寂しいのかなぁ……。(何年か前の作品になるので、図鑑説明の当時の公開内容によっては私が誤読している可能性があります!!すいません!!!) アイラさんの事情が判明しました!「アイラはわりと早めに判明します」と行っていた予告通りだ!!前回出てきたアイラさんのそっくりさんは、ズバリ母では!!??お母さんだったらペールとロータンが従ってしまったのも分かります。国際警察官であるパパと一緒に人生を歩むには、ママは、普通の人で、ついていけなかったんですね……アイラさんも家族のことを背負うには、厳しい……キズミー!!もっと優しくしてやらんかー!!!!!!!ところでお姉さんは出奔してしまったということなので、この先出番がありそうですよね!!??(わくわく)いやもしかしたら、あのアイラさんのそっくりさんはお母さんではなくお姉さんであった可能性があるかもしれんな……そうなると……ど、どうなるんだ……!? キズミさんが冷たいのは、犯人を取り逃がしてしまった負い目か……本当ならアイラさんの顔を見るのも辛かったかもしれない……。でも、アイラさんがいなかったら、もしかしたらキズミさんはもっともっと無茶してたかもしれないよなぁと不意に思いました。だってアイラさんを守らないとマジで顔向け出来ないですし。前回アイラさんをちゃんと守れて良かったねキズミ……。むしろ、アイラさんという現状で守るべき相手がいることが良い影響を与えている気がします。無茶しきれないしね!! アイラさんの背負うものが判明し、ますます男二人組頑張れや!!がっちり支えたれや!!!という想いを強くしました!!次くらいでまた事件が起こりそうな気がします。果たしてわだかまりはなくなるのでしょうか?それとも、更に絡んでしまうのかな……またのんびり読みにうかがいますが、マジでのんびり読みにうかがいますので、レイコさん、首と肩を大事にしてください……!!!!!!! [89]
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投稿者:レイコ 2021/05/09(日) 18:59 | ||
[表示] ご感想ありがとうございます!! 連載初期は特にですねー、自分はもともと文章下手だから内容が読者さんに伝わらなくてもいいや、それよりもニアミスという自作品のためにどんな文章を書けるか、どんな文章だったら作品の雰囲気を構築できるか、それについてはやれるところまで研究するつもりでやってみよー! という後ろ向きだか前向きなんだか、文章に対して唯我独尊の謎スタンスだったですよね…… しかも、連載初期であればあるほど脳内プロットは暗くてシリアス(ストーリーラインは三章の段階でほぼ固まっていましたが、当時はコミカルなシーンは採用の優先度がとても低かったです)だったので、なかなか小難しい文体から脱却できませんでした。 連載期間8、9年くらいを通しまして、おかげさまで、文章が難解だろうと乱雑だろうと、読んでくださる方は読んでくださるのだという大変貴重なありがたい経験を継続させていただきましたので、後期になればなるほど(具体的には8章以降くらいかなあ…)読者さんにストーリーを理解してもらえるような文章作りを頑張ろう、と方針転換しました。といっても、時すでに遅しだったんですけどね……なので、春さんの感覚はごく正常でごもっともです。なんなら私自身も同感ですw 完結した!という満足感と、自戒も少しあって、ポケノベ版に関しては一年以上じっくり休息しましたので、春さんが読み始めてくださったことをきっかけに、いちから全面改稿に着手できたのは何度も申し上げた通り、大きな喜びです。あの頃とは異なる文章でもう一度同じストーリーをなぞれるのって、新作作りとはまた違う刺激があってすごく楽しいですよ! UM図鑑だと愛されたらぬいぐるみに戻るらしいですね。よかったなあジュペッタ、公式からの救済措置…! 残念ながら連載当時はその設定がなかったので、捨てられて変化する不憫なポケモンという位置づけで劇中は一貫してるかと思います。なのでキズミがぬいぐるみにジュペッタになってほしくないのは、たぶん憐みなのでしょうね。廃棄後に化けてさまよわせるのは可愛そうだし、かといって自分は手持ちにしたくないので。もしでも化けたら化けたで面倒見なくちゃなあ、という思いはあるんだと思います。ビニルはあれです、不要な景品ぬいぐるみを透明ビニル袋をかけられている状態の新品で押しつけられたら、わざわざ袋を破るだろうか…という……(このへん説明は曖昧にしてありますが、おそらくミナトは手持ちを増やしたがらないキズミにあえて押しつけたんでしょうね) アイラの過去はそんな感じです。 拙作ニアミスは……実は、キズミナアイの過去はこうだった!みたいなくだりは、ストーリーの盛り上がりポイントとして、そこまで上位にカウントしてないところが、作者的にはありまして…… もちろん主人公らの行動原理の解明という意味では、すごい大事なんですけどね! キャラクターのバックグラウンド関連の最高潮はある章のある一点に集約したつもりなので、そこはストーリー上盛り上がるシーンに仕上がってたらいいなあという願望があります……! 敵で出てきたアイラの「そっくりさん」は変身(変装?)能力持ちですからね! 母でも姉でもなく、単純にアイラの顔を借りて意地悪したかったんだと思いますよ^皿^ キズミはね……バカなんですよね……バカで単純で真面目で、若いのです…… 4章読了ありがとうございました。ぜひ5章ものんびりとよろしくお願いします! [90]
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NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:春 2021/04/04(日) 08:48 | ||
[表示] 3章読了しました。 色々考えた結果、だいたい1ヶ月に1章くらいのペースで読むことにしました。なのでそれくらいのペースかなと思って何卒……。 まさかの3章目にして、アイラが人質に陥るとは……。キズミが主人公というよりも、ミナトとキズミのダブル主人公という印象が強いです。推測面白い! との事なので、推測全開にしていますが当たっても外れても「ふぅ〜↑↑当たっちゃったぜ〜!!」「これは予想外だぜ楽し〜い!!」ってキャッキャしてるので深く気にしないでください!!!!!あれだったら言って貰えば控えますので!! ◆ミナトについて レストロイ家の次期当主ここで来たか〜!!あれは劇場版だけの特別設定ではなかったか〜!!あっちは普通に当主としての座をついでおり、こっちはついでなくておまけに父親と不仲ということは、劇場版ミナトはIFルートの彼……?かな。こっちのミナトは父親とは仲良しなんだろうか。ということは、ミナトさんが親父さんを嫌っていて、次期当主嫌!って言ってるのは悪いことではないはずだ! あーでもあっちはあっちで、不良ルートに入ったのかなぁ……。レストロイは日本語訳すると「復元」とかの意味だったので、悪い家ではないと思うんですよね。霊感体質だし話の流れからしても、除霊一族とかかな。その中でもミナトは霊感も強く、将来を嘱望されていたとか? んーなんというか、彼は縛られるのとか嫌いそうなんですよね。お家厳しそう。お家の期待に反発して、国際警察の世界に飛び込んだ反抗期の青年成長ルートと、お家に不信感を抱き、いつかその魔窟とか裏事情とか全部すっぱ抜いてまとめて逮捕してやるぜ! 的なかなり重い意志を持って入ったルートと、あとなんだろう……なんとなく、家を継ぎたくない訳じゃないけど、それまでの時間を引き延ばしたかったというモラトリアム延長ルートと、家のしきたりで一度は国際警察の職歴を持っておけルートと4ルートくらい予想しております。 ちゃんと祓いもやってのけたし、なによりミロカロスは育成が難しいポケモンです。彼の過去の話でも、キズミが才能あり努力家で更にはイケメンであることに対抗していたようです。ミナトは適当にやったらなんとかなったけど、才能にかまけず努力するキズミに感化されたとかだった気がする……。そこの事情も考えると、反抗期ルートが濃厚な気がします。お家に不信感ルートだともっと必死に努力しそうだし(そんなミナトさんは想像が出来ないぞ!)、モラトリアムとかしきたりルートだと父親を嫌いじゃなくてもいい気がする。複雑な気持ち、分かります。とても可愛い……もちろんそれ以外のルートでもミナトさんは格好良いんですけども! あのスケボーもちゃんと道具だったし、潮水後のフォローもしてたし、優秀なのでは???しっかりお仕事完遂して、被害も出さず、キズミとアイラのフォローもしようと奮闘する……凄い優秀なのでは……?いつもニコニコしてて余裕を感じるし、権力も実力も金も人望もある性格の良いイケメン……惚れるしかなくない? クラウがウルスラに片想いしてるの可愛い〜!! クラウの片想いの相手分かりますよ!これはキズミですよねキズミですよねポケモンと人間の恋ですよねアイラさんのライバル役は昔からそばにいて事情もしっていて陰に日向にキズミを支えてきたウルスラなんですよねいいですよねでも将来的にキズミとアイラの為に身を退いちゃうんですよねそこにクラウが寄り添ってくれるんですよね分かりますよええ分かりますとも!!!!!!(オタク特有の早口)クラウは生真面目な青年イメージがあるので、是非是非頑張って欲しいです! ◆キズミについて キズミは学生時代に一度落第しているそうですね。恐らくそれは、彼が一匹しかアシスタントを持たないことに関係しているのだと思います。そこで大事なポケモンを死なせてしまったとかかな……。それなら一匹しか今はアシスタントを持たない気持ちも分かるし(なにせ、増やせばその分死亡率は上がります)、自分が率先して戦う(自分が盾になってポケモンを守る)にもよく分かります。最後の方で「守る価値なんてない」という発言がありましたが、こういう事情を推測すると気持ちも分かるな……。キズミの出身は劇場版と同じく孤児院かな? そうだとすると、彼が努力を重ねて国際警察にまでなったのは凄いことだと思います。孤児院に入った理由が仮に犯罪に親が巻き込まれたとか、親が犯罪者とか(こっちは履歴書で引っかかりそうだからないかも?)かなぁ。そうすると、今回の事件の首謀者はアイラだけでなくキズミの過去にも関わってくる可能性が高そうです。オラわくわくしてきたぞ!!キズミの過去にはまだまだ謎が多いですが、メイン格の彼がどういう経緯でアイラとゴールインするのかが気になって仕方がないです。だってもう極寒の雪山のごとき冷たさだもの……。 補足ですが、ミナトの「フィールドは作るもの」キズミの「フィールドは壊すもの」の対比に気がついた瞬間、これがライバル同士の友情って奴だな!!と彼らの付き合いの長さを感じました。表面上だけ見ると、台詞が逆になりそうなのが面白いですね。アイラがトランツェンを振るったシーンも格好良かったです、キズミもトランツェンを使って戦っていて、あれが壊れた瞬間は流石にびっくりしました。こ……壊れた……大丈夫か!?しかしそこも計算通りで進めるとはやるなキズミ!アイラは戦闘シーンがまだあまりないので判断がつきにくいのですが、ミナトとキズミは流石に場慣れしているだけあって、計算尽くでバトルを行っているように思います。アイラさんは実戦経験がまだあまりなさそう。が、頑張れアイラさん!!!!! ◆アイラ まだ謎に包まれている……敵の女性がアイラさんそっくりだったのは、変身能力のあるポケモンの仕業だと思います。何故ならキズミが最初に相対したのは男だったし、そうも都合良くアイラさんに双子のそっくりさんがいましたとも思えないし……双子の愛憎劇でも楽しいんですけどね!!!!!!肩肘張って上司ぶろうとしているけど、上手くいかないアイラさん……キズミさんの方が場慣れしており優秀感があるので、立場が逆転しておる!!アイラさん今のところプンプンしてるシーンや攫われたりと本人の意思でなく足手まといな感じになってしまっているので、この先格好良いシーンが出てくると良いな……でもトランツェンで対校したシーンは凄く格好良かったです!!!めちゃ格好良かった!!!彼女はキズミに対して甘すぎると言いますが、私がアイラの方が甘すぎるというか、優しいんだろうなと思います。そこはやっぱり場数の差かなぁ。お父さんのポケモンに油断してしまうアイラさん。気持ちは分かるけど……分かるけど……ッ!!キズミさん!!つんつんしてる場合じゃないんですよ!! アイラさんはどこに連れて行かれたんだろう?アイラさんを取り戻すためにキズミさんが頑張る未来が見えるけど、ミナトさんにちょっと怒られそうな気もするんだよなぁ。つんつんする気持ちも分かってくれるだろうけど、流石に攫われたとあればなぁ……。そこから態度が軟化していくのかな? ◆3章総括 アイラさんが攫われてしまう上にまだまだアイラさんとキズミさんの不仲が続き、そしてミナトさん格好いいぜな盛りだくさん3章でした!次からレイコさんが改稿を進めているとのことなのでドキドキです。また4章読み終わったら感想を投げに来ますね!ありがとうございました! [87]
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投稿者:レイコ 2021/04/10(土) 21:32 | ||
[表示] ご感想ありがとうございます。毎回とても嬉しいです! 読書のペースはどうぞ春さんの無理のない範囲でご調整ください。一か月に一章分もコンスタントに読んでもらえるだなんて、贅沢な…! それでもやっぱりリアルの都合で負担になるとかありましたら、気にせずどんどんペース落としてくださいね。拙作はどこにも逃げませんし、春さんには春さんのご都合を優先していただくことが一番なので! ◇ミナト 劇場版ミナト(以下悪ミナト)を覚えてくださり感謝です。もともと不定期な上に更新ストップしてますが、ネタが思いつかないとかではないので!むしろ固まりすぎてていつでも再開できると作者が油断してるという、逆にあかんパターンなので…!なので、再開時期は非常にアバウトですが、引き続きご閲覧いただけましたら幸いです。 悪ミナトは現当主でミナトは次期当主、この違いに気づいていただけて万々歳です。悪ミナトが当主になった経緯は劇場版でいつか触れるつもりでした。春さんの読書ペースですと、小説本編でミナトの家庭事情が掘り下げられる章にたどり着くほうが早いかもしれないですね。IFルートっぽいですかー、なるほどー! レストロイが「復元」!? restoreですかね? たしかにリストォアーレストォアー(ロォアーイイ)(ローイ)(ロイ)とも読めますね。ちなみに由来はロストレイ(失われし光)という造語をもじりました。再生のReと破壊のデストロイをくっつけた造語のレストロイというのもあるらしいので、いずれにせよ厨二ネームですね! でも「復元」という訳はむしろロストレイよりよっぽど根幹にかかわってくるであろう示唆的な響きなので、これからもし他の方にレストロイの由来を尋ねられたら「復元です!(ドヤ顔)」と答えようかと思います。ありがとう春さん!!! おっしゃる通り連載当初はW主人公を意識していて、実力的にほぼ拮抗していました。現在の設定では、総合力はミナトが上です。手を抜いてるとキズミが努力で愚直に追い上げてくるので、追い抜かれてたまるものかとたまに本気出したり、駆け引きしながら対抗意識を燃やしてたイメージですね。へらへらしてる割に、遊び感覚の根底は好戦的かつ負けず嫌いなのだと思います。三章までは未改稿なので、四章以降と食い違う描写や情報が出てきましたら申し訳ありません。ミナトの設定は初期と現在でこのように少しズレがありますが、大筋のストーリーには特に影響がないので大目に見てやってください。改稿完了の際に統一する予定です。 ◇キズミ おおー! 現時点ではイエスともノーともお答えしないでおきます! ちりばめた情報から推測して頂けるのは嬉しいことですね……! アイラとどうゴールインするのか、私も気になります!←??? 四章以降でキズミについても情報が増えてくるかと思いますので、春さんのキズミに対するご印象が変わるのかこのまま変わらないのか、経過報告を楽しみにしております。 ◇アイラ これは自分の筆力のなさのせいなのですが、ごめんなさい! 3章最終話の時点でアイラの救出は一応成功しております。アイラはさらわれずに取り返せたけど、変な奴らとロングの手持ちは取り逃がしたのでキズミが悔しがっている、という図です。4章で普通にアイラが出てきて春さんがびっくりされたら申し訳ないので、この返信の場を借りて以上のように説明させていただきました。ちなみに私は、読者さんの誤解を招いてしまったのなら反省点を生かして次もっと頑張ろう!とめちゃめちゃ前向きR団精神を燃やすタイプなので、今後とも解釈違い等含めご心配はなさらずに、春さんがこう!とお思いになったご感想を書いていただけたらなあと楽しみに思っておりますよー! そんなに掘り下げてない部分の種明かしとしましては、アイラは男二人に比べて、あからさまに学業重視の訓練生活だったんですね。むしろ男二人がゴリゴリの実戦コースに在籍していたと申しますか……卒業校の特色の違いとも、こればかりは性別の体質差だったともいえるところだと思います。つまり、これから頑張ればきっとマッチョなアイラが爆誕するはず…こうご期待ください!!そして実現しなくても、アイラを怒らないであげてくださいね!その分男二人と頼もしいポケモンたちがマッチョです!たぶん! きゃー! 四章のご感想を下さるというお言葉だけですでに胸キュンですよ!! 首を長くキンリキにしてお待ちしてます。春さんも創作活動頑張ってくださいね! [88]
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NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:春 2021/02/11(木) 21:05 | ||
[表示] 2章読了しました! 今回はじっくり地固めのお話という印象です。ナディちゃんの勤める喫茶店がやはり出てきたか……!先輩とナディちゃんの会話の >「世の中ねえ、なんでもかんでも揃った男なんていやしないのよ……」 というところが特に好きですwww時折挟まる辛辣な台詞のセンスが特に好きですね! デッドロックバトル!という副題の通り、ミナトとキズミがバトルをしました。レンタルポケモンも彼らも、リラックスして戦っている様子が伝わってきます。ミナトとキズミの指示の出し方は対照的でしたね。ポケモンに持たせた道具や型を計算したりする姿は、彼らが慣れたトレーナーであると感じられる描写でした。静かなキズミと熱血なミナト! 良いコンビだと思います。特にキズミがポケモンが過度に傷つくのを避け、棄権させたのは良かったです。前回のダッチェスさんを気遣っていた姿からも、一貫した彼の人物性が見えてくる気がします。ミナトはおちゃらけてはいますが、キズミやアイラさんの間を上手く取り持とうと画策してますね。一見軟派な行動が目立ちますが、心根はとても優しくて気遣い上手なのでは? キズミさんやアイラさんはしっかりしていて信念がありますが、その分だけ突っ走りやすいし衝突もしやすいと思います。そこら辺、キズミの方が周囲が見えているかな〜と感じました。キズミさんを迎えに来たシーンでもお見通しでしたしね。 チルットを助けたアイラさんとヌオーにガーディ。あの少年はただの少年ではなさそうです。今後も登場しそうな要注意人物だメモメモ……。うーむ、最後の一言で一気に不穏? というか不思議な雰囲気を残していってくれました。 アアナスさんは間の抜けたおじさん……に見えますが、彼もキズミさんをしっかり把握しているとゆーか、上手く利用している人ですね。キズミさんに怒られつつも、結局は彼はなんとかしてくれると期待しています。果たしてその期待は……的中してしまいそうだなぁ……誰よりもポケモンに肩入れしてしまうキズミさんですからねぇ……。 穏やかな日常を過ごす回でしたが、水面下で密やかに事態が進んでいる感じもします。3章は学校編……!? だ、誰が潜入するんだ……!? ところでチルットの名前がアフロってめっちゃ凄い名前だと思いました。少年www気持ちは分からなくもないけどもwwww [85]
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投稿者:レイコ 2021/03/09(火) 16:56 | ||
[表示] 返信お待たせしてすみません! ご感想ありがとうございます。 地固め! そうですね。ぶっちゃけニアミスは終盤以外はほとんど地固めと思ってもらえれば!笑 春さんのアニメ第一話あるある予想が当たりましたね、ブラボー! 拍手! これからナティおよび喫茶店の出番はどんどん減っていきますが、尺というより意図的なものです。読み進めるうちにその答えが春さんにもご理解いただけたらなあ…… メイン以外のキャラはどうしても出番が少ないので、連載当時は性格を掘り下げる余裕がないキャラは台詞で少しでも印象を残そうと企みがちだったのですよ。その結果言い回しや奇妙な台詞もちらほら。もしお見苦しい(聞き苦しい)セリフが混じってましたらスルーしてやってください苦笑 デッドロックバトルは書いてて楽しかったです。バトル描写は、今自分はポケモン二次創作書いてるぞ!!とわくわく感が味わえて、大変気持ちが盛り上がります。描写は好きなんですけどね……主人公らが刑事なもので、そんなにしょっちゅう楽しいトレーナーバトルに興じてもらう訳にもいかなくて。仕事現場で対戦ルールなんてありゃしない戦闘を繰り広げている時間のほうが、トータルで長いはずですから。キズミは炎でミナトが水。ざっくりとわかりやすくないですか!笑 トレーナーごとに得意なバトルスタイルや、ジムリーダーみたいに専門性を持たせるのが好きなんですよね。そういう意味でアイラには突出した個性がないので、自キャラのなかでは珍しいかもしれません。 キズミがポケモンが傷つくことを過度に嫌がる理由は……んー……隠すほどではないですが、春さんならきっと文章から読み解くほうが楽しいのでは!?と勝手に判断したので、今ここでは解説にしないことにします!作中の情報不足でやっぱり意味不明でしたら、きっとまたそのうち解説させてください! おっしゃる通りミナトはキズアイの仲を取り持とうとしている風に見えます。でも作者はちょっと疑問に思うんですよね。だってあの女好きのミナトがですよ、美人の上司をわざわざ? ライバルでもあるキズミと仲良くさせたい? そんなことってありうるの?って。これ実は私のなかでずっと七不思議だったんですが(ミナトが独り歩きしたがるので、放っておきました)、続きを何章も書いてるうちに、そーゆーことかあと納得できるようになりました。なのでたぶん、そういうことなんだと思います。 キズミもアイラも、若さや焦りがネックなんでしょうね…… お目が高い! アフロ連れの少年を覚えておくと、きっとストーリー上良いことありますよ♪ アナナスは裏設定が実は多いキャラなんですよーっ、全部載せられなくて残念でした。 次なる3章も春さんのお口に合えば嬉しく思います! [86]
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NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:春 2021/02/09(火) 21:07 | ||
[表示] 1章読了しました! いや〜すごい速度で展開していく……!!綺麗に序章の伏線やキャラが回収されていくので気持ちが良いです!疾走感があり、かつ次章へ繋がる伏線や新たな謎がちりばめられていくのがお見事です。 アイラさーん!!アイラさんが登場しました!!と、思ったら何やら険悪な雰囲気!!これは、悪童×2 VS 学級委員長を思わせごほんごほん!!四コマではラブラブというか、穏やかな関係性のキズミさんとアイラさんですが、本編での出会いはこんなにピリピリしていたんですね。ここからだんだん仲良くなっていって信頼し合うようになっていって恋仲にうふふふふふ……最初が!!険悪であればあるほど!!その後の関係性が!!楽しみで仕方ない!!!うふふへへへへこの先、「ああ〜この時はめちゃくちゃピリピリしてたなぁ」と思い返す時が来るんでしょうね!!うふふふふふふ(・ω・*) ダッチェスさんのお色気お姉さんっぷりがすごい! この世界では路面電車や車といった交通網が発達しているのですね。ダッチェスさんとキズミさんが路面電車に乗っている様子を想像すると大変ほのぼのしました。でもほのぼのしたのも一瞬で、すぐにアイラさんが近づいてくる気配にダッチェスさんが、ぴーんと!!あのシーンですねぇ!めっちゃわくわくしたんですよ!!アイラさんがフライゴンに乗ってヘルメットとゴーグルをつけてる絵面がですねぇ!!めっちゃ格好良い……!!きゅぴぴーんと来ました!!アイラさんちゃんとヘルメットとゴーグルしてるのえらい!!そういえば私つけさせたことないな!!非常に感銘を受けたのとめっちゃ格好E!!なので今度から騎乗用の服装とか用意するのもめちゃくちゃいいなと萌え転がりました!!格好良いよう格好良いよう!!気がついたダッチェスさんとキズミさんのやりとりも格好良いしはうはう……格好良い……。 でもキズミさんやアイラさんを若いなぁと凄く思う。彼らは格好良いけどやっぱり10代なんだなぁ若いな青いなとふふふふふ。キズミさんはダッチェスさんの事を慮って行動しているけど、保身は全然考えてなくてあー若いわーってめっちゃ思いますし >(アンタ、追いつかれたらどうするか考えてあるのかい) 「いや、特に」 素直か!しっかり考えてるんだなぁと思えば、出たとこ勝負なところもあって、あー少年〜!!って思いますね!!むむむむ……!!レイコさん!少年や青年を書くのが!!上手い!!悔しい!!可愛い!!読み手で良かった!!やったぜ!! >「まさか、あなたが戦う気?」 「命令だけならクズでも出せます」 反抗期MAXか!?!?おいおいおいおいこの子代理とはいえ、直属の上司に向かってクズとか言っちゃったよ大丈夫か!?序章で出てきたバトルネーソスがここで絡んでくるとは……!あれは導入だったのですね。で、ミナトさんがちょこちょこ良い味をだしてくるとゆーか、キズミさんに肩入れしてるので、最初はアイラさんがあまりに冷たく感じてミナトが中立ぶりつつも加担してるのを見て「なーいす!」と言いたくなった読者は私だけではないはず……!でもアイラさんも1章の最後で、お父さんの事を凄く大事にしていることが伝わってきたんです。それで、をや……?と思いました。きっと彼女は、父親を凄く大事に思うあまり、犯人逮捕に焦っていたんですね。そう思うとピリピリしていた気持ちも凄く分かります。お父さんは意識不明だし、部下の男二人は全然認めてくれないし協力してくれないしキズミは逆らうしさぁ!! こっからだんだんと仲良くなっていくと信じていますが、やっぱりはらはらしてしまう!!2章もがっつり読んでいきます〜! [83]
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投稿者:レイコ 2021/02/11(木) 17:59 | ||
[表示] 1章も読んでくださりありがとうございます! 君のように勘のいい読者さんは大好きだよ! 私は伏線とその回収のコンボが読むのも自作に盛りこむのもべらぼうに好きです。後者は特に拙作ニアミス連載の大きなモチベーションでした。なので、春さん作の「出てきてください」もすごいファンなのですよー!一気読みもよかったですが連載当時にリアタイで読めたらもっとよかったのにと思いました本当……春さんが現在連載中の「暗闇より」も伏線いっぱいですよね。今後どんな形で回収されるのか大変関心が熱いです。更新楽しみにしてます! ニアミスはいかにも伏線伏線した目立つ要素のみならずなんでもないようなことが伏線だったりするので、終盤にあれやこれやがつながってくると序盤の印象が春さんのなかで変わる……なんてこともあるかもしれないですね。私自身がMAX楽しみながら打鍵していたので読者さんに対するストーリーの分かりやすさがすっぽ抜けてしまっているかもしれませんが、もしもお楽しみいただけたら嬉しいです! 問題児と優等生の組み合わせはボーイミーツガールの王道ですよね!!FOOO!!そうなんですよ、比較的ラブラブな劇ニアのキズアイと違って小説本編のキズアイはこんな感じなんです……これから仲良くなっていきますかねーどうなんでしょうねー敏腕分析官こと春さんの見立てはクリーンヒットしますかねーフフフ、フフフのFOOO!! もちろん交通網発達してますよ!ゲームやアニメの公式ポケモン世界より少し未来を想定した時間軸(といっても国際警察の突飛なメカや医療以外は、公式の科学発達レベルと大差ないと思います)なので、公式で登場済みのハイテク機器はなんでもあります。人工衛星もロケットも飛んでます。ポケ〇ペに出てくるエアカーもきっと存在します。 ダッチェスはこのメンバーのなかで一番人間サイドの常識に疎い≒メタ的にいえば設定や用語への質問役ポジションなので、取りすました姉御気質の割になにも知らないというアンバランスなところが可愛げがあって、書いてて楽しかったです。ゴーグルはともかくヘルメットは被せるかどうか、すごく迷った記憶があります!だってアニメのジュンサーさん、いっつもノーヘルでぶいぶい白バイ走らせてますもん!!www ゲームのほうだと近年は主人公がライドポケモンだったり自転車だったりのヘルメットを着用するグラフィックが増えてるので、ある意味アイラは時代を先取りしてたのかなあ!?w ニアミス世界だと絶対ヘルメット被らなきゃダメ!という規則はないと思います、でも危ないから被ったほうがいいよというクソ真面目なアイラからのメッセージ的な…!? 若いですか!青いですか!伝わりましたでしょうかね!!彼らは仕事面では優秀なのですが(そういえばポケ〇ペの某国際警察キャラは12歳で警視だそうで。す、すごい…!)、人格面は……成熟しているとは言い難く……そのせいで連携が取れなくて業務に重大な支障をきたすとかそういうのではないはずですけど、良くも悪くも己を曲げない頑固者共でして…… 病室のシーンでアイラが父親を思うあまり焦っているように見えました!? 大正解です! ニアミスはただでさえ情報や伏線が多くてごちゃごちゃしてるので、メインの一人であるアイラの描写はキズミやミナトに比べて複雑にならないようにしようと初期のうちに路線を固めておりました。過去などの開示がアイラは人間キャラでは作中最速ですし、感情の動きもシンプルなほうだと思います。 こんな欠点だらけの十代達をかっこいいや可愛いと言って下さりありがとうございます。春さんが温かく見守ってくださるオトナな読者さんでよかった…! [84]
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NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:春 評価:とても良かった! 2021/02/08(月) 20:58 | ||
[表示] Near Miss読み始めましたいええええええい!!!! そんなわけで序章感想です!! えーめっちゃ面白くて序章を一気に駆け抜けてしまってぐぬぬぬぬ感想書いてから次!!書くの!!って途中で止めたんですけどめっちゃ面白いですねNear Miss!!ファンです!!私感想書くとき結構書き散らしちゃうんで、できる限り一章読んだら感想を書いてから次の章読むようにしてる(感想が混ざらないように)んですけど、危ないところでしたよ……レイコさん、恐ろしい人ですね……! まず序章のキズミ登場シーン読んだとき、最初にナディ≠チて女の子出てきて「???」って思ったんですよ。誰や!!なるほどサブキャラというか、ゲストキャラなのかな?また出てくるのかなナディちゃん。キズミさんが行く喫茶店に勤めてるならまた出てきそうですねどうなのかな……?キズミさんちゃんと警察官してる!!登場時は黒スーツだったから若干怪しい人感がしてるけどこの人警察官ですから!!キズミさんって、レイコさんのツイートを拝見する限り穏やかで優しい口調のイメージがすごくあったんですよ。でも読んでみたら「あっ意外にこの人口悪いわ」って思って、あーそうね今納得したんですが、まだ16歳で、キズミさんは作中で少しずつ成長していって大人になるにつれて現在の穏やかなキズミさんになっていくのかな自己解決で了解しました!でもこの時期にブイブイしてるキズミさんめちゃくちゃ好きでタイプなんですけどどうしましょうどうしましょう!?!? ウスルラ可愛いですよね!!丁寧で大人っぽい女性の口調だったので、サーナイトとかかな〜と思ってたら!!まさかの!!!らるとす!!!ラルトスなのに大人っぽい女性の声!!!ギャップ萌え!!!可愛い可愛い可愛いいいいいいいいいい!!はう……はうはう……キズミさん登場したときの特殊警棒もカッケー!!!で興奮しました!ええとですね私は特殊能力系の人間が実は苦手なんですが(ポケモン要らなくない??って思っちゃうの……)でもなぜかこの特殊警棒は受け入れられたから不思議ですね……キズミさんが格好いいからかな……劇場版Near Miss見てたときはミナトさんにきゃーきゃー言ってたんですが、こっち読んだらキズミさんにキャーキャー言ってますね……ナディちゃんがふへへへへってなっちゃうのも仕方ないね……てかキズミさんが >「おい、皿のついでにこのウェイトレスも下げてくれ」 って言ったのがめちゃくちゃツボwwwww辛辣wwww好きwwwww 私も言われてぇなあ……やっぱり喫茶店で会話シーンとかが多くなりそうな気がするしこのナディちゃんはまた出てくるのでは!?定番ですよね分かりますよ最初の方の事件を解決した店とかでその後にレギュラーがちょこちょこ見せに出入りするようになって「もー!」ってなるんですよ決戦とかシリアスやってるときとかにナディちゃんが良い感じの事をポロッと言ったりするんですよね分かる!!(※ここまで完全なる妄想です)好き!! ミナトさん軽いびっくりするほど軽いwwwwwwミナトさん劇場版とは凄い毛色が変わるな……なんていうか、あっちは色気がある格好いい感じだったけど、こっちは最初に「好き!!」ってなる格好良さというより、回を重ねるごとにだんだん君に心〜惹かれちゃう〜系の格好良さと味だと予感していますいやまぁ今の時点で結構好きなんですけどねわっしょい!! 世界観がしっかりしてますね!ポケモンの二次というと、ポケモン達がわちゃわちゃしたり、年若い少年少女が旅立つ系の話ばっかり読んでたんですよね私。だから主人公が警察官でポケモンが犯罪を犯す世界観の話はもしかしたら初めて読むかも……?すっごいわくわくしています!!犯罪側のポケモン達もすっごい格好良いし格好良いしうわー格好良いしか言ってないな語彙力3やん……04の最初の方で簡単に世界観説明的な文章あったじゃないですかアレも実はめっちゃ好きで読んでてわくわくが止まらなくてオラわくわくすんぞってかんじでしたね!!ロング警部がお父さんで息子二人がわいわいしてるかーんーじーすーきー!!この三人が会話してるシーンを想像するだけでほっこりするんですけど???母が警察ものみるのすっごい好きで、その横で流し見る事が私多くてですね……警察官同士がケラケラ軽い会話してるくせに、事件を追うときは信頼し合ってシリアスするというギャップが好きでしてね……レイコさんはツボをガツガツ突きますね……恐ろしい……! シリアスシーンの >(トランツェンか……非力な人間に過信を招くと聞き及ぶ) 格好良い!!こういう台詞回しすごく好きなんですよ〜!!それに対するキズミさんの返答もうわああああ格好良いよおおおおおおおおおおお!! ハァ、ハァ……なんかすごいテンション高めの感想をがーっと書いちゃったんですけどつまり何が言いたいかというとファンです!!!!好き!!!めっちゃ好き!!うわー出会えて良かった好きー!!!か、かかかか完結しちゃってるんですよね……うう……でも劇場版はあるから……!!!しばらく感想送りまくると思いますがよろしくお願い致します!! [81]
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投稿者:レイコ 2021/02/09(火) 19:57 | ||
[表示] 読み始めてくださりありがとうございます!序章読了お疲れ様でした! 濃密考察感想に定評のある春さんにもし拙作長編を読んでいただけたなら、いったいどんな凄いお言葉を賜ってしまうのだろうとドキドキしておりました。序章時点でこんなに沢山語っていただけるなんてすでに感激です。わっほい!ニアミスは章が終わるごとに時間がちょっと飛ぶことが多いので、春さんの感想スタイルに合っていればいいなあと思います。もちろん章ではなくとも自由にどこでどう区切っていただいて構わないですよ、なんたって最終話までの道のりは長いですからね……ご足労おかけします……! >キズミさんって、レイコさんのツイートを拝見する限り穏やかで優しい口調のイメージがすごくあったんですよ。でも読んでみたら「あっ意外にこの人口悪いわ」って思って、あーそうね今納得したんですが、まだ16歳で、キズミさんは作中で少しずつ成長していって大人になるにつれて現在の穏やかなキズミさんになっていくのかな自己解決で了解しました! なるほどね〜〜〜〜〜〜!!!! 漫画版(小説版と内容・設定の異なる小説既読も未読もウェルカムなIF的な後発漫画。通称:劇場版ニアミス)から入った方だとそういう捉え方になるんですね!なるほどなるほど!これは語りたいポイント高いので今は伏せますが、いつか解説させていただきます。短髪キズミ(漫画版は長髪)の口の悪さがいいんですかwwその見方は新鮮ですww 余談ですけど小説はミナトで漫画はキズミ派という今の春さんと真逆の意見をくださった読者さん(小説ニアミス読破)もおられるので、好感度レースの行方はまだわかりませんよ!?w自分の予想ではミナトが華麗に追い上げて〇〇〇が追走してあれやこれやで××がいいとこもっていって、最終的に春さんのご贔屓を勝ち取る幸運な小説キャラは人間キャラですらなくなるのでは、といったところです。さあどうでしょう結果が楽しみですね!! まったくおっしゃる通りです!!ニアミスはアニメや連載漫画を意識した構成になってるので、 >定番ですよね分かりますよ最初の方の事件を解決した店とかでその後にレギュラーがちょこちょこ見せに出入りするようになって の読みは120点満点です!!ナティ??アイラじゃないのって??ではない春さんすごい!さすが!メインが定住キャラである強みとして、市内の同じ場所やなじみの住人が再登場するたびにストーリーの進行度に合わせて印象が変わる……そういった演出的な狙いも含んでます。栄えた地方都市で郊外は自然豊かで治安も警察モノに似つかわしくないほど良くて、書いてて楽しい街でしたアルストロメリア。ポケモン映画でおなじみのゲスト街のイメージです。 ウルスラは見た目は幼女で中身は秘書、これなんてコ〇ンですね!人間換算でキズミより少し年下、オトナびた十四歳?くらいかなあと設定してます。でも作中に一切出てこない情報ですし、実年齢は下手すると一桁…テレパシーが使えて出番も多いほうなので、ポケモンサイドのヒロインポジションのつもりです。 ああーーお気持ちはわかります。特殊能力系人間キャラ、モウアイツヒトリデイインジャナイカナーとなっちゃいそうですもんね……世界観やパワーバランスに配慮しながら劇中で上手く動かせている作者さんは尊敬します。自分は一応、原作・アニメその他のメディアで公式既出の異能や超常は二次創作に取り入れてます。念動やら読心ができるサイキッカーですとかゴースト使い、波導使いやポケモンが使うテレパシーetc.。ニアミス作中のキーワードの大部分を公式から拝借してる分、完全なる妄想から生まれたといえば特性シンクロを媒介にした人間強化アシスト(原作でもアニメでもポケモンのワザ食らって平気だったり、ポケモンとバトってる人間キャラもいるので、こんくらいイケるかなーと!)と特殊警棒(すごい反射バリアができる超頑丈な伸縮性特殊警棒)と拳銃型射出器(逮捕用モンスターボールを発射できる装置)くらいなんですよね。なのでこれらは劇中から浮いてないか特に心配が大きかったので、受け入れてもらえたようで嬉しいです。キズミがかっこいいからという視点は新しいww ニアミスの世界観は原作BWの30年後くらいという想像を下地にアニメ映画その他公式要素をミックスしているので、制度や科学が既存の公式メディアより少し発達している設定です。人間社会で市民として自立生活を送りたい高知能ポケモンの権利が整備されていたり、こんな特殊警棒が開発されててもおかしくないんじゃないかな!?と考えるのは本作を執筆するうえで醍醐味の一つでもありました。 お母さま刑事モノお好きなんですね!自分も好きですよ!あと海外の娯楽アクション映画が好きなので、自作の刑事がやたら体を張るシーンが多いのはその影響です。それと親子モノも好きなので(いわゆる性癖)、ロングとその部下コンビに言及してくださるとはお目が高い!!彼らの関係性はニアミスを語るうえで欠かせないのです、フフフ…… 春さんの文章はパワーがあって、読んでいると作者としてニヤニヤできたり自分もなんだかまっさらな読者になれたみたいにわくわくする気分が味わえて本当に楽しいです。ご感想ありがとうございました! [82]
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NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
投稿者:ジェード 評価:感動した! 2020/12/05(土) 14:25 | ||
[表示] NEAR◆◇MISS読破しました。まずは、読み始めからここまで掛かってしまいすみません。 私は当初(4章辺りまで)はお洒落な警察ものだ! しかも原作要素がちょくちょく登場してる!! 何だか、いっぱい矢印飛んでる!! 気になるエモい! とか、そんな感じだったんですが、これは……今となってはニアミスとレイコさんを舐めてますね… 原作要素を絡めつつの壮大なSF設定、そしてメイン3人の重すぎる背景。隠されていた陰謀の数々に圧倒されてしまいました。あらゆる事象に意味があるレベルで紐付けられていて、思わずひぃっ! って声が出そうになったり。(褒めてます)特にキズミさんとミナトさんの事情が…哀しいとか辛いじゃ片付けられない重さで、改めて若いのに強い二人の魅力に気づかされました。恐らく、殆どの登場人物にしっかりとした思惑があり、悪役や敵役にきちんとした背景があるのも、レイコさんの作品愛をひしひしと感じました。 後半からは、とにかく予想を裏切る展開のオンパレードで、麹塵やクラウさん(改変後)の正体に驚きましたし、月白さんの種族を予想しながら、楽しくドキドキワクワク読んでたりしました。たまに挟まるポケモン達が可愛い日常描写も好きです。 メインの4角関係もどうなるんだ? って見ていてある意味怖かったです。アイラさんキズミさんがお互いの距離を縮めていく一方で、物語は更に過酷さを増していくこのギャップ… ううっ…辛いのに読んでしまう… そのせいもあってか、ひたすら純真で努力家のクラウ君が大好きになりました。彼がドジっ子キルリアから、アイラさんキズミさんを立派にサポートする勇敢な剣士になっていくあの過程が、本当に本当に嬉しくて。メガシンカした時に目頭が熱くなってしまいました。 ラストは、バッドやメリバにも取れましたが、確かに起きた事象を振り返ると、そうせざるを得ませんよね…アイラさんは、その後また彼と会えたのでしょうか。 ウルスラさんが、クラウ君を詰った時の台詞が、人間味ありすぎて共感出来すぎて…そりゃ割り切れんよね… あれだけのことが起きても、本当に狭い箱庭での影響でしかなくて、世界は変わらないし時間も進んでいく。この作品は、所々でこうしたリアリティの塊でしかない残酷さを覗かせていたのも印象的でした。 これほどの長編・大作を完結させているレイコさんの腕に感服到しました! 改めて、執筆お疲れ様でした。 今後の派生作品等も楽しみにしています! [76]
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投稿者:レイコ 2020/12/07(月) 00:17 | ||
[表示] 読破おめでとうございます!!お疲れ様でした!! ジェードさんは読書好きのイメージがあったので拙作ももしかしたら楽しんで頂けるんじゃないかと、勝手に期待してしまって…長編という負担も弁えず申し訳ありませんでした… でも、最後まで読んで頂けてすっごく嬉しいです!!! 全然舐めてませんよー!読み進めていくうちに印象が変わっていく長編、再読した時と見方が変わる作品という、かーなり分相応に壮大なロマンをいだきながら執筆しておりましたので…w 舐めるどころか、そう感じてもらえたなら大成功です♪ 原作要素はマニアックなネタもありましたし、SF要素は好き嫌い分かれるだろうな…と覚悟の上でしたので、どちらも肯定的に評価していただけたのでしたら良かった!万々歳です!! クラウを気に入って下さり、ありがとうございます! 劇ニアパラディン→悪役パラディン→クラウの変遷のうち、悪役はイレギュラーなので劇ニアパラディン≒クラウと考えて頂ければ…! クラウの出自も短髪キズミ同様オリジナルではなく、この共通点もまたクラウをポケモンサイドの主人公たらしめている…という解釈もできるかもしれませんね。間違いなく、書いていて楽しいキャラクターのひとりでした。 キズミとアイラの掘り下げにだいぶ尺を使ってしまい、キズミとミナトは7章の他は意外と肝になるエピソードを盛り込めなかったんですが、作中の掛け合いの台詞などから、親友幼馴染悪友相棒コンビ兄弟ライバルといった、一言で片付かない結びつきを感じいただけたらいいな、と思っていました。 ウルスラともどもミナトは短髪キズミと長い付き合いがあった分、知り合って一年に満たなかったアイラやクラウとは、短髪キズミの喪失の重みがまったく違うことが、長髪キズミへの対応の違いに表れたのだと思います… 本題とずれる自作語りで恐縮ですが、Twitterで不定期投稿している派生作品、通称劇場版ニアミスの解説をしますと、つまりあの漫画は小説本編で語られていない、長髪のオリジナルのキズミを主人公に据えた、改変される前の世界線のストーリーなのですね。 あの漫画は小説本編に対して過去ともパラレルとも位置づけにくく、そも詳細な説明は露骨なネタバレになりますし、いっそ小説を未読の方でも意味が通じるであろう“一見単独で成立している”ストーリー構成に見せかけてしまえと、そこから「劇場版」という通称になった…というワケでした。 なので劇ニアの最終話付近は、長髪キズミが己が元いた世界ごと大切な者たちとの別れを避けられないことを、暗示する形になると思います。 小説は数々の“離別”がバッドともメリバとも取れると思いますが、旧世界線の元住民であるロング・ファースト・麹塵あらため長老・長髪キズミ達にとっては、“再会”の物語になっているという……そこだけは本当にもう群像劇として精一杯、書き切りました。 スケールの大きいような小さいような入り組んだ物語に、作者としてはぎゅうぎゅうに熱意だけは詰め込んだ拙作に最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました! [78]
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