月蝕 を読んだ感想 | ||
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投稿者:春 2021/01/07(木) 22:37 | |
[表示] 10章「嘘吐きだらけの街」と「ココウ、この街に残された日々」を読了しました! やっぱりグレンさん敵じゃないですか!!!!!!! いやーめっちゃすっきりしました!こいつ絶対敵だよ間違いないよやっぱり敵だよ敵ですと、ミソラの復讐対象がお師匠様だよと思う次くらいに思ってたんですが、やっぱり敵だよなお前!!!これで残すところはタケヒロの死因だけか……こっそり思うのですが、グレンさんが今度一緒に仕事するのは、ミヅキちゃんでは?前に「最近仲良くなった女の子紹介してやろうか」的な事を言ってた気がするんですが、あれもやっぱりミヅキちゃんでは?あの時の私は「お姉ちゃんならグレンさんめっちゃ性格悪いなぁ」的な感想書いたんですが、事実そうならやっぱり性格悪いなぁ!!!!濡れ衣ならごめんねグレン!!!!!! 今回は急激に色々なことが明かされた回であって、その中で唯一ミソラだけが逆行を望む最後となりました。「忘れてしまえば良いんだ!(ぴこーん!)」となっているけど、周囲はどう足掻いても元には戻れないでしょうねこれは。前回の感想で「ミソラはお師匠様への愛と憎しみに分裂しそうだし苦しみそう」的な事を書いたような……その彼なりの結論として、「忘却」を選ぶとは。これが伏線だとすれば、もしかして彼が最初に全ての記憶を失ってしまっていたのも、「愛と憎悪に引き裂かれた結果」だったのでしょうか? 今回はその対象がトウヤだったけど、前の愛情の対象はミヅキちゃんだった訳で、同じ事を繰り返しているのだとすれば、ミソラは何らかの理由があって、ミヅキちゃんへ憎悪を抱き、その感情の分裂に耐えきれずに記憶を消したのでは。これも推測なんですが!!!!嫌なことやどうにもならないことがあったからって、記憶を消してやり直そうとしても、変えられないことはあるんだよミソラ……。 タケヒロちゃんが最近めちゃくちゃ可哀想な立ち位置だと思います。彼は報われないんでしょうか? この作品で一番周囲を気にしていて、一番周囲に振り回されているのってタケヒロなのでは……? ミソラを止めようとしたり、トウヤに怒ったり、アズサに恋をしたり、グレンに稽古をつけてもらったり。彼の人生は、親に捨てられて(そういえばトウヤのお陰で再会できたとありましたが、結局彼が親に抱いている感情はなんだったんだろう?)始まり、そうしてやっぱりミソラに殺されるんでしょうか? その前に少しでも幸せな瞬間があると良いなぁ……生きていないと、報われることもないから……。 グレンさんとトウヤさんが、今回の話でとうとう決別しましたね! グレンさんがトウヤさんに抱いている感情は、立場だけ見れば敵なんですが、感情で見ればやっぱり友達なんじゃないかなぁと思います。すごい個人的な見方なんですが、今回のバトルが一番、彼らが友達らしく見えた瞬間だと感じました。今まで彼らは、友達だけど正面きって感情をぶつけ合う瞬間があんまりなかったように思うんですよね。のらりくらりとした関係というか。今回、彼らは互いの素性というか、立場をはっきりさせた上で(むしろ、させる為に戦ったのかな)、バトルをして、決別したわけ。うーん、実は私、今回グレンさんがめっちゃ怒って、なんでバトルしたのかの理由がよく分かって無くて、これは……トウヤさんは、まぁ、グレンさんがリューエルで自分を監視していたとあれば、そりゃ敵対するだろうなと思います。グレンさんは、トウヤさんが傷を誤魔化したことについて怒った……?グレンさん敵だけどトウヤさん大好きだから、傷を隠したりしたのが嫌だったのかな……自分を頼ってくれないというか。でもお前敵やんけ。トウヤさんがもっともっとグレンさんに心を開いていて、もっとちゃんと頼っていたら、むしろグレンさんがリューエルを裏切る事もあったのかな? 結局これは、トウヤさんにグレンさんが振られちゃったんだと思います。負けたし。 今回の章で一番好きなのは、実はグレンさんとタケヒロの会話のシーンです。 >「お前にこの家を譲ってやろう。見てみろ、中も見違えてるぞ。本当は掃除も出来るんだ」 いやなんかもうこの台詞めっちゃ好き。グレンさん……本当は掃除も出来るんだってお前……wwwwww そんでもって、しばらくって言ってから、もう戻らないって言って、リューエルの腕章をつけているのを見せてくるとこが好きです。ああ〜敵だ〜めっっちゃ敵や〜っていうのを、静かに突きつけてくる感じがして本当に好き。グレン自身は全然変わってないのに、行動は、もう戻らないって、振り返らないって告げてて、すごい好き。 >「お前は、俺たちのことが嫌いだろう」 見せつけるグレンの声と表情には、少しの陰りが含まれていた。少ししか含まれていなかった。 ほんっっっとーにここの台詞好き!!!!!!!!!!グレンさんさぁ!!お前は≠チていってるじゃん!!!つまりグレンは<^ケヒロ達の事嫌いじゃないって暗に言ってますよねそういうことにしておこう好き〜!!!!!でも!リューエルだから!!!自分はトウヤ達の事好きだけど、結局は敵で、仲良しごっこの時間はもうおしまいで!!時間は戻らないんだよな〜!!!!!少し≠オか後悔はしてないんだよな〜!!!!そんでそんで、俺たち≠チてトコが組織に属す大人≠感じて好き!!!!!今まで自由奔放で個人で好きに生きてますよ〜みたいなふりをしていた男がですよ?実はしっかり組織に属していた上に仕事もきっちりしてたんですよなんて顔をババーンと見せられたらときめいてしまう……前の前の方の章では仲良しこよししてくれたやん確か……でもこっからはお前は明確に敵なんだろ……? トウヤさん頑張れ!!!!! ヴェル、死ぬんですかね……ここまで描写されてるなら容赦のないとらさんだから死ぬんだろうな……ロッキー事件を忘れてはいけない……。ヴェルは、たぶんですけど、ハギさんよりトウヤの心を開かせていたように思います。辛いときは静かに傍にいてくれて、怒ってくれて、でも、歳だからいつかは死んじゃうんですよね……。ミソラもヴェルには懐いていたけど、ヴェルも逝ってしまったらどうなるんだろう。 次はとうとう11章。みんなひとりぼっちになってしまって、でもアズサさんだけ、なんだか暗躍してる?トウヤさんはどっか遠くに行ってしまいそうだし、ミソラは既に心がどっか遠いところに行っているし、タケヒロは無力感に崩れ落ちそうだし、グレンさんは既に行ってしまったし、墜落していくココウ号はなんとか不時着できるのでしょうか!? [131]
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月蝕 を読んだ感想 | ||
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投稿者:春 評価:とても良かった! 2020/12/26(土) 09:23 | |
[表示] 9章 「トウヤとミソラ」読了しました!ミソラの復讐対象が最初の予想で合ってたんで褒めてくださああああああああああああああああああい!!!!!!!やっぱトウヤじゃん!!!!! 前にFA描いてた辺りから続き読み始めてました。ミソラきゅんも無事に記憶を取り戻したことですし、ようやく折り返し地点ですね!!!ミソラの記憶取り戻した辺りからまた違うFA描けそうな気がしてるので描いたら突撃しに行きます!えっと色々感想があるんですけど、まとめきれないので最初から語って最後に終わりたいですね!!!!勘違いとか「Hey you! 記憶違いしてるぜ!」とかあったらすいません! @タケヒロの死亡予想 ほう……ほうほう、君は、「トウヤ兄ちゃん」と呼んでたと……ほうほう……(にやにや)。タケヒロは最初はトウヤの事好きだったんじゃねぇのと微妙に思ってましたが、やっぱり最初は懐き度MAXだったんですね! タケヒロを助けた理由はなんだろうなぁ……他にも捨て子はいっぱいいただろうに、なんでタケヒロを選んだんだろう……。そりゃ全員助けられないのは当たり前として、トウヤがタケヒロを選んで助けた理由もあるんだろうなと思うんですよ。タケヒロがポッポ達を大事にしていたのが決め手だったのか?見た限りでは、他の捨て子の子供達はロッキーくらいしかポケモンいませんでしたよね。「ツーとイズのボール買ってくれたのも〜」であって、「捕獲を手伝った」とは言ってないし、タケヒロ自身もツーとイズに関して「こいつらを守らなきゃって〜」発言してるから、捨て子のタケヒロが既にツー&イズを連れて頑張って守ってて、それを見たトウヤがタケヒロに手を貸した流れ……か……?今回、トウヤ自身も章の最後の方で「ハリは悪くない」とか発言してましたし、トウヤもどっちかというと、「ポケモンを守らなきゃ」みたいな想いがどっかにあるのかな〜。そんな訳で必死に生きようとしながらも、自分だけでなくツー&イズも守ろうとしているタケヒロを助けたのかなと。 でもなんでタケヒロは「お兄ちゃんなんてキライ!」とまぁ反抗期になったのかなと思ったんですが、彼って前回の感想で延べたかも知れないですけど、結構潔癖ですよね。自分だけいい目を見る事に後ろめたさがあったのかな? 捨て子グループを離れたときからトウヤ氏に対して反抗期炸裂したって話ですし、そこらへんどうしたタケヒロ……。腰巾着みたいというか、コバンザメというか、そんな状態になりたくなくて反抗期したのか? とか考えてみたんですが、それだけじゃタケヒロがトウヤをめっちゃキライキライする理由に足りないんですよね……いやそもそも、別にキライじゃないか? でもなぁ、本当は好きな相手に、嘘でも「化け物」とか表現するかなぁ……。 実際のところ、タケヒロがトウヤの事本当は好きだとしたら、ミソラは逆に絶対殺すマンになるわけですから、ちょうど対みたいな表裏で面白いですよね。タケヒロはトウヤに対して「化け物」云々悪口言うくらいだから嫌いという想いもあるけど、好きって想いもありそう。トウヤが捨て子グループの悪口言ったとかかな? それだったらタケヒロがトウヤに対して悪口言うのもありそう。それか、トウヤがタケヒロの憧れ的な理想像を裏切る行動を取ってしまい、タケヒロがうっかり目撃してしまったとかかな? そっちの線の方がありそうだなぁ。 そんなタケヒロ君なんですが、今回ようやくトウヤへの恋g……尊敬を認めるようなエピソードが入りました。そんでもってタケヒロの死亡予想なんですが、これは……ミソラがトウヤを殺そうとして、タケヒロがそれを庇ってうっかり死ぬみたいな流れなんじゃないかと……だって嫌い嫌い言ってたのに庇っちゃう上に、しかも捨て子のままだったら野垂れ死んでいたかもしれないタケヒロを助けたのはトウヤな訳で、命のバトンは戻ってきたわけですよ……タケヒロ……良い奴だったよ……(死んでない)。 Aミソラちゃんはお師匠様を殺せるのか? メタな発言しちゃうと我らが主人公たるトウヤ氏が殺される事はないと思います。トウヤさんの生涯を書きたいのだというとらさんの発言と良心を純粋に信じるとすればですが!!!!!ここでサイコな作者だと主人公の死をもってその生涯の語りを終えそうなんですけど流石にそんなことはないと信じています!そうするとミソラちゃんはどう足掻いても殺害に失敗するわけです。主人公死なないからね!!!!失敗したときミソラちゃんがどう思うかという予想というか、どっかでトウヤさんとミソラちゃんの激突というかVS戦闘は発生するんだろうな避けようのない未来だぜわくわくしてきたぞ!!ミソラさんが包丁持って斬り掛かってきても、今のトウヤさんは普通に死にそう。未来のトウヤさんはどうなんだろう……。刺しちゃったミソラちゃんのほっぺたを優しく撫でて息絶えそうだな今のトウヤさん……それでミソラさんがぷっつりと色々キレてしまって泣いて発狂しそうだな……地獄かな……? 結局ミソラちゃんはトウヤ君の事も大好きなままで、でも殺意もあるわけですから、膨大な殺意と甚大な愛情が同居している状態なんですよね多分。殺したら満足するけど深く悲しんで後悔しそうだし、殺し損ねたらあふれ出る愛情と絶え間ない殺意に振り回されてやっぱり苦しそう。ふと思ったのですが、トウヤにわりと最初から懐いていた(私見)のって、美月さんの事忘れちゃって、対象を失った愛情の向ける先としてトウヤさんをすり込んだ的なノリなのでは? 姉弟だし……顔もほんのりと似てるのかなぁ……。 ミソラがこの先どうするかは、とりあえず殺すまでもなくトウヤさん死にそうなので、しばらくは大人しくしてるんじゃないかと思ってます。殺したい対象が殺すまでも無く死にそうだったら、普通はこれ幸いラッキーとトドメ刺すか放置しそうなんですけど、ぶっちゃけミソラさんはまだまだ殺意を乗りこなせていないし、トウヤさんを殺す覚悟も定まっていないと思います。なので殺したい相手とはいえ愛しい相手が死にかけていたとなれば、助けちゃうし、その過程で今なら殺せるとか葛藤するけど、トウヤさんが思いがけず優しく接しちゃうもんだからめっちゃ苦しみそうや……でも殺意の波動は捨てなさそうですね。少なくともしばらくの間は。捨てるとすれば、タケヒロを殺して(※殺してません)しまった後か? 色々と情報が錯綜してますが、ハッキリしてるのは両親を殺したのは別の誰かですよね。もしかしたら死んでいないのかもしれな……ゴホンゴホン。ややこしくなるからやっぱり死んでいそうです。でもそれが「本当に誰かの手によって死んだのか?」は謎ですよね。もしかしたら誰が殺したわけでは無いのかもしれない。事故とか。その原因がどこにあるかでもめてるとか? それか、両親共々反転世界とかウルトラスペースに行っちゃったとか。死んだ経緯もまだはっきりしてないし。そもそも、ミソラがみた美月は本当に美月だったのかも疑問が残るんですよね……。美月さんはトウヤさんの事は気にしてるんですけど、ミソラの事を一度も話題に出してない。本当にそこ繋がってるのか? ミソラが見ていた美月は偽物なのでは? 最初から最後まで偽物かどうかは分かりませんが……。 それに、どうしてミソラは記憶を失っていたのか。完全な勘で言うと、「ミソラの記憶喪失は故意では無く、マジで事故」だったんじゃないかと思います。今のところ、記憶を消すメリットが分からない。そんでもって、ミソラは最初、あんな場所にいた訳なんですが、あれって実のところ、トウヤがミソラをどこぞから連れ出したとかそんなんじゃないかと妄想逞しくしてます。リューエルに潜入したとかなんかの時に偶然出会ってあれこれあってあそこらへんに一緒に飛ばされた的な……いかんすごいふわっとしてる……。 B姉弟関係 お姉ちゃんも弟も、お互いのことを認知はしてる感じですよね。生存していることは。でも会いに行かない。理由があるんだろうけど、トウヤさんはリューエルのことを探っているというか、リューエルに対して敵意?的なものを持っているので、行かないのはなんとなく分かります。お姉ちゃんはなんで会いに行かないんだろうな……。もしかして姉弟の縁を切ってやるぜー!的な感じなのかな。それか、本当にミソラの合っていたミヅキさんはお姉ちゃんで、あの発言も真実で、お姉ちゃんは本気でトウヤさんが両親を殺したと思ってるとか? ――の線も考えてみましたが、みるからに実力者風なお姉ちゃんが泣き明かすだけで済ませる訳ないよなと予想から外しました。自分で始末つけにいきそうやんお姉ちゃん。 Cトウヤさんってハギさんの事を結局どう思ってるの? これめっちゃ悩んだんですよね……私前に、トウヤさんが「代わりになれないよ」発言したと聞いて、やっぱ心はまだ若宮家の子なんだよなうんうんそうだよね代わりは嫌だもんなと思ったんですが、今回のトウヤ君は「子供になれたら良かったのに」発言してるじゃあありませんか……心境の変化か?それとも色々、アレ……偽りの仮面を被ってんのかお前ェ……? 酒に酔ったトウヤさんは素直さんなので、ひとまず発言は真実と仮定することにしました。小さい頃のトウヤさんが「代わり」になりたくなかったのも真実と思います。つまり子供→大人への成長過程で心境が変化するような出来事があったのでは?小さい頃のトウヤさんは純粋無垢天使なので、いつかまた家族みんなで笑い合える日が来ると思っていたとします。そうすると、ハギ家の子供になるのは不味いわけですね。お母さんは一人だけなので。でもだんだんと成長するにつれて、そんな未来は一生来ないと悟ります。大人ですから。それにご両親死にましたし。家族団欒の夢は潰える訳です。そいやご両親死んだのってわりと最近の出来事だったような……(うろ覚え)そうすると、トウヤさんにはお姉さんしか残りません。お姉さんとは会えてません。 そもそも、その頃にはトウヤさんは、もうご両親のこと好きじゃなかったのでは? 離れてたので仕方ないとはいえ、もはや回想の良い感じの思い出しかないし……。ご両親狂った説をちょっと推したいですね。リューエルという新興宗教団体(圧倒的偏見)に魂を捧げてしまったご両親の事を、嫌いとまでは言えなくても、好きにはなれなくなってしまったのでは……だんだんと、こう、時間をかけて失望していく的な……。 そうすると、ずっと傍で、実子ではないにも関わらず実子同然に愛情を注いでくれるハギさんの方に好意が傾きます。そもそもハギさんの本当の子供だったらこんな不幸の星の下に生まれた上に次々と転げ落ちるような災厄の沼に足突っ込むこともゴホンゴホン。そうすると、本当にハギさんの子供になれたら良かったのに、とかの発言も分かる気がします。ミソラに対しての発言もそうなのかな? 顔も分からない相手、しかもミソラを迎えに来ない相手を待ち続けるよりも、明確な愛情を注いでくれるハギさんの子になった方がお前幸せやぞと。 結構、トウヤさんからハギさんへの感情もかなり複雑に折れ曲がってる気がします。※個人の妄想による意見です。 Dハリは何をやらかしたのか ハリは悪くないとちっちゃいトウヤさんが繰り返し言いました。流れ的に見ると、ハリがなんかやったせいで両親と別れることになったとか……なのか? いやそれも怪しいな……ハリが原因とすればトウヤと一緒に送りつける筋が通らないし、どっちかというとトウヤがなんかやらかして、それをハリが止めようとして大惨事起こして、みたいな流れなのでは。ここら辺も次章あたりではっきりしてくるのか!? ハリがトウヤさんの事大好きなのは知ってたんですが、それは月のような静かな愛ですね。夜道を照らす光のような。ところでトウヤさんは首の大動脈ちょんぱしてるんですが本当に死なないんですかね通常死ぬような気がしたのですが、とらさん前に「両手に風穴が! 痛い!」といただいた感想で仰ってましたがトウヤさんの首ぶしゃーの方がめっちゃ痛そうなんですがトウヤさんの方を心配してあげてください!トウヤさんなんて首ですよ! 死にますよ!!! Eまとめ的な感想 3ヶ月ぶりくらいに続きを読み始めたのでかなり長くなってしまいました。とうとうミソラちゃんが本領発揮か……こっからココウに戻るのか、それとも他の街に行くのか、グレンさんの存在感は煙のように消えてしまうのか、いよいよシリアスまっしぐらに進み始めています! ほのぼのターンは終了と言わんばかりの展開にアクセル踏むんですか? それとも、偽りのほのぼのな日々が続くのか!? 10章もサクサク読み進めて参りたいと思います!あとめっちゃ展開予想とか完全な妄想による心情補完語りしてるんですが、「ちょっとNGコードに引っかかりますね……検閲してください」って点あれば言ってください控えますので! [129]
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月蝕 > おまけ > 03 人のものをとったらどろぼう!【ハロウィン企画2020】 を読んだ感想 | ||
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投稿者:レイコ 2020/11/04(水) 19:35 | |
[表示] 投稿お疲れさまです。 ハリかわいいですね〜ハリはいつどこでどんな時系列でもカワイイですね。本編のどんな怖いシーンですらたぶんきっとカワイイ。食事シーンは一番月蝕キャラでかわいいまでありますよね。異論は認め…ます! ハリの代弁と主張するグレンさん、そんな善人でしたっけ!?(失礼) もちろんハリの代弁もゼロじゃないでしょうけれど、疑い深い読者はトウヤくんをトリックでからかってみたいが八割本音なんじゃないかと…思わずにいられないです…はい… ハイティーントウヤくんとハイティーンかもしれないグレンさん! ふと思いましたがトウヤ「くん」グレン「さん」と呼びたくなる違いはなんでしょう… そこまで年が離れていないはずですのに。やはりグレンさんから迸るアニキオーラ…包容力…はたまたすでに〇〇〇として働いている仕事人感…? それともトウヤくんからにじみ出る弟ムーヴ…?? 心なしか、本編時間軸のお二人より言動が若く見えます。ぱっと当てはめるならグレンさん大学生でトウヤくん高校生ですか…ほうほう…ほうほう……? わ、若い………… 若い…若いぜ……フレーーーーッシュ! とらさんのことだから、本編の今後の展開につながる伏線が仕込まれているのでは目をさらにしましたが、今のところ目星が分かりませんでした…残念! あれが伏線だったのか、と後々ピーンとくることがあるかもしれないとひそかに楽しみにしております。フレッシュグレトウ時々拗ねハリなハロウィン短編をありがとうございました! [127]
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投稿者:とらと 2020/11/05(木) 21:21 | |
[表示] お読みいただきありがとうございます! すっごい急に思いついてドババーと書き上げた作品なので色々とお恥ずかしいことこの上ないのですが笑楽しんでいただけたなら何よりです。 むしろグレンが本当にハリの気持ちを代弁出来ているのかというところだと思うのですけれどどうなんですかね??(聞くな)傍観者だからこそ当事者同士には見えない部分が見えたりするところもあるとは思うのですがグレンはだからといってそれを解決してやりたいと思うようなたちでは全くないので(全くない)、トウヤをからかうための材料としてそれを用いただけであってハリの気持ちを代弁してやろうという意図は露ほども無いや善人かもしれません!!グレンさん善人かもしれません!!きっとハリに嫉妬させてるトウヤを見るに見かねて首を突っ込んでやったんだろうな……優しいなあ!! 私がトウヤくんって呼んでるからですかね……( 昔は私もグレンのことをグレンさんと呼んでいましたが、いつの間にか年を遥かに追い越していたので最近はグレンくんと呼んでいます。グレンにさん付けしたくなるオーラがあってトウヤにそれがないのは大変光栄なことなのですが(?)それはそれとして創作キャラすぐ年下になりますよね……不思議だ……高校生!!!ヒョッ!!高校生ですね…………そうか…………ピチピチフレッシュ……!!!! あ〜〜〜実は「僕もいつか透明になれるポケモンを手に入れてグレンに一泡吹かせてやろう」みたいなことを最後に入れるつもりだったんですがすっかり忘れていました。あと実はハロウィン向けに考えていた別の短編は15章の展開にガッツリ絡んでくるものだったのでレイコさんの考えは正しかったかもしれません……!!書きたかったな〜!!やる気が足りませんでしたが!! あらためて、素敵な企画をありがとうございました&おつかれさまでした! [128]
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月蝕 を読んだ感想 | ||
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投稿者:春 2020/09/27(日) 12:26 | |
[表示] 8章「愛情と日常」に番外編と読了しました! 私は今回の章を読んで、はじめてタケヒロというキャラクターを正しく理解できた気がします。それくらい、私にとってはタケヒロの章でした。 拍手感想の方で、タケヒロとミソラ、トウヤとグレンの友情の形は違うという話がでていました。私はタケヒロはトウヤがミソラを放置したとかめっちゃ怒ってたけど、私はどちらかというと、タケヒロの方がミソラに対する理解を拒絶していたんじゃないかな、と今回の章で思いました。元々タケヒロというキャラに対して、「単純でまっすぐ、素直な少年。でも年相応にややひねくれ」というイメージを私は持っていました。でも、その根幹というか、根っこの価値観はかなりいびつなんじゃないかなと今回認識を改めました。 タケヒロはポケモンを戦わせることを嫌いますし、ミソラが人を殺すことにも反対します。にゃんに対して花を髪に挿した時、笑っている方がいいと言ったり、優しい人は花が好きと思ったり。そんなタケヒロをあれこれ見てきた訳ですが、その根幹の価値観は「美しいものへの憧れ」があったんじゃないかと思います。とらさんがタケヒロをどう考えて、どう見て欲しかったのかは分かりませんが、ひとまず「私が見たタケヒロ」について、記述したいと思います。「ふーん」と斜め読みしていただければ……! タケヒロの価値観の根幹が「美しいもの(価値観だったり、見た目だったり)への憧れ」だと考えると、色々辻褄が合うなと思いました。タケヒロは親に捨てられて、孤児グループにいたわけですが、一人で生きていくことを選んで離れます。それはきっと、孤児グループの生き方が、彼にとって「美しくなかった」からではないかと思います。人のものを奪い、ロッキーに汚れ仕事をさせて、這うように生き汚く生活しています。立場を考えれば彼らのせいではないのですが、それに対してタケヒロはピエロの仕事で対価を得て生活することを選択します。心理学に「投影」という概念があります。人は自分が禁止していることを他人がやっていると、強い憎悪を抱きます。それは自身に向けている感情を投影しているだけなので、自身への禁止を止めればそのような感情も収まるのですが、タケヒロは本当は、ひとりでいることは寂しかったのではないかと思います。そして、孤児である自分を無意識に汚く思っていたのではないかと思いました。以前ミソラが「寂しくないの」と尋ねたのは、そんな気持ちを見透かしていたからなのかなと思います。 タケヒロは、美しく、高潔でありたかった。だから自分に「孤児グループ」に加わることを禁止して、人のものを奪って生きることを禁じた。それだけにミソラが「人を殺す」と発言した事は、許せなかったのだと思います。何故なら彼にとってミソラは美しく、純粋で、汚れのない存在だったから。「人を殺す」事は、タケヒロにとって「汚いこと」であり、タブーだった。友情で止めたのも何割かは真実でしょうが、それ以上に今まで美しいと信じてきた存在が、得体の知れない何か醜いものを内部で蠢かせている事を知ってしまい、ショックを受けたのではないかと思います。 タケヒロが「美しいものへ憧れ」を抱いているとすると、にゃんに恋心を抱いたのも自然な流れだったと思います。にゃんは見た目はもちろん美人ですし、「高潔に生きよう」としているように私は思います。そしてココウという街の駐在レンジャーです。一人っきりなんです。孤独で、高潔で、美しい。タケヒロの憧れそのものです。だからタケヒロはにゃんに恋心を抱いたのかなと思いますが、でも憧れの方が強そうなので、にゃんの心を射止めることはできなかっただろうなとも思いました。 で、ミソラからタケヒロに対する友情ってどうなの?って考えたんですが、こっちはそんなにこだわりがなさそうなんですよね。タケヒロがタケヒロであればそれで良くて、仮にタケヒロが人を殺すことが万が一あったとしても、ミソラは友達でいるんじゃないかと思います。でもミソラは、あえて深いところを見ないようにしているようにも思うんですよね……今が大切で、過去は切り捨てなくてはいけなくて、そもそも、ミソラには積み重ねた過去なんてないから。ミソラからタケヒロ、ミソラからトウヤへの想いは、かなり質が違うと思います。タケヒロへは友情だけど、トウヤへの想いは愛情にも近いんじゃないかと思います。記憶の女の人に似ているからかな?(番外編でバクフーンを知っている気がすると言っていたので、やっぱりミヅキさんが泣いていた女の人ではと思っています) 友情の形がテーマって事だったので、トウヤとグレンの関係についても考えてみました。グレンからトウヤへの感情は、ぶっちゃけ愛情に近いと思います。力になってやりたい、俺を頼って欲しい、何も相談してくれない。うーんでもこれは、グレンの方が年上だからかな?トウヤからグレンへの感情は、兄っぽいなと思います。こうやって今考え直してみると、やっぱり年齢差が関係しているのかな……対等と言うよりは、兄弟っぽいなと思います。でもトウヤよりはグレンの方が、トウヤへ向ける愛情の比重がかなり重い気がします。 シーンとして美しいなと思ったのは、トウヤとミソラが電話の後、夜道を歩くシーンです。お酒を持って。あのシーン、実のところ私は「トウヤ、本当に好きだったのか?」と疑ってしまいました……。恋するテレポーテーションを読み返してみたんですが、あまりトウヤからカナミヘ終わった恋情みたいなものを感じなくて。泣くほどショックか? ……と思ってたんですがよくよく思い出したら、以前「トウヤは必死に大人になろうとしている子供ですよね」というような会話を感想欄でした記憶があります。だからトウヤがカナミに抱いていた感情は恋情ではなく、それこそ親類に向ける愛情みたいなものなんじゃないかと思います。ていうか、ミソラがミヅキ(すでに断定している)を想起するくらいですややも似ていたのでは?トウヤがカナミに向けていた感情は、彼が不在の実姉に向けている感情だったのでは……?カナミはトウヤにとって、無意識のうちに姉・ミヅキの代役だったわけです。そうすると業の深い話だなと(※注:ここまで完全に妄想の話です)思ったのです。トウヤはハギのおばさんに息子代わりの愛情を向けられて悲しかったのに、同じ事をカナミに、無自覚にしていた。ぐるぐると、関係性が色々なところで立場を変えて絡まっている感じがします。 そして私は、トウヤはミソラにわざと負けるのではないかと思っていました。いや、タケヒロとの約束を守ったんだけども……タケヒロがトウヤに対して、めっちゃ怒ってて、トウヤも殺すことを望むのを是としている感があったので、負けるんじゃないかと……。泣いているミソラを最後にトウヤが抱きしめたんですが、タケヒロとの戦闘でミソラはもはや殺す方に気持ちを振り切ったと思っていたので少し驚きました。ミソラはもう一人の望みを叶えることで決別しようとしているけど、でも多分、もう一人と同じではないのですね。そこらへんを考えると、ミソラ自身は今の日常を大事にして、本当はそのままがいいけど、でももう一人の為にも殺さないといけなくて、人格がごちゃごちゃに混ざった状態で今を生きているのかな……と思います。殺すために勝ちたかったのも本当。嫌われないために負けたかったのも本当。同じ人だけど違う人。ミソラは、大丈夫なんだろうか……。そのうち、もう一人のミソラの価値観や考え方がどんどん今のミソラを侵食していって、全然違う、それこそタケヒロが恐れたみたいな存在になってしまいそうで、怖い気がします。 色々と感情が混ざり合った8章だったと思います。お疲れ様でした!といっても、場合によっては私の感想は妄想ヤバい人になっている可能性が非常に高いので全然的外れなことばっかりほざいていたら「フーン」と流していただければ……!!ひとまず妄想や予想を抱いたまま、9章に臨んでいきたいと思います。 [125]
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投稿者:とらと 2020/09/28(月) 23:03 | |
[表示] 8章読了おつかれさまでした!!結構ボリュームのある章という認識が私的にはあるのでその分読んでいただけて嬉しいさもひとしおです(?)。それぞれのキャラクタが各々の考えを持って行動してぶつかったりすれ違ったり、相手のことを理解したりできなかったりする、そういう彼らの危うい関係性を描くのが大好きなのですが、8章はそのへんが結構満足のいく感じに書けたという気がしていて、お気に入りの章でした。特にトウヤグレンまわりは何を考えているのか伝わりづらい部分もあるのではないかとも思っているのですが、しっかり読み込んでくださって感謝に堪えません。ありがとうございます。 >私はどちらかというと、タケヒロの方がミソラに対する理解を拒絶していたんじゃないかな、と今回の章で思いました。 おお……!!そうですね、そうですね。本当にそうですね。そうだなあとしみじみ思いました。タケヒロは決してミソラに寄り添うことはしません。だからと言ってトウヤもミソラに寄り添っているわけではないし、ミソラだってタケヒロの気持ちに寄り添うだけの余裕などありません。物語上で目に見える大きな事件は何も起こっていないにも関わらず、8章の登場人物たちには本当に余裕がありません。余裕のない状況で他者の心をきちんと慮れるほど出来た人物はこの物語(のメインキャラ)にはほとんどいません。けれど、それでも、理解などできなくても、目を背けて、なんとなく歩み寄ったような形で、手を取って、流れている時間を共に過ごすことも、心地よいと思える、それが8章のラストシーンでした。 >その根幹の価値観は「美しいものへの憧れ」があったんじゃないかと思います。 ほわ〜……凄く面白かったです。タケヒロの価値観には確かに「(彼が信じる)美しいもの」への憧憬や信託があると思います。が、書いてきたキャラクタの行動を具体的に根拠として提示されながら論じていただいているのを見ると、「そっそんなに辻褄が合う……!?何故……!?意識的に構築しているわけではないのに……でも確かに合うかも……」という不思議な気持ちになりました……(自分が書いているものにふわふわしているマン) なにかこうあらためて彼の行動を振り返りながら心理学などに準えてまで言っていただけると、彼と言うキャラクタの人格に一本筋が通っていたのかな……?という感じがして……純粋に嬉しくなります。タケヒロってすごい動かしやすいキャラクタでもあるんですよね、困ったときに話を前に進めてくれるキャラであるというか。彼が行動的な性格だからというのもあるんでしょうが、彼がキャラクタとして一本筋が通っていたから動かしやすかったというのもあるんだろうなあ。なんかちゃんと書けているような気がしてくるな……( >孤児である自分を無意識に汚く思っていたのではないかと思いました。 仰る通りです。タケヒロの中には根深い劣等感があります。その彼を今の彼たらしめているものは、今汚い方法を使わずに一人で(あるいはツーイズと一緒に)立派に生きている、という自負なのだと思います。だから「汚い方法を使わずに」「立派に生きて」いないものを否定しなければ、自尊心が傷つけられ、今のタケヒロはいられないのではないかと思います。春さんの語ってくださっているタケヒロ像は私の中にもすごくしっくりときます。私は読者さんの中にあるそれぞれの捉え方がすべて正解だと思っているので、何を思っていただけるのにも正解とか不正解とかはなく、例え私の捉え方とズレていてたとしても「こんな解釈もあるのかあ……!!」と感心するぐらいのものなのですが、いま語っていただいていることは本当にすごくしっくりとくる……まるで自分の考えを別の言葉で読んでいるみたいな感じです。 ただ私の語るタケヒロ像が春さんの捉えたタケヒロ像と正確に一致するのかは分かりません。春さんの捉え方よりちょっと汚いかもしれません。よってこれから私が書くことも「そんな解釈もあるんだなあ」くらいに捉えていただけると幸いです。 私のイメージするタケヒロは「正義マン」です。自分が正しいと思っていることを信じて疑わず、それこそが絶対的な正義だと強く思い込み、それを他人にも強要し、更に自分の正義とズレているものを否定して排除しようとする、かなり迷惑なタイプの正義マンです。彼は、自分が正しいと思うものを信じているだけではなく、他人が間違った道を歩もうとしていたら、手を差し伸べようとします。手を差し伸べて、掴み取り、彼の信じる正しい道に連れ戻そうとします。タケヒロはそれを善行だと信じているし、なんなら周りの人たちも友達思いの良い奴って思ってる。でもよく見てみるとタケヒロの行動は、一歩踏み間違えれば自分の価値観の押し付け以外の何物でもなかったりして……。みたいな視野の狭さが彼の子供らしさでもあるし、どうにしろ、他人のために必死になれるって点だけで凄く凄く良い奴なんですけれどね。タケヒロ良い奴なんですよね。正義マンでも良い奴なんです。彼の根幹に歪さがあろうとも「単純でまっすぐ、素直な少年。でも年相応にややひねくれ」という印象は本物であればいいなと思います。 いくら押し付けがましくても彼の価値観は一般的に見れば結構正しいし、彼が強くさえあればスーパーヒーローになっていたかも。幸か不幸か彼には力がありません。7章8章をかけてタケヒロは自分には正義を通す力がないということを理解しつつあります。無力であるということを知ること、認めることが、タケヒロの一歩になるのではないかと思うのですよね。それがどの方向への一歩かはさておき……。 >で、ミソラからタケヒロに対する友情ってどうなの?って考えたんですが、こっちはそんなにこだわりがなさそうなんですよね。 そ、そうかも……(切なさ)なんかミソラってまだ情緒が育ってないからなんですけど、自分が何を大切にしたいと思っていてどう大切にすればいいのか、大切にする方法も、まだよく分かっていないんじゃないかと思います。砂漠の真ん中で拾われたミソラにはトウヤに対する刷り込みがあります。ミソラはトウヤに養われていて(トウヤはおばさんに養われているんだけどな……)、トウヤがいなければ生きていけないと思い込んでいます。ミソラがトウヤに対して執着心を持っていて、タケヒロにはそうでもないのは、ミソラの人生を成り立たせるために絶対必要かそうでないかという点なのだろうと思います。生存本能。タケヒロと遊んでやってるくらいに心のどっかでは思っていると思います(でもタケヒロもミソラと遊んでやってると思ってる節もあると思います)。でも8章の一連でミソラの中でのタケヒロへの見方は少し変わったのだと思います……そうだと……思うな……。 >グレンからトウヤへの感情は、ぶっちゃけ愛情に近いと思います。 愛情……かなあ……そう見えるならそうかも……(ドキドキ)。グレンはトウヤに対しての「情」という部分には非常に深いものがあり、それが「友情」だけかと言われると私もちょっと首をかしげたくなる瞬間もありますね(あまり他の人に慣れようとしない年下の子供が自分にだけ懐いて十二三年も面倒見てたら可愛く思えると思う)。グレンはタケヒロと違って自己と他者の間の線引きを明確に置いています。安全圏から俯瞰して笑ってるのが好きなタイプ。トウヤもそれを分かっているし、その距離感を崩したくないから、込み入った話(ミソラのこととか)をあまりグレンに持ち込みません。でもグレンにはトウヤを懐かせてきたという自負はあるんだと思うんですよね。自分が面倒見てきた弟分が碌に相談もせず抱え込んで勝手に自滅しようとしているから、イライラしてるんだと思いますね。 >シーンとして美しいなと思ったのは、トウヤとミソラが電話の後、夜道を歩くシーンです。 ここねええええええわたしもねえええええええだいだいだいのだいすきなので本当にうれしいですねええええええありがとうございます!!すっごいしみじみと好きなシーンです。すっごいポエムだしすっごいバーっと書いた記憶しかないんですがすっごい好きだな…… >実のところ私は「トウヤ、本当に好きだったのか?」と疑ってしまいました……。 これはもう >「手厳しいな。……笑うなよ。可愛かったんだよ。笑った顔も、泣いてる顔も、なにもかも。真面目で、一生懸命で、気遣いが出来て、明るくて、くるくるとよく働いて……僕なんかを、あんなに手放しに気に入って。馬鹿だなあと思って、本当に、可愛かったんだ」 と言って酔い潰れたことにすべて集約されていると思いますし >泣くほどショックか? これは >「どんな気持ちですか、今」 >「どういう意味だ」 >「悔しいのかなって……」 (略) >「悔しくはないよ。嬉しくて仕方ない」 >「本当ですか?」 >「……まあ、正直、ちょっと後悔はしてるけどな」 これ(8−5)は全部トウヤの本音です。嬉しくて仕方ない上でちょっと悔しい。ただ架電の直後はこれが本音だったでしょうが、8−6のお散歩シーンまで行くと、彼の大半を占めるものは >「あの家に、僕はもういらないんだろうな」 この勝手な感傷なんだろうなと思います。彼女にはなれないけど君の特別ではいたいとミ〇ターチル〇レンも言っていました。駄目な男だなあ〜。 >トウヤがカナミに向けていた感情は、彼が不在の実姉に向けている感情だったのでは……? これはちょっと私の印象とは違いますが殆どそうです……(どっち)! 8章でカナミと三日で別れた事件についてトウヤがユキに話しているシーンがあるのですが、 >「いざ付き合うことになると、ちらつくときがあるんだ。顔とか、仕草とか。何をしていても。それは、時間を追うごとに、どんどんエスカレートした」 >「昔の女が?」 >「そう。恐ろしいことにな」 >「似てる人を選んじゃったか」 > 無言に首を横に振る。 >「けど今思えば、無意識に似てる所を見つけたから、好きになれたんだろうな。そうしてると、疑問に思うだろ。僕が本当に好きになったのは誰なのか。分からなくなって、本気で好きになったはずなのに、姿を重ねてるのが、相手にも申し訳なくて、自分でも気味が悪くて、情けなくって……」 こういう感じです(昔の女がミヅキだと断定はしていないけどここまで読んでくださっているならもういいよね……?という顔)。姉の姿を重ねていると彼自身は最初は気付いていなかった。姉に向けている感情とカナミに向けている感情がまったく同一であるとは私は思わないのですが、影響している部分は少なからずあるはずです。 >そして私は、トウヤはミソラにわざと負けるのではないかと思っていました。 ここは私の考えを語ると種明かしみたいな変な感じになってしまうのでちょっと悩むのですが(だが自作を語りたいので語る)、ミソラとタケヒロの試合を見るまで、トウヤはミソラに負けるつもりでいたと思います。ミソラは試合中、タケヒロに負けさえすれば殺さなくてもいい、という条件が頭をちらついてリナに指示を出すことができません。最終的にはリナを動かせてタケヒロを下しますが、 > がんばってほしい。負けないでほしい。 > 本気の僕を倒してほしい。 > 歯を食いしばる。軋むほど拳を握りしめる。腹の底で沸き返る激情が、本当のミソラの声が、喉を駆けあがって、子供は吠える。 > 僕は進むしかない。一本道を行くしかない。殺しに行くしかない。 > でも、もし、誰かが、立ち塞がってくれるなら。 > それが押しても蹴ってもびくともしなくて、諦めて帰る以外に、道がなければ―― 「本気で進もうとする自分の前に誰かが立ち塞がってくれれば」という虚しい期待を抱いている。トウヤはミソラとタケヒロの試合の中で、ミソラの思いをある程度汲んだのではないかと、だからハヤテを出したのではないかと……私は……思いますね。(ハリは賢いのでトウヤのために負けるという選択肢があることを理解していますが、ハヤテはアホなのでバトルに勝つ→褒めてもらえる!!くらいのことしか考えられません) >ミソラはもう一人の望みを叶えることで決別しようとしているけど、でも多分、もう一人と同じではないのですね。 そうなんです……!! ミソラは今、5章で忘れることにした!と笑っていたはずの過去の自分に死ぬほど振り回されているんです……!! 見て見ぬふりをすることなど……逃げることなどできるはずもなかったんです……!! かわいちょう!! >そのうち、もう一人のミソラの価値観や考え方がどんどん今のミソラを侵食していって、全然違う、それこそタケヒロが恐れたみたいな存在になってしまいそうで、怖い気がします。 えへへへへへへへぇ!!!!!!!!!!!今後のミソラとミソタケにご期待ください!! しかしこんなにキャラクタを深く考察していただけることってあるんだな……。としみじみ感動すると同時に、これまでの展開やこれからの展開で今語ったようなことから外れたことを彼がすることもあるのだろうなと思います。生き物はひとつの心で生きていない、とある方が言っていたのをよく思い出します。常に信念のみに従って行動できるほど多くの人は強くなく、強いキャラクタはこの作品にはおらず、ぐねぐねうじうじと悩みながらもがいていく無様で懸命な彼らとこの作品を、なんとか見守っていただければなと思います。熱いご感想ありがとうございました、何度も読み返して咀嚼させていただきたいと思います……!! 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月蝕 を読んだ感想 | ||
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投稿者:春 2020/08/29(土) 11:16 | |
[表示] 7章「はぐれものの4人」読了しました! イメソンについて、トウヤのイメソンである「SUNRISE」を改めて聞きました。確かに、こっちの方が歌詞がしっくりくる気がします! 前半のトウヤのイメソンとのことですが、ぜん……はん……とは……? どこからが後半になるのか。そして後半のトウヤは前半のトウヤより強い感じのツイートを以前拝見した気がするので、後半トウヤのイメソンも、後半を読み始めた暁には是非教えて欲しいです。SUNRISEはサビの部分の曲調が特に好きです。でも特に切なげなのもサビなんですよね……どこか悲痛というか……そこも含め、トウヤらしいと思います。 「Marshmallow day」! 元気な感じの曲ですよね。ミスチルの曲をいくつか聴いて思ったのですが、どこかしっとりとした雰囲気がある曲が多いと思います。この曲も元気ではあるけれど、曲調から深読みができそうな曲です。コメ返を見て、睡眠不足、から一瞬トウヤかと思いましたが(彼は常に睡眠不足なイメージです)、いやいやマリーか?とも思いました。テレポーテーションは恋するポケモンがいっぱい出てきて、マリーの事は、前回の感想であんまり触れられなかったけど、マリーとテラ、マリーとハリの会話シーン好きです。マリーが、結構深いというか、まっすぐでありながら悩んでいて、彼の問いかけは凄く面白いと思います。 ていうか前回、ミソラが殺したい相手についてめっちゃ深読みしてたんですが、トウヤではなかったのか……ホッとしたような残念なような……ということは、彼が殺したい相手は別に存在している……とも思ったのですが、実は8章をこの感想書いている時点で読み始めていて、他の街に行くとか言い出しているのでやっぱりトウヤを殺そうとしているんじゃないかと深読(しつこい)。他の街に呼び出してからの! ざくーとかかなって!!グレンといいミソラといい、勝手に深読みして信じて良いのかどうか悩んでます!私が安心して信じられるのなんてハリくらいなもんですよ!! グレンを疑ってかかってましたが、トウヤへの「ほら、お前はそうやって、自分のセンスに合わないものには目を向けようともしない。今に時代に置いていかれるぞ」という台詞が面白すぎて「もうコイツ敵でもいいや面白いから好きだわ」という思考になりつつあります。グレンお前wwwwwwwグレンとトウヤの絡みは、悪友同士みたいな遠慮ない感じで楽しいです。トウヤがしっしとしているのも面白いし、良いぞもっとやれと言いたくなります。グレン良いキャラですよね! ミソラもトウヤもタケヒロも悩みがちで、レンジャーさんも最近は雲行き怪しく(最初からか?)なりつつあるなかで、作中でも述べられていたように太陽のように明るい男だと思います。渋みがある。こういうキャラ好きなのですが、上手く書けないので良いなぁグレン良いなぁ……と思いながら読んでいました。 トビさんが「にゃん」と呼んでいた理由も分かったので今度から私もアズサさんの事をにゃんと呼ぼうと心に強く決めました。にゃん……良いね……にゃん……可愛いね……。アズサさんのお父さんが登場したとき、にゃんも嫌がってたので「敵かな」とか思ったのですが、終わりのほうの笑顔をみるに敵では……ない……のか……いや敵か……? と見定めかねています。でもにゃんは嫌ってるし、娘をぶん殴るなんて許されんからやっぱり父ちゃんは私の中で敵認定しておこう。 トウヤが波動が使えるんじゃないかという話が出たとき、ふいに頭の中に波動の勇者の格好したトウヤとハリが浮かんだのですが、「うわ似合わん」と一瞬で思ってかき消えました(失礼極まりない)。今のとらさんが波動の勇者を見たかどうか分かりませんが、どっちかというとトウヤは置いていった勇者側ではなく、置いて行かれたルカリオ側だよなぁと。にゃんが真っ赤になって照れてるところをみるに、にゃんはヒロインと確定しました。でも3日彼女の方も本当はちゃんとトウヤの事好きだったと短編の方で言ってたし、グレンの言ったとおり、トウヤは手が早いんじゃ……意外にもてているぞ……??? ユキちゃんという新キャラが現れて、可愛いポニーテールぴこぴこさせていたので、前にふせんりょさんが描いたイラストを思い出しました。3人が描かれたイラストで、右端がユキちゃんだったかな? 「可愛いけど誰だろう?」とずっと思っていたので謎が解けました。でも、真ん中と左端は誰だろう……左端の男の子は別の名前を呼んでいたきがするけど全然おもいだせぬい……。 にゃんは今回、みんなに説得されたり帰るといったり辞めると言ったりと色々と迷走していたのですが大丈夫か……? 彼女が実際のところどうしたいのだろうと思っていたのですが、とりあえずレンジャーを続けたいって事で良いんですよね。スズちゃんの身に過去何があったのだろう……。どうしてにゃんは辞めるなんて言ったんだろう……多分、ココウにいるとトウヤたちとなれ合ってしまうから何じゃないかと思ったんですが……いやどうなんだろうな……わからぬい……。そもそも、彼女が何故ココウにいるのかも私よく分かってなくて、何か目的があったんじゃないかと思うんですが、辞めるって今回言ったって事は、別に目的もない普通に駐在レンジャーだったのか……?そんなこともないと思うけどなぁ……うむむ……。 ひとまずにゃんはいなくなってしまったので、大人しく続きを読み進めて行こうと思います! あ! タケヒロの曲は「ウズラ」を聞きましたよ! [122]
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投稿者:とらと 2020/09/06(日) 20:04 | |
[表示] SUNRISEいいですよねええええええええええええええええええ(イメソンへの異常な食いつき)ライブで念願のサンライズが聞けたときマジで号泣してしまったな……歌詞もさることながら激しすぎない抑揚のある曲調もミディアムなテンポ感もすごくわかみやとうやのイメージにぴったりなんですよね個人的には!バンドサウンドでありつつそこに混じっているピアノの切なさがなんかこうすごく……すごく……そうなんですよ!!!そうなんです!!ありがとう!!あっ7章読んでいただいてありがとうございます!!!!!!!!! 後半トウヤどこだろうなあ。後半ミソラは明確に「ここから」と言えるポイントがあるんですが、トウヤは後半トウヤになるポイントが3つあるのでどことは明言しづらいのですが、11章頭から徐々に後半トウヤへの進化が始まり、14章末では完全に後半トウヤへの進化を終える……という感じですね。後半のイメソン今2種類あるのでどっちを推すか今から考えておきますね!!ウキウキ!(? マシュマロデイ!!すごいいっぱい聞いていただけて嬉しいですねありがとうございます、こんなに推しを聞いていただいていいんでしょうか(照)しっとりしている……のかな? しっとりというのが「湿度」という意味なら分かります!! 血の通っているというよりは人間らしい湿度のある作品が多い……ように思います音楽全く詳しくないのであんまりえらそうに語れませんが……昔のミスチルではバリバリのバンドサウンドでロックな曲も歌っていますよ!!なにせ彼らはロックバンドですからね!!そういう話じゃないかもしれない!! マリーめっちゃお気に入りキャラなんだよなあ〜私がマリルに見る傲慢なイメージ(何故……)を詰め込んだキャラでした、彼がらみのシーンを好きと言っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。悩める男だし報われない感がすごいですが逞しく生きていってほしいです。 >トウヤではなかったのか……ホッとしたような残念なような…… 残念なような……でめちゃくちゃ笑ってしまった 私もミソラにトウヤを殺してほしかったな……残念だな……証拠が残らないように他人のいないところで殺害を実行するミソラwwwwしたたかで最高ですね!!すごく好きです!! >私が安心して信じられるのなんてハリくらいなもんですよ!! 本当にハリを信用していいのかな……?(何??? グレンいいですよね〜!! タケミソと絡んでいる時の兄貴面している(できてない)トウヤも好きなんですがグレンにちょっかい出されているときの背伸びしたがってる弟分のトウヤがすごい素っぽくてかわ……好きなんだよな〜。体格じゃないですが彼のどっしりとした安定感は他のキャラにはまるでないし兄貴分としてのよさがありつつ、バトル狂としてのトリッキーさもありつつ、かと思えばそこはなとない不穏さや影も兼ね備えていつつ。グレンの見え方は8章を完走していただいたらまた変わるのではないかと思います。私も本当にお気に入りのキャラです。 ニャンかわいいですよね〜! あずにゃん!(け〇おん)と思っていたらこのへんを書く前あたりにポケモンのAZにゃんが出てきてしまって全然かわいくなくて流石に笑いました。 アズサの父親は敵か、味方か、という二極で判じられるものではないと考えます。敵でも味方でもなく、父親、なのだろうと。トウヤが愛していたトウヤの父親、タケヒロを捨てたタケヒロの父親、いるのかいないのかも分からないミソラの父親、そしてアズサを押さえつけようとするアズサの父親、子供たちにもそれぞれの父親観があって、タケヒロは自分を捨てた両親のことを知らないし知らない人のことを憎しとしか思っていませんが、アズサにとっての父親は、いくら自分の個をないがしろにしようとする父親であっても、「敵」と断定できるものではなかったように思います。彼女の中に一寸も父親への尊敬の念がなければ、彼女は父親と同じ職業は選ばなかったと思います。同時に、彼女が職業人でありながら18歳の少女であるからこそ、自分の中にある父親への尊敬や畏怖を認められない部分もあるでしょう。 一方で本作の主人公であるミソラやトウヤにとっては、アズサを連れていってしまう父親はこのシチュエーションでは「敵」と言えますが、クオンとの戦闘を終え、7−9のタケミソと父親との会話のシーンを経たあとでは、「敵」という認識は解除され、「アズサの父親」という認識に正されているのではないかなあ。(※すべての子供が暴力的な親に対しても情で結ばれているべきと言っている訳ではありません(炎上対策)) 波導の勇者見てないんですよね……波動を扱うにあたって見とくべきかな……とも思ったんですが、アニポケが「波導」表記であるのに対しポケモンの図鑑設定が「波動」表記なので、本作は映画の波導とは別物として解釈するので別にいいかなと思ってみませんでした 見ろ >にゃんが真っ赤になって照れてるところをみるに、にゃんはヒロインと確定しました。 果たしてそうかな……?ニチャア……(8章に続く) >意外にもてているぞ……??? 気付いてしまいましたか……トウヤ全肯定小説にしないためにタケヒロというキャラクタを入れた節もあるんですが基本的にはみんなトウヤのこと好きなんですよね。特にいい男じゃないんですけどね。怖いね。しかもトウヤはすぐ愛してるとか言いますからね……愛情に飢えすぎてちょっと優しくされたらすぐに勘違いしてしまうのでダメなんですよね。本当にダメだと思いますね。きっと現世で酷い目に遭うと思います。 ふせんりょさんのレンジャーズイラストめちょめちょかわいかったですよね〜!!ポニテあほげのちっこいぷにぷにの子がユキです!推しメン!真ん中はチリーン連れてるのでニャンです黒いマントをはおっているのがトレードマークです!男の子はそのうち登場するので出てきたときにこいつかあ〜と思っていただければ幸いです。レンジャーズは美男美女揃いなのだ!! 春さんのように理性的(構造的?)に読み解いてくださる方には難解な章だったかもしれません? 申し訳ない……! ニャンに関しては情報がめちゃくちゃ後出しになるので彼女の心情が伝わりづらい節があるなあといつも反省しているところです。ニャンがレンジャーを辞めると言ったのは、本懐でない雑用のような仕事をさせられていること(描いていた将来像とのギャップ←このへんくそほど描写が甘いので理解しろというほうが難しいと思います)、自分を思い通りに動かそうとする父親への反抗心、この二点で溜まった鬱憤から衝動的に口走ったもので、でも実際彼女はレンジャーを辞めると心の平穏な生活を送れるところもあるのです。それでも彼女の中にはポケモンレンジャーとしてポケモンを助けたいという純粋な夢がちゃんと息衝いていて、それを放り投げることなどできない、というまっすぐさがあり、友人のユキはそれを知っていたし、これまでリューエルや薬付けバクーダのトレーナーにキレているアズサの姿を見てきたトウヤたちもそれを感じ取っていた(あと普通にこのままでいてほしかった)から止めた、っていう感じですかね。あんまり7章のこと深く考えたことなかったな…… >そもそも、彼女が何故ココウにいるのかも私よく分かってなくて、何か目的があったんじゃないかと思うんですが、辞めるって今回言ったって事は、別に目的もない普通に駐在レンジャーだったのか……?そんなこともないと思うけどなぁ……うむむ……。 情報が後出し祭りで申し訳ないなあ……(目を逸らす)アズサのポケモンレンジャーとしての立ち位置は「ココウの駐在員」です。ただ、ココウには「ココウにレンジャーの駐在所が今もありそこにレンジャーが駐在している」ことを知っている人はほとんどいません。 ウズラいいですよねえ……藍i坊i主は早蕨さんに教えてもらったバンドだった気がします。あんまり曲を知っているわけではないんですが、ウズラは月蝕の外伝(書かない)のメインテーマだった時期もありました。好きな曲だな〜。 ありがとうございました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! [124]
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月蝕 を読んだ感想 | ||
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投稿者:春 2020/08/25(火) 08:04 | |
[表示] 6章「忘れたい人」読了しました! なんか……一瞬だったんですけど……ロッキーさんが……こんな時どういう顔すれば良いか分からないんですが、ひとまずイチジョウを血祭りにあげたら良いんでしょうか? 盗まれた自転車を、別の自転車置き場でズタボロになった状態で発見したような気持ちですね……。 更新には私も気がついてましたよ!気がついたの24日だけど!本当だもん! 今回、ミソラが記憶を一部取り戻したり、トウヤのお姉ちゃんが噂で出てきたり、ゼン君という新キャラ、イチジョウとかアヤノとか懐かしい面々が……一気に物語の本筋が動き出してきた感じがします。ゼン君はお姉ちゃんのいい人なのか?これ(どれだ?)なのか?色々考えたのですが、ミソラの記憶の女の人って、お姉ちゃんなんじゃね? と予想しています。前の章で「お師匠様髪長かった事ないですか?」とか訊いてたので、トウヤに似てて髪が長いというと、既存のキャラでは(髪の長さなんて分からないですけども)お姉ちゃんくらいしか該当者がいないなと……。多分、ココまでが下準備と言うことなら、主要人物はこれ以上増えないだろうし。勝手に妄想逞しくしてるんですが、ミソラが殺そうと思ってたのがトウヤなんじゃないかなぁと。いや、そうだったら面白いなぁというゴホンゴホン。実際、ミソラはトウヤに「早く帰ってきて」と言っていて、いやほんと、殺すためにそれ言ってるとしたらめっちゃ面白いなと……。別の誰かを殺そうとしてても、やっぱり面白いんですけどね!!一方、トウヤはたぶんこれ、親が実の子供に〜とか言ってるの聞いてるから、お姉ちゃんが両親を殺したと想ってますよね。実際はどうなんだろう……。殺したとしても、きっと理由が……あるんですよね? でも、優しそうな親だったけどなぁ。お姉ちゃん、噂だけだけど、なんとなく闇落ちしてる気がする……。 ゼン君は立場的に、トウヤと対になる感じですね。主要キャラだ!! と思いました! 彼がいるべき場所にトウヤが、彼がつまらなかった場所は、トウヤが望んでいた平穏。そしてお姉ちゃんの隣にはゼンがいる。トウヤが欲しかったものを彼は持ってた訳ですね。トウヤはこれまで、同年代のライバル的なキャラがいなかったけど、ゼンがそうなるのかな……。エトは、えっと、あの、うん、エトは……うん、怖いバージョンのトウヤには弱いから……。 あとレンジャーさんはトウヤと結局どういう関係なんだろう……本名はなんだろう……噂のにゃんかな? レンジャーさんはやっぱりヒロイン枠な気がしてきました。あとタケヒロいつ死ぬんだろう……ミソラが殺そうとした相手がタケヒロ……という線はなさそうなんですけど、すったもんだのあげく、タケヒロをミソラが殺しちゃったりはしそうだなというのはなんとなく思います。これだけ仲良くしてきた相手をミソラが殺しちゃったらそれはそれで面白ゴホンゴホン。物語としてですよ!!! 人情としてはやめたげてよ!!!って思ってます!! 表紙絵も楽しみに待っております!次は7章です。 [119]
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投稿者:とらと 2020/09/06(日) 18:54 | |
[表示] いえ〜い春さん!6章読了ありがとうございました!! 3章のご感想でロッキーの墓を立てていただいたときにあっどうしよう出るな……どう返せば……wwwと思っていたのですが実は出番があるんですよね! でもほうぼうで話しているように月蝕は元のお話からだいぶ改造&増築されまくっているお話ですので、3章書いた時点では今後ロッキーの出番があったかというと微妙ですし(そもそもイチジョウが3章時点ではその場限りのモブキャラでした)、この書き方だともう二度と登場しない気がするという春さんの感覚はかなり正しいです。月蝕の変化前の構造が察せられてしまっている……なんて恐ろしい読者様……ッ!! と当時は震えたものでしたwwww流石は春さんだぜ!! >盗まれた自転車を、別の自転車置き場でズタボロになった状態で発見したような気持ちですね……。 比喩が的確で流石に笑ってしまったぜ(笑うな)また忘れた頃に出番があるかもしれませんのでお楽しみに……!!笑 仰る通り6章は物語的にはひとつめの要所という感じでした。物語の潮流が大きく変わる章がいくつかあり、そこだけ摘まんでいけば大勢はつかめるという感じではあると思うんですが、その要所の間に挟まっているもの(7章8章とか)こそが私が月蝕の好きなところだとも思います。ミソラが時間をかけて殺人鬼になっていく様をお楽しみください!!(なるのか 女の人が誰かとかミソラの殺したい人が誰なのかとか、色々と予想してくださって凄く嬉しいです!! 実は掲載当時はあまり突っ込んだ予想をリアルタイムにお伺いできなかった気がしていて(後から聞いた)、一方の私は「こうだと予想して読んで欲しいなあ」というのが明確に存在していましたので(時が来たら話しますね!)、どんな風に読んでいただいているのか教えていただけるのは凄く嬉しいことです。「へえ〜春さんはそう思ってるんですね〜!!ふう〜〜〜〜ん!!」としかお返事できなくて申し訳ないんですがすごくありがたいことです!!!ありがとうございます!!! 特に >前の章で「お師匠様髪長かった事ないですか?」とか訊いてたので、トウヤに似てて髪が長いというと、既存のキャラでは(髪の長さなんて分からないですけども)お姉ちゃんくらいしか該当者がいないなと……。 この予想をしてくださった方が過去にいるのか……!?!!?あんな些細な謎シーンをよくぞまあ覚えてくださっていますね……!!ホワ〜そうか〜!!!となりました。 ゼンは本当に書くのが難しいキャラです。主要キャラには違いないんですが……!! 確かに(家族のいた)リューエルに戻りたかったトウヤの心情を思えばゼンの立ち位置と言うのはまさにトウヤの望んでいる立ち位置なのかもしれません。 >トウヤはこれまで、同年代のライバル的なキャラがいなかったけど、ゼンがそうなるのかな……。 すみません!!!!!これは!!!!!!!おそらくグレンですね!!!!!!!!!(大声)ゼンがそうならないとは言ってませんけどね……!! めちゃくちゃに掴めない奴だと思いますがゼンくんの挙動も見張っていただけると嬉しいです。 前も言ったんですがタケヒロがどこでどう死ぬのか予想しながら読んでいただけるの斬新すぎてめちゃくちゃ笑いますね。(笑うな)ありがとうございます。ツイッターで作品の話してると後から追いかけてくださる方にどうしても展開を匂わせてしまう節がありますが(私はそれを遠慮しない方だし)、春さんのようにそれを見なかったことにするではなく逆手にとって新しい作品の楽しみ方を見出してくださっている読者さん、めっちゃ逞しくて素晴らしいというか、ありがたいを超えて尊敬の域です。春さんの中にタケヒロが死なないという選択肢がもはや無い……タケヒロを殺してしまったミソラが闇落ちする展開……嫌いじゃないですね…… あと表紙絵楽しみに待っておりますと言ってくださってありがとうございました……毎度毎度表紙絵やるのが苦痛で誰も望んでないし私も望んでないしこれは何……?といつも思い今回マジで描きたくなくてヤバかったんですが春さんがああ言ってたしな……と思ってがんばれました……(実話)ありがとうございました!!!!! [123]
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月蝕 を読んだ感想 | ||
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投稿者:春 2020/08/19(水) 21:16 | |
[表示] お疲れ様です。「恋するテレポーテーション」の表・裏と読了しました。あと前の返信ですが私もお絵かきしたりしてて「うぬ……最近読めてぬい……」と恐る恐る感想欄に来たら、とらさんの! 返信が!! 最近だ!! ということで大変安心しました!!良かった!! 今まで以上に多くの新キャラが登場し、想いが交錯していた話でしたが、裏表を通して読んで感じたのは、人ではなく、今回はポケモンがメインの話だったのではないだろうか? という事です。裏はおまけ、との事でしたが、ポケモンがやいのやいのと喋っている裏も通して読むと、表で起こっていた様々なことに納得がいった感じです。 表の話のメインは水神祭ですが、ミソラとトウヤ、エトとトウヤの関係が主眼にあった気がします。特にミソラは今回の事で、特にトウヤに対する愛情を深め、過去を振り切ろうとしていました。でも後々の話の展開を風の噂で聞くに、できるだけ高く愛情度をあげておいた方が、後の決別が重くなるからなのだろうか……。ミソラはもはや過去なんてどうでもよくて、トウヤさえいてくれればいい、みたいな心になりつつあります。過去の自分との決別、というか、切り捨て、という意味では、トウヤと少し似てるのかしら、なんて思いました。 トウヤのイメソンである「擬態」の歌詞を何度か反芻しました。あっちこっち感想が飛んで申し訳ないのですが、あの歌詞が真実トウヤのイメソンであるのならば、トウヤは二面性を持っているということです。本来の自分と、欺いている自分と。ポケモンにメロメロなトウヤ、酔ったトウヤ、ポケモンしかいない時のトウヤは、本来のトウヤで良いと思うんです。多分。歌詞の「アスファルトのトビウオ」は、一番最初に出会ったトウヤや仕事を引き受けるトウヤ、今回はエトがちょっとビビってた、ナイフをちらつかせるトウヤだと思います。 歌詞では「いつか殺めた自分に」とあります。トウヤは理由があって、かつての自分を殺さざるを得なかったのでしょうか。記憶を失ったミソラは、現在の幸せの為に過去を切り捨てようとしています。トウヤは何のために過去の自分を切り捨てたのだろうか? ふと考えました。後悔してるのかな? 裏も読むとハリとトウヤの愛情は、互いを向いてはいるけど、性質が違う気がします。ハリの想いはテラの「恋」とは違い、「愛」なのではないでしょうか。トウヤへの深い愛情を持っていて、でも、伝わることのない愛情だと思っていて。トウヤは「砂上の楼」でハリに対して「可愛い」と言いました。あのシーンを読んで思ったのですが、トウヤのハリに対する愛情は恋人への愛とかなんかこうそういうものではなくて、親に向けるような愛情に近いように思います。いわゆる、近親者への愛? でもハリの愛情は、またちょっと違う気がするんですよね。テラに怒ったシーンがあったじゃないですか。あれは「何も知らないくせに」だったんじゃないかなと。色々複雑すぎて、ハリは素直にデレたりできなくて、だからテラが好き勝手に、自分のみたいものだけみて、好きだと叫ぶ事ができる姿に苛ついたんじゃないかと思いました。テラは全部自分の良いように解釈するじゃないですか。ハリは盲目でもないし、トウヤを知りすぎているからこそ、そんなことできなくて、自分にとって都合の良くない部分も見えちゃうんですよね。こう言うと、なんだか熟年夫婦のようだ……。分かった上で、承知の上で、ハリはトウヤを愛しているんだと思います。だから、ハリは、「何故ずっと一緒にいるのか」と問われて戸惑っていたけど、やっぱりみんないなくなるようなことがあっても、最後の最後の瞬間まで、傍にいるのは、ハリなんじゃないかなぁと思います。たとえトウヤが、ハリがトウヤを愛してくれるように、ハリを愛さなくても。 そう考えると、トウヤさんは酷くアンバランスな人だなと改めて思いました。素が子供っぽい。トウヤさんは怖いトウヤさんも擬態していて、擬態するってのは、弱い自分や認めたくない自分を守るための行為ではないでしょうか。トウヤさんってもしかして、過去に色々あって、何度も振り返って大人になったつもりだけど、実はそんなことなくて、小さな自分をずっと抱えて守って、生きてきたんじゃないかなって思いました。 今回、色々想うところがあって感想というよりトウヤ考みたいになってしまった……。とらさんが好きと言っていた曲をいくつか聴いて、曲調や歌詞から、とらさんの作風や根底に流れる作品の雰囲気の意味が、やや分かった気がします。タケヒロだけちょっと異質に感じたかな……。彼は死ぬらしいと風の噂で聞いたのですが、彼のイメソンはまっすぐな愛情を感じるものでした。レンジャーさんがトウヤさんのメインヒロイン(いや、ハリがメインヒロインか?)だとすれば、タケヒロは、タケヒロは……ていうか、彼の人生に、救いはこの先、あるのだろうか……。 [116]
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投稿者:とらと 2020/08/25(火) 23:12 | |
[表示] もう今日すごい現実がアレでアレだったんですが(突然何の話)今日は帰ったらおコメ返でイメソンの話をするんだ〜!!えへへ!!春さんにいっぱいイメソンの話をするぞ〜〜〜〜(戦線崩壊)みたいなバグった気持ちで帰宅してさあてとパソコンをひらいたら更にコメントが来ていてぴょええええ〜!!!!となったんですがぴょえええ〜!!!えーんうれしい!!ありがとうございます(頭にとんがりぼうしを乗せてご機嫌でピロピロ笛を吹いている絵文字)随時返信してまいりますね!!ありがとうございます!! イメソンの話をしていいんですか!?!?!?!?!?!?!?(返信の段階を20段ぐらいすっ飛ばしたときの返信)い、イメソンの話をしてもいいんですか!?!!!?!!本当に!!!!!!!もうすごいイメソン大好き星人なんですが何分これがイメソンです!!って言って聞いてもらえた試しがない(と思っている)ので常に一人で壁を殴るばかりでいえひとりで壁を殴るのも楽しいんですがイメソン語りに飢えているんですよね!!!!え〜イメソンを聞い……歌詞を反芻……うおおおおお!!!!!あのですねえ私という人物の根源にはミ〇ターチ〇ドレンが常に存在しているんですよねえ私の根源にミ〇チルがあり私の創作の根源にミス〇ルがあり私のうみだすキャラの根源にミ〇チルが存在しているんですよねええ!!!そうなんです!!ミス〇ルの書く詞によって人間の情緒を学んだので……そうなんですよ!!だからやたらとナヨナヨとした男性が多いんですよね!!えっもしかしてお言葉に甘えてイメソンの話をしてもいいんですか?(どこにそんなお言葉があるのか)えへへじゃあちょっとだけ……ちょっとだけですよ///えへへ/// ・ちなみに5章のイメソンは「Marshmallow day」です!このシャレオツでありながらポップで超キュートな一曲はトウヤへの恋心(とテラが思っている感情)をはちゃめちゃに楽しんでいる恋してる自分が好き系のテラをイメージした一曲でもあり、5−2裏(テラ語りパート)の > キミが好きだから、チカラがみなぎって、ボクはどこまでも飛んでゆく! このラスト一行はこの曲のサビをオマージュしていると断言できるものでありますが、このサビの冒頭というのは “睡眠不足が続く日でも 君に逢えるのなら飛んでく” というフレーズであり、この『睡眠不足が続』いているのは誰かということを考えた時にじゃあ本当にこの曲が5章イメソンに嵌められているのは誰のせいなんだという話になりませんか〜〜〜〜!!ねえ!!!!”その瞬間を待ち焦がれてる”のは誰なのかという話になりますよねえ〜〜〜!!!!ねえ〜〜〜〜〜!!!!この曲完全に男性視点の曲だと思うんですよね!そう考えるとこの浮かれ野郎もうどうしようもないな〜って恥ずかしい気持ちになりますよね〜!!私はなる〜!!! ・「擬態」!!ひぇぇぇイメソンの中でもミス〇ル擬態の話をしていただけるの本当に感無量ですありがとうございます。この曲は長らく私の中で月蝕の主題歌として固定され続けている曲です。実は「トウヤのイメソン」ではなく「月蝕の主題歌」なんですよね……!私どっかでトウヤのイメソンって言ってるかもしれませんが正式には月蝕の主題歌です!(正式とは)イントロの瑞々しさギターの滲みドラムの疾走感、曲調の仄かに苦みのある熱さと爽やかさ、そしてどこか退廃的かつ毒々しすぎない等身大の闇と光をはらんだ絶妙なワードチョイス……ッ!この曲の持つ雰囲気が大好きなんですよね、もっと言うとこういう雰囲気の作品になればいいなあ!と思って書いてるところさえあります。月蝕の方が擬態に寄せていっているレベルです(言うほど寄ってない?くう〜っ)。 >あの歌詞が真実トウヤのイメソンであるのならば、トウヤは二面性を持っているということです。 トウヤのイメソンならばそういうことになりますね!! ですが前述のとおりこれは月蝕の主題歌です、「擬態」を冠するこの曲をこの作品の主題歌に据えたいわけです(同時に月蝕の主題歌であるということはトウヤのイメソンであるともいえると思います)。 "目じゃないとこ 耳じゃないどこかを使って見聞きをしなければ 見落としてしまう 何かに擬態したものばかり” です!(語弊あり) 本作にはおそらく(読み方にもよるでしょうが)トビウオが複数登場しますし、トビウオになりがたっているキャラもたくさんいます。トウヤの二面性についての解釈にやにやしながら読ませていただきました。どっかで言ったかもしれませんが私は二面性のあるキャラが大好きです。子供をナイフで脅してるトウヤは彼の二面性のひとつであるとして、ポケモン趣味や酒が暴く本性「のみ」が本来の姿であると果たして言えるのか? というのもまた疑問であると考えます。アスファルト!飛び跳ねる!トビウオに!擬態して!血をー流ーしー!それでも遠ーくー! 伸〜!び〜!て〜!! >歌詞では「いつか殺めた自分に」とあります。トウヤは理由があって、かつての自分を殺さざるを得なかったのでしょうか。 ねえ〜!!(何) ”いつか殺めた自分にうなされ目覚める” ですね。やはり”いつか殺めた自分にうなされ目覚める” 人物も複数いるようにわたし思います。その中にトウヤがいるのかどうかは読み進めたうえでぜひ判断していただければと思いますが、 >ミソラはもはや過去なんてどうでもよくて、トウヤさえいてくれればいい、みたいな心になりつつあります。過去の自分との決別、というか、切り捨て、という意味では、トウヤと少し似てるのかしら、なんて思いました。 これすごい面白いなあと思いました、それはそうかもしれません。自分で書いててもミソラはトウヤに似ていく節があるなあと思っている節もあります。おやの背中を見て育っている……フフ…… ・全然関係ないんですがせっかくなのでトウヤのイメソンの話をしてもいいですか?(?) トウヤのイメソンは「SUNRISE」(ミ〇チル)です。トウヤのイメソンだと言えるものは他にもいくつかあるんですが特に前半トウヤのイメソンと呼べるのはこれです。月蝕の主人公その2がサンライズとはこれいかに…… この曲は曲調から歌詞からどの部分をとってもめちゃくちゃ若宮トウヤですごいんですけど、特に2番の ”大きなもの 揺るぎないもの” からの歌詞がもう狂おしいほど若宮トウヤなので……引用するのが憚られる長さになるので引用はしませんがお時間がありましたら是非チェックしてみてください……!! >そう考えると、トウヤさんは酷くアンバランスな人だなと改めて思いました。素が子供っぽい。トウヤさんは怖いトウヤさんも擬態していて、擬態するってのは、弱い自分や認めたくない自分を守るための行為ではないでしょうか。トウヤさんってもしかして、過去に色々あって、何度も振り返って大人になったつもりだけど、実はそんなことなくて、小さな自分をずっと抱えて守って、生きてきたんじゃないかなって思いました。 この部分を見てサンライズを紹介したいなと思いました。春さんの語ってくださっているこのトウヤ像は作者から見たトウヤ像の的を的確に射ていてびっくりします。トウヤが何につけミソラ(やタケヒロ)に対して大人ぶるのは彼の子供っぽさの表れだとも思うのですよね。月蝕はある側面から見ると「大人になりきれない大人と子供でいられない子供」のお話であります。トウヤ自身が自分のことをどう捉えているかはまた別の話になりますが…… >とらさんが好きと言っていた曲をいくつか聴いて、曲調や歌詞から、とらさんの作風や根底に流れる作品の雰囲気の意味が、やや分かった気がします。 嬉しすぎて嬉しすぎて嬉しすぎて嬉しいです。私の推しを摂取してくださることは何にも代えがたい喜びですね……!! >タケヒロだけちょっと異質に感じたかな……。 分かる……(分かってしまう)タケヒロというのはメインキャラの中では私の持つある法則からひとり外れたキャラでもあります。でもこういうキャラクタがひとりいるだけで救われる作者もいます。異様に動かしやすい的なところもありつつ…… タケヒロのイメソン何聞いてくださったんですかね?(ソワソワ)ツイッタで挙げてたのなんだったかなイメソンが結構流動的に変わってるので……スiーiパiーiフiラiイの「The Bird Without Wings」か藍i坊i主の「ウズラ」ですかね? ミスチルじゃないという時点でやっぱり異質なのかもしれません、と言おうと思ったんですがミソラもレンジャーさんもグレンもミスチルじゃなかったわ……アレ…… ちょっともうどんだけ語るねんみたいな……まだイメソンの話しかしてないんですが??? え〜イメソンの話無限にしたい!! あ”あ”〜!! 5章の 裏 までお読みいただきありがとうございます!!!!!!!ああ!!なんで裏とかいう企画が勃発したのかもう覚えていないんですが、5−2裏(テラ回)が書きたかったんだと思います。本来は本編中ですべて完結させるべきところですが、人間の言葉を喋らずとも彼ら自身さまざまな思いや物語を持っているポケモン達がいるわけで、彼らの裏側のわちゃわちゃを覗き見ることで本編の疑問が解決するような遊びをしてもちょっとくらいはいいかなという気持ちでした(多分)。あと、楽しいことがしたかったんだと思います。人間同士のいざこざに添え物のポケモン、みたいな構図になってしまいがちな連載なんですが、彼らにも思いや物語があることをこういう機会を通してより感じていただけたなら幸いだなあと思いました。 トウヤとハリの愛情の差異に関しての記述大変興味深く読ませていただきました。トウヤは誰にでも可愛いって言うけどハリはトウヤだけ見ているから……(とおいめ)ハリがトウヤを見ている感情の中には、トウヤがハリを見ている感情の中に含まれないものが、確かに含まれていると感じます。でもハリは自分がトウヤにある意味で愛されていることをちゃんと知っていると思います。トウヤはトウヤで、他人からの愛情をあまり正面から受け止めたがらない彼が、ハリが自分といていくれることに関しては全幅の信頼を置いていると思います。ハリの中にある切なさを、彼女がどう処理するのかはさておき、長年一緒にやってきた厚みみたいなのは他のどのコンビよりも彼らの間に深く根付いていて、彼らは彼らの性格の所以でそれを口にしないから、こうやってたまにこじれるんですが、でもなんだかんだ言ってやっぱり当然に一緒にいる。そういう二人が私好きです。 >最後の最後の瞬間まで、傍にいるのは、ハリなんじゃないかなぁと思います。 そうだといいなあ!(次の一文はあえて見なかったことにしよう……!笑) 熟年夫婦!! 私もそう思います笑。好きとか嫌いとかは彼らとっくに通り超えているような気がするなあ。 6章のコメ返でお話させていただこうと思うのですが、タケヒロが死ぬことを意識しながら読み進めていただいているの新鮮すぎてめちゃくちゃ面白いのでぜひ「いつ死ぬのか……」と思いながらそのまま読み進めていただければ……!!www(笑うな) あ〜元気になった〜!!明日もがんばろ!!今更冒頭の話をしますが、お絵描き充実しているなら何よりです!!私も最近自分の創作が捗りすぎて全然人のを読めていないんですが今書かずにいつ書くんだ!!って感じなのでばりばり書いています。春さんも春さんが楽しいと思うことをどんどんしてください!!その中に月蝕がある日があればそのときに気が向いたときにまた読んでもらえたら嬉しいな!!って思います!! ありがとうございました!!! [121]
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