まっしろな闇 > 続・キリにて > 06 Page 109 : 口止め を読んだ感想 | ||
投稿者:早蕨 評価:感動した! 2019/06/20(木) 01:42 | ||
[表示] 追いつきました。 首都編完結時には既に追いついていましたが、その時にはなんて感想を書いて良いかわからず(普段から感想書く習慣がないからとも言えますが……)結局こんなに遅くなってしまいました。 首都編までで1部なのでしょうが、物語自体はきっとまだまだ続きそう……。あの辛い首都編から、皆がどう立ち直って、また立ち向かっていくのか。首都編以上、かどうかはわかりませんが、まだ辛い展開が待っているような気がしなくもない……そんな不穏な空気を感じずにはいられません。 更新分まで読ませていただいて、まっしろな闇は本当に雰囲気のある作品だと思っています。海さんの情景描写やキャラクターの背景、設定も相まって色が感じられるというか、今はお話を通して全体に影を落とすような雰囲気が、綺麗な情景描写をされている中にも紛れ込んでいて、それが凄く読み応えや没入感、好きだなあと思えるところに繋がっているんじゃないかなって思います。 この雰囲気の中、キリから先どういう風に展開されていくのか気になるところなのですが、どの道私は話に入り込んでしまって先がどうなるとか予想も何もせずただただ追ってしまうことは間違いないないです……。あまりにも楽しみです……というのが心の底からの感想です! 首都編で初めて(ですよね……?)出てきた白。ニセモノが黒で本物が白。身体は一つで人格が二つ。ラーナーがその事実を心の底でどう受け止めるのか、受け止めているのか、そこが気になります……。白を初めから知っている人と違って、ラーナーにとっての黒と白は逆なはずで、白が自分を守るために生まれた存在だという事を素直に受け止められないはずで、でもそれが事実な訳で……とかいろいろ書きながら考えているのですが、首都編最後の展開の意味とか、そういうこと考えるとやっぱり首都編をもう一度きちんと読み直す必要があるなって思います。拾えるものを拾って、この辺については考えたいです。 もっとまとめてから感想書けやという話なのですが、更新されていた分まで追いついたところで、もう一度ツイッターに投稿されている動画とか見返してしまって、感想をわさわさと書いてしまった感じです。 何はともあれ、この物語の光がいつ、どういう風に見えてくるのか、これからも追っていきますので、続き、待ってます! (何気学パロも好きでしたのでそっちも持ち球あれば待ってます!) [31]
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投稿者:海 2019/06/24(月) 18:20 | ||
[表示] ありがとう〜〜〜!!!と叫びたいところですがここは自重して真面目にお返ししますねえ。ご感想、ありがとうございます……!! そうですね。首都編までがこの物語自体の前編にあたるつもりで書いています。黒の団に屈したクロはいなくなりもう一人の主人公である白が登場し、彼等が元々は黒の団ということを明らかにし、ラナが訣別して一人での旅を始める(当初そうなるはずだった旅の形になる)までが前半。首都編までを通じて理不尽や喪失を経験してきたラナが、今度は自分の力で物語を進めていかなければならないのが後半の冒頭であり、今現在にあたります。ラナにはこれからも困難が待ち受けていて、だけどそれに屈しない強さを手に入れてほしいなと思いながら書いている次第です。 わー、お褒めの言葉をいただき、ありがとうございます……!めちゃくちゃ光栄です。今は特に、ラナの一人称的な直接的な心理描写をほとんど入れないようにしているので、ラナの視点ではなく、彼女の周りの情景や会話を通じて読み手に物語を訴える方法をとっています(つもりです)。そうするにしても、ザナトアとエクトルのこと、アメモースのこと、クロバットのこと、ブラッキーのこと、水神様やクヴルール家のこと、キリの祭等々、要素をかなり詰め込んでいますので、読み応えに繋がっているんじゃないかなと思います。深掘りしていく設定がまだまだあるので、混乱と紙一重ではあると思われますが、ぜひ没入していただきたいです。キリ編はまだまだこれから長いですし、その先、キリ編の後もまた長いです。息長く付き合って頂ければ幸いです。 ラナが白とクロのあれを受け止めているかどうか……についてですが、100話で眠っている白と別れる際、「受け止めきれなかった。」と彼女は感じており、そこから時間はさほど経過していません。特にフラネ編では意識して書いていましたが、ラナは首都編でのことをずっと引き摺っています。早蕨さんの仰る通り、彼女にとってクロこそがずっと一緒にいた存在ですので、それが急に別人格であって後出しであって、主たる人格は他であったと言われても、確かに白はクロとは違うのでのみこまざるを得ないのですが、完全な理解まではそう簡単には至れません。完全に受け止めるにはラナが頭の中でこねくり回したり時間経過と共に納得していくだけではなく、最終的にはもう一度白に会う必要があると思います。でもそれはまだ先の話のうえに、会うかどうかは不明です(棒)。首都編最後の展開の意味……!なんだろう……色々やりすぎてどのあたりのことかわかりませんが、読み直しは暇で暇で暇で仕方が無いような時に……! いや、十分まとまってますよ(震え声)。動画だのなんだの手を出しながら創作していますが、応援してくださっていて本当にありがたいです……。 鬱展開が続いており読み手としてはしんどいこともあろうとは思いますが、鬱なりに光を求めて藻掻いていますので今後とも見守って頂ければ幸いです。ありがとうございました〜〜〜〜!!! (学パロ……!持ち玉ね……!あるんですけどね……!ひっそりこっそりとやりたいですね……!!) [32]
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