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蜂蜜城の図書室 を読んだ感想
投稿者:
小樽ミオ
2014/03/25(火) 00:32
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こんばんは! 気付いたら拍手メッセージで送れない程度の文字数を書いていたようです……(笑)
『モヤモヤボール』、拝読しました。コガネの地下道、懐かしいですね〜。画面の中のあの閑散とした地下道、まさしくちょっと怪しげなお店が並んでいそうな雰囲気があります。ロケット団の魔の手はこんなところにも……。
情報が動きと絡み合いながら、足りないこともくどすぎることもなく、すんなりと入ってきたので読みやすかったです。しかもその中庸を保った状態で登場人物の性格まで見えてくる技巧は、やはり経験に裏打ちされているんだなあと実感します。受験で執筆をお休みになっていたのが嘘のようです……。
アキラくんからは子どもらしい「褒められて嬉しい気持ち」や「未知を恐れぬ挑戦心」を感じます。お父さんは亭主関白とまでは言わないけれども、確固たる考えを持って家庭を牽引してくれそうな人ですし、お母さんも自分の意見を持っていて、夫と家庭の両輪になってくれそうな人ですよね。その三人の家庭像が思い描けるだけに、それを崩壊させかねないモヤモヤボールに不安感を募らせてしまいました。徐々に積もり積もっていく感じが読んでいて楽しかったです。
お父さんの判断は間に合ったのか、アキラくんは心を閉ざさずに済んだのか。きっといつかはトレーナーになる若いアキラくんの後日譚も気になっています。ステキなトレーナー人生が待っているといいなあ!
次は『紫苑に響け、追憶の音色』も拝読したいと思います。ありがとうございました!
[03]
投稿者:
はやめ
2014/03/25(火) 09:44
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こんにちは。ミオさん、感想ありがとうございます。
そうですね、二次であったり、プロの作品であったり、色々読んでいて思うことには、あんまり書きすぎちゃうのもどうなのかなーと思うところがしばしばありまして。勿論、何が正しくて何が悪いというのはないですし、人それぞれなんですけどね。その微妙で適切な塩梅を、今は探している途中みたいなものです。繰り返し繰り返しで、自分のスタイルや文章を確立させていければいいなあ、と。
一応今回は、なるべく具体例を挙げる、という努力を自分なりにしてみたつもりですが、ある程度は想像させる、してもらう余地を残すのもまた一つの手法なのかなと思います。
受験で執筆をお休みになっていたのが嘘のよう、とは。なんだかもったいないお言葉……。お褒めいただきうれしいです。
自分としては『モヤモヤボール』は割と勢いだけで書き上げたような認識だったので、技巧と評していただけて驚いております。一応登場人物の言動だけで人柄を理解してもらうように……とは常々心がけていることなので。
こういった作品も受け入れられてよかったです。もっと色々な分野に挑戦して、自分の幅を広めていく試みもしたいですね。
積もり積もっていく、まさに狙ったような部分です。とにかくこの作品は読んだ後にスッキリしない感情が残るようにと、ひたすら願いながら書きましたので(
実は、当初の原稿では明確な結末の一部を提示していたのですが、ハッキリザックリ書いてしまうのは作品にそぐわないというか、無粋だなと思ったので省きました。結果としては公表時の方が気に入ってます。
『紫苑に響け、追憶の音色』は長い作品ですが楽しんでいただければ光栄です。こちらこそ、感想ありがとうございました。
[04]
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