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| 野生〜少女と紫の太陽〜 を読んだ感想 | ||
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投稿者:せせらぎ 評価:感動した！ 2021/03/20(土) 18:25 | |
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夢猫(あさゆり)様……お久しぶりです。 せせらぎです。 こちらの小説とはあまり関係のない話から入りますことを、どうぞご容赦ください。ここ以外に、あなたが見てくれそうな場所が思いつかないんです。 あなたがいなくなってしまってから、もう3〜4年。まさかTwitterであなたと交わしたお別れの言葉が、本当に最後の会話になってしまうだなんて、思ってもみませんでした。Twitterをやめても、ポケノベでの活動は続くものと思っていました、多分(※記憶が曖昧)。あのとき私は「Twitterなんかやらないのが正解だよ！自分もそのうちTwitterをやめるつもりです」などと言いましたが、結局すぐにやめることはありませんでした。あなたに嘘をついてしまったような気がしてとてもつらいです。 Twitterでは色々とおつらいことがあったんですね……最近色々とあなたの痕跡を調べていたので、いくらか分かってきました。あなたが受けた心の傷を、私が代わりに被ってあげることができたら、どんなにいいか……あなたがいなくなってしまったことは、それだけ私にとって悔やまれる出来事だったのです。 あなたがいなくなってから、私はあなたがどれだけ自分の中で大きな存在であったかを改めて実感しました。特に、あなたの代表作(?)「DREAM〜夢〜」は、私の青春時代の思い出の中で、大きな存在感を放っています。モール、レモン、ミルク……あの三匹の、あまりにも素敵な物語は、言葉ではとても表現しきれません。私には到底書けないような見事な作品でした。 ポケ徹におけるあなたのアカウントは、最終ログインから1000日経過したので、削除されてしまいました。割とついこないだのことです。小説の方もすべて消えてしまい、私は大変慌ててネットの履歴に残っていた、あなたの小説をかき集めました。残念ながら断片的にしか残っておらず、「DREAM〜夢〜(初代)」も半分くらいしかお話を記録することができませんでした。そして記録すると同時に改めて読んでみて、私は失ったものの大きさを痛感したのです。こんなに美しい世界はあなたにしか書けません。ああ、夢猫様。 消えてしまったあなたの小説を順に記録していって、最後にたどり着いたのがこちらのサイトです。こちらのはまだ消えていないとはいえ、今後消えてしまったら悲しいので、やはり記録しておきます。 さて、せっかくですからちょっとだけ感想も書いておきましょう。引用ですが、「同時に明日の天気が晴れだということも分かったけれど。外れたけれど。」では笑いました。こうしてちょこっと笑いの要素を入れていくスタイル好きです。そしてエーフィは少女と出逢いましたね。こんな寒いときに、外で寝ていること、しかもそれが木の枝の上であることに驚いているんですね。 ふたりは出逢って、このあとどうするのでしょうか。エーフィははじめ少女を警戒するでしょうが、彼女がポケモンの言葉を理解できることを知り、ふたりは徐々に仲良くなっていくのでしょう。そして少女はエーフィにソレイユという名前をつける。あ、もしかすると「紫」というのは、ソレイユが少女に付けた名前かな。ソレイユは、もしかするとこの経験を通して人間に対する見方を変えるかもしれない。 ……論理的に想像できるのは、このぐらいが限度でしょうか。 ああ、夢猫様。むーちゃん。 あなたともう一度お話しがしたいです。 もし……このコメントを見ることがあったら……どうか私に連絡してくださいませんでしょうか。 Gメールは【seseragisaao@gmail.com】です。 私は今も相変わらずポケモンの絵や小説を書いています。主な活動の場はピクシブです。よかったらご覧ください。 https://www.pixiv.net/users/18858895 ああ、夢猫様…… 例えこのコメントに気づくのが10年後であっても、20年後であっても……どうかどうか私に連絡をください。 私はいつまでのあなたのことを待っております。 [08]
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