NEAR◆◇MISS を読んだ感想 | ||
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投稿者:黒須 良太郎 評価:とても良かった! 2013/06/23(日) 13:46 | |
[表示] レイコさん、こんにちは。デッドロックバトル前編中編後編を読みました。 読んでいてまず感じたのは、レイコさんの圧倒的な語彙力!とにかく熟語の数が尋常ではないですねw そのおかげで文章がスマートにまとまっており、しっかり分かる表現でありながら展開が遅くなっていなくて読みやすかったです!読んでいてこの人ハンパねえなとw 1話分が少なめだと、時間がない時でも読みやすくていいですね。区切り方も上手いと思いました。 また擬音語の使い方も上手いなと思いました。これは多用すると文章が稚拙になるのは周知のことですが、適度に使うことで場に溢れる音を聞き取りやすくなってると思います。 仮にも同じ作者をしてる身としてはこの加減が非常に難しいため避けてしまいがちなのですが、レイコさんはこれを適切に使いこなせているので素晴らしいです! それともう一つ、レイコさんは人間キャラの服装の描写もかなり気を遣ってますね。お恥ずかしながら私はオシャレに疎いので無視することが多い部分なのですが、キズミやミナトの服装がきちんと描かれることでよりキャラクターの特徴が掴みやすくなってると感じました!(性格に合わせた服装になっているから) オシャレに関することだけでなく、これは上手に絵を描けるレイコさんならではとも感じますね。視覚から分かる部分を適切に描けることは、服装や体格、ポケモンで言うならば体の仕組みや模様を把握しているからこそできることです。 細かい部分からも溢れるレイコさんの才能に超エキサイティン!しながら読みましたよw 次にストーリーや設定の部分ですが、レイコさんはバトルをゲームベースで考えているようですね。 技の応用もありましたが、戦闘におけるポケモンの型や持ち物のシステムなど、ゲームに準じたものをベースにしているのが分かりました。 それを象徴するものとしては、持ち物の描写ですね。メガニウムが"こだわりスカーフ"を持っているのが見えないというのは、特にそれを表していると感じました。 このゲームに準じたバトルシステムは、レイコさんが実際にゲームでもバトル好きであるが故に成せる業ですね。ポケモンはいろんな遊び方がありますが、その中でも自分の得意を活かすことで"レイコさんらしさ"が出ているなと思いました。 ちなみにバトルの勝敗についてですが、ミナトが勝ってますよね?キズミに奢らせているあたりそうだろうなとw にしてもミナトのチャラさは相当なものがありますね(笑)レイコさん的にはキズミとミナトどちらがタイプで?w また後書きにもどんな目的で書いた回だったか少し書かれていましたが、設定の説明を説明と感じさせないように何気ない日常を通して施設について分かるようにしていた点も、ニアミスの世界観を理解する上でとても分かりやすかったです! 感想は以上になります。また時間を作って続き読みますね。レイコさん、これからも応援してますよ。 [14]
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投稿者:レイコ 2013/07/16(火) 07:59 | |
[表示] 遅ればせながら、ご感想ありがとうございました!!! 嬉しいお言葉の数々を胸に四章-3-を無事書き上げることができました。黒須さんのように見守ってくださる方がいるからこそ、打鍵も頑張れるというものです……! ははあ、文章面を褒めて頂けるとは……かなり自信のない部分ですので、弱みと向き合って試行錯誤することは無駄にならないということが客観的に分かり、ホッとします。バトル中は特にテンポよく進めたいので、普段気にしないようなところまで気を遣う分評価をいただけると喜びも割り増しです。 1話分の文字数が少ないのは、読者様が読む時の負担にならない量というのを意識しつつ、シンプルにまとまっているけれどムードのある文章というものに憧れているからなのです。残念ながらなかなかその境地にはたどり着けませんが、練習を続ける内にいつか手が届けばいいなぁと思っています。ただし話が進む毎に長くなってしまっているので、有言不実行もいいところなのです…… 服装に気を遣っているのはw 私は自分の連載をよく映像的に追ってしまうので、外見的な個性として捉えるところはあります。性格を表したり逆の意外性を持たせられるツールとして便利です。その代わりデザインセンスに乏しいので、現実世界に有りふれた服装に収まることが多いです。才能などとおっしゃられると、陸に上がったコイキングのように口がぱくぱく開閉しちゃいますww ご明察の通り、ゲームのポケモン対戦が好きなのでかなり参考にしています。厳密に言えば、ゲームの数字的な理屈とアニポケのバトルの柔軟さをいかに調和できるか考えながら書くのが楽しいです。 持ち物が見えないという点について指摘してくださったのは黒須さんが初めてでしたよ。大変驚きました。そして目の付け所の鋭さに感服しました。この伏線回収が何時になるか分かりませんが、ガッツポーズです。とか言って大した事のない設定かもしれません……w はい、あえてボカしましたが勝負に勝ったのはミナトです。読み込んでくださってありがとうございます。 キズミとミナトですか。うーん難しい(笑)wどちらもやることが極端ですからね…… この二人を書くにあたって「性格面に難あり」というコンセプトがありますので。ストーリーの進行とともに黒須さんの認識が変わっていくのか変わらずにいくのか、興味の湧くところです。 基本的に設定が多くて説明臭い作品なので、日常などのいろんな場面に忍ばせて読者様を退屈させないように計らっていることが多いです(笑)。しかしそれだとバラけて飛び飛びになりがちなので、既出の情報をある方法である程度まとめておさらいできるような回を書く予定です。そのためにも、もっと書き進めなければ。 重ね重ねありがとうございました!! 黒須さんもお忙しいと思いますが、頑張ってくださいね。気が向いたらまたお立ち寄りくださいませ。 [16]
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