月蝕 > 月蝕 > 60 6−5 を読んだ感想 | ||
投稿者:桜庭 評価:とても良かった! 2018/05/12(土) 16:37 | ||
58 6-3 レンジャーさん…はじめの頃に言ってましたもんね、ビジネスだからって。あーここに、こう繋がるとは! 伏線(?)ビンビンに貼ってますね…! こういうのを読むと、あー読み返してよかったなって思えます! トウヤさんに問われて、ここまでズガンと心にのしかかって来るとは…もうビジネスなんて言えないですもんね、でもそれを認めたくない、認めたら戻れなくなる…ぐぬぬぬ。 大人の関係って、ほんと辛いですね!!! *さてさてお次はミソラさんが髪を切るシーン。 前回はあんなに笑わしてくれたのに、やっぱり過去の自分を殺してしまう、みたいに感じてしまうんですかね? 「ミソラ」としてこれから何も「過去」に囚われずに生きていけるはずなのに、なんかこう「変」なんでしょうね…。 唯一の笑いポイントがタケヒロくんがコップを優雅に回してるシーン…w(ありがとうタケヒロくん、後でお小遣いあげるよ) おばさんにぎゅっと抱きしめてもらって緊張の糸が途切れたのかなぁ?! ミソラさん頑張ったねぇ…ちゃんと答えが出てよかったねぇ…まだ切らなくても、ええんやで…(誰) 59 6-4 おっ、この話し方は何ヤさんかな? アヤノさんだー! わたしもとらしゃんも大好きなアヤノさんだー!! おわー! 一通りゼンさんとアヤノさんの会話を読みましたがこえー! こえー! どっちも引けを取らないというか、先手を取らせないというか、こえー!! こういう大人こえー!! わたしはどっちのサイドに着いたら安全なんだろう(( *ヴェルさん、ミソラさんの断髪式の時にクンクンしていた理由はそれだったのか…。私はてっきり、久しぶりにブルーシートを出したから埃の匂いでもしてるのかな? 程度に思ってたのに、そんな深い訳があるとは! ハギのおばさんがスラム街へと勝手に行ってしまったトウヤさんにめちゃくちゃ叱りつけた、という話。 叱るとか怒るってアレですもんね、その人に興味がなかったり、好意がなかったらわざわざ嫌われるように叱ったりしませんもんね。知らないうちにハギさんにとってトウヤさんは本当の息子みたいになっていたのかもしれないですね…。 *>「あいつもまさか、実の子供に殺されるとは夢にも思っていなかったろうな」 ん? ……んむ? 実の子供に殺される?(ここひと文字ずつ、ゆっくり読んだ) トウヤさんのお父さんやお母さんは、殺された、実の、子供に…? んむぅ?? えっ?? などなど初めて読ませてもらった時に思った事を書いてみました! 二回目ですけど、やっぱりここ読むのは、心臓がドキッてしますね…。 60 6-5 エテボース、ま、まさか…! いやいや、そんなまさかロッキーはエイパムだもの! >うつ伏せに倒れたままのエテボースの後頭部に小さく毛の禿げた個所を見つけて、 うわああああ!!!! ロッキーィィイイイイイ!!! ここほんとに、ほんとに、椅子から足が飛び上がったんですよ!! まさかこんな形で再開だなんて! とことん絶望を叩きつけてくるぜ…! *『僕』がついに! ついに! 殺さなきゃ、そんな事を一番の友達だと思っていた『ミソラ』さんが言ってたらそりゃ、そういう反応になりますな…。おわあああ、トウヤさんに「思い出したんです」と、どれだけの気持ちで言ったんだろう…ひいい…5章がどこかに飛ぶほど6章が重てえ! 覚悟してたけど重てえ! でも面白い!! 6章もお疲れさまでした!! とっっても楽しく読ませてもらいました!! [81]
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投稿者:とらと 2018/07/14(土) 22:14 | ||
・6−3 そうです!! そして11章で匂わせつつあって12章で触れていく話につながっていくんですよ!!(二回目)ありがとうございます、読み返して伏線を感じていただけているなんていうのは作者冥利に尽きるというものです……!! >トウヤさんに問われて、ここまでズガンと心にのしかかって来るとは…もうビジネスなんて言えないですもんね そう そう めっちゃ分かる……そうなんです 彼にお土産にもらったチリーンレプリカが鳴いているのを見て頬を緩めてしまうレンジャーさんはもうとっくにビジネスライクの一線は踏み越えてしまっているんですよ……とっくに……!! 断髪式! ここも大きいシーンでした。 ミソラが髪を切ろうとするおばさんを何度も制し、「いいんだね」と言われて頷くけれどやっぱり制してしまう、この心の中の相反するものが戦っている感じが我ながらうまく書けているなあと思ってお気に入りのシーンです。ミソラは心の中にいる二人の自分がまったく違う主張をするのにずっと振り回され続けている感じですね。 ・6−4 リューエルサイドのお話は、きっと読者さんも主要キャラほどキャラに思い入れがないから淡白に通り過ぎられてしまうような気がいつもしているんですが、おーしゃんにはアヤノさんを気に入っていただけているようでうれしい限りですwww どっちが安全かな……? ゼンはまだまだ謎の人ですがアヤノさんも大概謎の人です。イチジョウさんはああ見えてリューエル第七部隊では最もまともな人なので私はイチジョウさんを推します! >叱るとか怒るってアレですもんね、その人に興味がなかったり、好意がなかったらわざわざ嫌われるように叱ったりしませんもんね。知らないうちにハギさんにとってトウヤさんは本当の息子みたいになっていたのかもしれないですね…。 仰る通りです〜(仰る通りって何回も言ってる気がする)問題はトウヤ自身はこういう考えた方が全くできていないところなんですよね。どうせヨシくんの代替品だという自己認識と、自分が危ないことをしたらおばさんが悲しむという自己認識の矛盾に気付かず、何にしても悪いほうに取ろうとしてきた。おばさんはずっと前からちゃんと自分の息子にしていたのになあ。 >「あいつもまさか、実の子供に殺されるとは夢にも思っていなかったろうな」 ここだけの話ですが、実はこのセリフ、めちゃくちゃ重要なセリフなのにミスったなとずっと思っていまして……笑 指摘されているのとはちょっと違うポイントなんですが、こっそり直そうか悩んでずっと決められないでいました……でもこのままいきます!w ・6−5 ロッキーーーーーーー!!!! 驚いてもらえていたようでうれしいですwww どこから再登場させるか結構悩んでいたんですが、ここで再登場と相成りました。ロッキーはここでは倒されてしまいましたが、今後もまだ出番がありますのでお楽しみに……!!( ついに!ついに! 自分の友人が不可解なものに変貌する瞬間。今までの日常回とは完全に一線を画したミソラの発言でしたから、レンジャーさんやタケヒロの動揺もひとしおでしたでしょうね。「思い出したんです」とトウヤに伝えた時のミソラの心情まで推し量っていただけて、本当にうれしいです……!! どんどん重くなっていく月蝕をお楽しみに!!( 6章短かった!サクサク!楽しく読ませてもらいましたという言葉、本当にうれしいです、こちらこそとっても楽しいご感想をたくさんありがとうございます……!! [88]
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