月蝕 を読んだ感想 | ||
投稿者:春 評価:とても良かった! 2020/12/26(土) 09:23 | ||
[表示] 9章 「トウヤとミソラ」読了しました!ミソラの復讐対象が最初の予想で合ってたんで褒めてくださああああああああああああああああああい!!!!!!!やっぱトウヤじゃん!!!!! 前にFA描いてた辺りから続き読み始めてました。ミソラきゅんも無事に記憶を取り戻したことですし、ようやく折り返し地点ですね!!!ミソラの記憶取り戻した辺りからまた違うFA描けそうな気がしてるので描いたら突撃しに行きます!えっと色々感想があるんですけど、まとめきれないので最初から語って最後に終わりたいですね!!!!勘違いとか「Hey you! 記憶違いしてるぜ!」とかあったらすいません! @タケヒロの死亡予想 ほう……ほうほう、君は、「トウヤ兄ちゃん」と呼んでたと……ほうほう……(にやにや)。タケヒロは最初はトウヤの事好きだったんじゃねぇのと微妙に思ってましたが、やっぱり最初は懐き度MAXだったんですね! タケヒロを助けた理由はなんだろうなぁ……他にも捨て子はいっぱいいただろうに、なんでタケヒロを選んだんだろう……。そりゃ全員助けられないのは当たり前として、トウヤがタケヒロを選んで助けた理由もあるんだろうなと思うんですよ。タケヒロがポッポ達を大事にしていたのが決め手だったのか?見た限りでは、他の捨て子の子供達はロッキーくらいしかポケモンいませんでしたよね。「ツーとイズのボール買ってくれたのも〜」であって、「捕獲を手伝った」とは言ってないし、タケヒロ自身もツーとイズに関して「こいつらを守らなきゃって〜」発言してるから、捨て子のタケヒロが既にツー&イズを連れて頑張って守ってて、それを見たトウヤがタケヒロに手を貸した流れ……か……?今回、トウヤ自身も章の最後の方で「ハリは悪くない」とか発言してましたし、トウヤもどっちかというと、「ポケモンを守らなきゃ」みたいな想いがどっかにあるのかな〜。そんな訳で必死に生きようとしながらも、自分だけでなくツー&イズも守ろうとしているタケヒロを助けたのかなと。 でもなんでタケヒロは「お兄ちゃんなんてキライ!」とまぁ反抗期になったのかなと思ったんですが、彼って前回の感想で延べたかも知れないですけど、結構潔癖ですよね。自分だけいい目を見る事に後ろめたさがあったのかな? 捨て子グループを離れたときからトウヤ氏に対して反抗期炸裂したって話ですし、そこらへんどうしたタケヒロ……。腰巾着みたいというか、コバンザメというか、そんな状態になりたくなくて反抗期したのか? とか考えてみたんですが、それだけじゃタケヒロがトウヤをめっちゃキライキライする理由に足りないんですよね……いやそもそも、別にキライじゃないか? でもなぁ、本当は好きな相手に、嘘でも「化け物」とか表現するかなぁ……。 実際のところ、タケヒロがトウヤの事本当は好きだとしたら、ミソラは逆に絶対殺すマンになるわけですから、ちょうど対みたいな表裏で面白いですよね。タケヒロはトウヤに対して「化け物」云々悪口言うくらいだから嫌いという想いもあるけど、好きって想いもありそう。トウヤが捨て子グループの悪口言ったとかかな? それだったらタケヒロがトウヤに対して悪口言うのもありそう。それか、トウヤがタケヒロの憧れ的な理想像を裏切る行動を取ってしまい、タケヒロがうっかり目撃してしまったとかかな? そっちの線の方がありそうだなぁ。 そんなタケヒロ君なんですが、今回ようやくトウヤへの恋g……尊敬を認めるようなエピソードが入りました。そんでもってタケヒロの死亡予想なんですが、これは……ミソラがトウヤを殺そうとして、タケヒロがそれを庇ってうっかり死ぬみたいな流れなんじゃないかと……だって嫌い嫌い言ってたのに庇っちゃう上に、しかも捨て子のままだったら野垂れ死んでいたかもしれないタケヒロを助けたのはトウヤな訳で、命のバトンは戻ってきたわけですよ……タケヒロ……良い奴だったよ……(死んでない)。 Aミソラちゃんはお師匠様を殺せるのか? メタな発言しちゃうと我らが主人公たるトウヤ氏が殺される事はないと思います。トウヤさんの生涯を書きたいのだというとらさんの発言と良心を純粋に信じるとすればですが!!!!!ここでサイコな作者だと主人公の死をもってその生涯の語りを終えそうなんですけど流石にそんなことはないと信じています!そうするとミソラちゃんはどう足掻いても殺害に失敗するわけです。主人公死なないからね!!!!失敗したときミソラちゃんがどう思うかという予想というか、どっかでトウヤさんとミソラちゃんの激突というかVS戦闘は発生するんだろうな避けようのない未来だぜわくわくしてきたぞ!!ミソラさんが包丁持って斬り掛かってきても、今のトウヤさんは普通に死にそう。未来のトウヤさんはどうなんだろう……。刺しちゃったミソラちゃんのほっぺたを優しく撫でて息絶えそうだな今のトウヤさん……それでミソラさんがぷっつりと色々キレてしまって泣いて発狂しそうだな……地獄かな……? 結局ミソラちゃんはトウヤ君の事も大好きなままで、でも殺意もあるわけですから、膨大な殺意と甚大な愛情が同居している状態なんですよね多分。殺したら満足するけど深く悲しんで後悔しそうだし、殺し損ねたらあふれ出る愛情と絶え間ない殺意に振り回されてやっぱり苦しそう。ふと思ったのですが、トウヤにわりと最初から懐いていた(私見)のって、美月さんの事忘れちゃって、対象を失った愛情の向ける先としてトウヤさんをすり込んだ的なノリなのでは? 姉弟だし……顔もほんのりと似てるのかなぁ……。 ミソラがこの先どうするかは、とりあえず殺すまでもなくトウヤさん死にそうなので、しばらくは大人しくしてるんじゃないかと思ってます。殺したい対象が殺すまでも無く死にそうだったら、普通はこれ幸いラッキーとトドメ刺すか放置しそうなんですけど、ぶっちゃけミソラさんはまだまだ殺意を乗りこなせていないし、トウヤさんを殺す覚悟も定まっていないと思います。なので殺したい相手とはいえ愛しい相手が死にかけていたとなれば、助けちゃうし、その過程で今なら殺せるとか葛藤するけど、トウヤさんが思いがけず優しく接しちゃうもんだからめっちゃ苦しみそうや……でも殺意の波動は捨てなさそうですね。少なくともしばらくの間は。捨てるとすれば、タケヒロを殺して(※殺してません)しまった後か? 色々と情報が錯綜してますが、ハッキリしてるのは両親を殺したのは別の誰かですよね。もしかしたら死んでいないのかもしれな……ゴホンゴホン。ややこしくなるからやっぱり死んでいそうです。でもそれが「本当に誰かの手によって死んだのか?」は謎ですよね。もしかしたら誰が殺したわけでは無いのかもしれない。事故とか。その原因がどこにあるかでもめてるとか? それか、両親共々反転世界とかウルトラスペースに行っちゃったとか。死んだ経緯もまだはっきりしてないし。そもそも、ミソラがみた美月は本当に美月だったのかも疑問が残るんですよね……。美月さんはトウヤさんの事は気にしてるんですけど、ミソラの事を一度も話題に出してない。本当にそこ繋がってるのか? ミソラが見ていた美月は偽物なのでは? 最初から最後まで偽物かどうかは分かりませんが……。 それに、どうしてミソラは記憶を失っていたのか。完全な勘で言うと、「ミソラの記憶喪失は故意では無く、マジで事故」だったんじゃないかと思います。今のところ、記憶を消すメリットが分からない。そんでもって、ミソラは最初、あんな場所にいた訳なんですが、あれって実のところ、トウヤがミソラをどこぞから連れ出したとかそんなんじゃないかと妄想逞しくしてます。リューエルに潜入したとかなんかの時に偶然出会ってあれこれあってあそこらへんに一緒に飛ばされた的な……いかんすごいふわっとしてる……。 B姉弟関係 お姉ちゃんも弟も、お互いのことを認知はしてる感じですよね。生存していることは。でも会いに行かない。理由があるんだろうけど、トウヤさんはリューエルのことを探っているというか、リューエルに対して敵意?的なものを持っているので、行かないのはなんとなく分かります。お姉ちゃんはなんで会いに行かないんだろうな……。もしかして姉弟の縁を切ってやるぜー!的な感じなのかな。それか、本当にミソラの合っていたミヅキさんはお姉ちゃんで、あの発言も真実で、お姉ちゃんは本気でトウヤさんが両親を殺したと思ってるとか? ――の線も考えてみましたが、みるからに実力者風なお姉ちゃんが泣き明かすだけで済ませる訳ないよなと予想から外しました。自分で始末つけにいきそうやんお姉ちゃん。 Cトウヤさんってハギさんの事を結局どう思ってるの? これめっちゃ悩んだんですよね……私前に、トウヤさんが「代わりになれないよ」発言したと聞いて、やっぱ心はまだ若宮家の子なんだよなうんうんそうだよね代わりは嫌だもんなと思ったんですが、今回のトウヤ君は「子供になれたら良かったのに」発言してるじゃあありませんか……心境の変化か?それとも色々、アレ……偽りの仮面を被ってんのかお前ェ……? 酒に酔ったトウヤさんは素直さんなので、ひとまず発言は真実と仮定することにしました。小さい頃のトウヤさんが「代わり」になりたくなかったのも真実と思います。つまり子供→大人への成長過程で心境が変化するような出来事があったのでは?小さい頃のトウヤさんは純粋無垢天使なので、いつかまた家族みんなで笑い合える日が来ると思っていたとします。そうすると、ハギ家の子供になるのは不味いわけですね。お母さんは一人だけなので。でもだんだんと成長するにつれて、そんな未来は一生来ないと悟ります。大人ですから。それにご両親死にましたし。家族団欒の夢は潰える訳です。そいやご両親死んだのってわりと最近の出来事だったような……(うろ覚え)そうすると、トウヤさんにはお姉さんしか残りません。お姉さんとは会えてません。 そもそも、その頃にはトウヤさんは、もうご両親のこと好きじゃなかったのでは? 離れてたので仕方ないとはいえ、もはや回想の良い感じの思い出しかないし……。ご両親狂った説をちょっと推したいですね。リューエルという新興宗教団体(圧倒的偏見)に魂を捧げてしまったご両親の事を、嫌いとまでは言えなくても、好きにはなれなくなってしまったのでは……だんだんと、こう、時間をかけて失望していく的な……。 そうすると、ずっと傍で、実子ではないにも関わらず実子同然に愛情を注いでくれるハギさんの方に好意が傾きます。そもそもハギさんの本当の子供だったらこんな不幸の星の下に生まれた上に次々と転げ落ちるような災厄の沼に足突っ込むこともゴホンゴホン。そうすると、本当にハギさんの子供になれたら良かったのに、とかの発言も分かる気がします。ミソラに対しての発言もそうなのかな? 顔も分からない相手、しかもミソラを迎えに来ない相手を待ち続けるよりも、明確な愛情を注いでくれるハギさんの子になった方がお前幸せやぞと。 結構、トウヤさんからハギさんへの感情もかなり複雑に折れ曲がってる気がします。※個人の妄想による意見です。 Dハリは何をやらかしたのか ハリは悪くないとちっちゃいトウヤさんが繰り返し言いました。流れ的に見ると、ハリがなんかやったせいで両親と別れることになったとか……なのか? いやそれも怪しいな……ハリが原因とすればトウヤと一緒に送りつける筋が通らないし、どっちかというとトウヤがなんかやらかして、それをハリが止めようとして大惨事起こして、みたいな流れなのでは。ここら辺も次章あたりではっきりしてくるのか!? ハリがトウヤさんの事大好きなのは知ってたんですが、それは月のような静かな愛ですね。夜道を照らす光のような。ところでトウヤさんは首の大動脈ちょんぱしてるんですが本当に死なないんですかね通常死ぬような気がしたのですが、とらさん前に「両手に風穴が! 痛い!」といただいた感想で仰ってましたがトウヤさんの首ぶしゃーの方がめっちゃ痛そうなんですがトウヤさんの方を心配してあげてください!トウヤさんなんて首ですよ! 死にますよ!!! Eまとめ的な感想 3ヶ月ぶりくらいに続きを読み始めたのでかなり長くなってしまいました。とうとうミソラちゃんが本領発揮か……こっからココウに戻るのか、それとも他の街に行くのか、グレンさんの存在感は煙のように消えてしまうのか、いよいよシリアスまっしぐらに進み始めています! ほのぼのターンは終了と言わんばかりの展開にアクセル踏むんですか? それとも、偽りのほのぼのな日々が続くのか!? 10章もサクサク読み進めて参りたいと思います!あとめっちゃ展開予想とか完全な妄想による心情補完語りしてるんですが、「ちょっとNGコードに引っかかりますね……検閲してください」って点あれば言ってください控えますので! [129]
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投稿者:とらと 2021/02/08(月) 22:39 | ||
[表示] (半分くらい音声入力したので誤字脱字変な表現あったらほんとすみません解読してください!!) 改めてみると凄い量の感想を頂いていて戦慄しました、改めて見なくても最初見た時点でうわすごっ……?!てなってましたが改めて見ると本当に凄い文量で恐縮することしきりです。お読みいただくだけでなく自作のためにお時間を割いていただきありがとうございます!! 本来なら一文一文引用して「すごい……天才……わかる……そこ好き……」って言うべきなのですが、コメ返を考えて永遠にコメ返が終わらないまま2月を終えてしまいそうな気がするのでノリとパッションでコメ返をさせていただこうかと考えています。勢いよく全文舐め回すように読んでいます!!!ありがとう!!!!! >ミソラの復讐対象が最初の予想で合ってたんで褒めてくださああああああああああああああああああい!!!!!!!やっぱトウヤじゃん!!!!! えらい!!!!!おめでとうございます!!!!!!!!執筆している当時、一番気になっていたのはミソラの復讐対象を読者さんが誰だと予想してくださっているかどうかでした。後出しでそんなこと言うなよと思われるかもしれないんですが本当なんで聞いてください、私ミソラの復讐相手がトウヤだと言うことに、ミソラが誰かを殺したいと言った時点(6章末)で読者さんが気づくと仮定して執筆しています。ミステリーを読んでいる時犯人を想像しながら読み進めますが、6章の時点でみそらの復讐相手として条件が合致する人物に1番ふさわしいのは、つまり予想できる最も安直な復讐相手が、トウヤだろうと思うのです。誤解を恐れずに言うなら、6章の時点で殺したい相手がトウヤだということに気づいてから読み進めるというのが、作者の意図した月蝕の読み方と言うことになります(もちろん、他の読み方を否定しているわけではありません)。もっと言えば、「ミソラが殺したいのがトウヤであることにトウヤ自身が気づいている」と言うことに読者が気づいていないまま読み進めれば、トウヤの言動に意味のわからない箇所が複数発生するのではないかと思います(7-1でトウヤが泣いている意味、8章で身辺整理を始める意味など)(気づいていても意味がわからなかったかもしれない)。月蝕は読み返していただくことを考慮しない書き方をしているので、すべてのシーンを一読目で理解するためにも、ミソラの殺したい相手が誰なのか読者さんに理解していただく必要がありました。「犯人は誰なんだろうとドキドキしながら読み進める」と言うよりも、「犯人と復讐者が同じ屋根の下で暮らしている日常にドキドキしながら読み進める」というのが、作者の想定していた読み方でした。そのほうがエモくないですか?(何?)先の展開を期待しながら読んだら期待したものが出てくるような話にしたかったんです。なので、春さんはこの点において私の意図通りの読み方をしていただけた読者さんだと言うことになります。(私の意図しなかった読み方をしてくださったたくさんの読者さんは、私も知らなかった月蝕の別の顔をきっと見てくれたくださっただろう事は言うまでもありません) @タケヒロについて 最新話まで追いついていただいていると言う仮定でコメ返ができるので都合がいいですね!!!!トウヤが他の子にはあまり関わらないのにタケヒロだけは助けようとしていた理由を理解していただけたのでしょうか。タケヒロと彼の肉親であるホシナ家を最初に引き合わせたのがトウヤだったと言うのが大きな原因です。トウヤがヒビからホシナ家の話をココウに持ち帰り、ホシナ家から迎えが来ると言う前提で、タケヒロは捨て子グループを離れました。その結果捨て子グループの逆上を買い、年上のお兄ちゃんたちにボコボコにされ、ホシナ家に行くこともやめ、捨て子グループからもあぶれた一人ぼっちの捨て子として生きる羽目になってしまいました。タケヒロが一人ぼっちで生きていくことになってしまった原因となったこと、彼を無暗に期待させ孤独にして心を傷つけたことを、トウヤはずっと後悔しています。トウヤがタケヒロに邪険にされてもちょっかいを出し続けていたのは、その罪滅ぼしのためです。 一方でタケヒロがトウヤのことを邪険に扱っていたのは、彼が一人ぼっちで強く生きていくために、悪者を作らなければいられなかったからです。自分の置かれた状況を手近に怒りをぶつけることができる誰かのせいにしなければ、たくましく生きていられなかったからです。タケヒロは自分の力で生きていくために必死にトウヤと言う悪者を作り、トウヤはそれを理解して自分への罰として受け入れました。いくら理不尽に怒りをぶつけ好意を踏みにじってもトウヤが自分を見捨てないたびに、タケヒロは自分の行いが間違っていることを痛いほどに自覚して、その間違いから目を背けるためにいっそう化け物呼ばわりしていたのだと思います。伝わるかな……。 >実際のところ、タケヒロがトウヤの事本当は好きだとしたら、ミソラは逆に絶対殺すマンになるわけですから、ちょうど対みたいな表裏で面白いですよね。 ありがとうございます!! この構図はすごく意識していました。メタ的な目線で語れば、性格に難のあるトウヤを全肯定する人物の比率が高い物語の前半において、トウヤを否定することはタケヒロの絶対的な役割でした。タケヒロが心を改めてトウヤを認める発言をしたのは、トウヤを全否定する人物(=覚醒みそら)が現れる予兆だったと言えるかもしれません。笑 ミソラからトウヤをかばってタケヒロが死ぬと言う予想をしてくださっていますが、実際その現場にタケヒロが居合わせたら、きっとタケヒロが庇って死ぬんだろうなあ!なんてかわいそうなタケヒロ…… Aミソラがトウヤを殺せるのかということ ミソラはすぐにトウヤを殺そうとするけれど、トウヤはミソラに自分を殺させなかった、というのが答えになります。(11-1〜12-1)ミソラが殺しに来たらすぐに殺されてやりそうって思いますよね!!!わかる〜!!!!!実際9章くらいまでのトウヤはそういう人物像だったろうと思います。11-1の話をここでさせてもらいますが、自分を殺して後悔するかと問うたときにミソラが「するに決まってるじゃないですか」と答えなければ、もしかしたらトウヤはそのまま殺されてやっていたかもしれません。ミソラがトウヤを殺すことで後悔すると言う確信がある限り、トウヤはミソラに殺されないように踏ん張るのです。トウヤが殺されてやらないのはミソラのためなのです(だんだん自分のためにもなりつつあります!)。トウヤは意外と強い子なのです!! ミソラがトウヤと出会ってすぐにひよこのように付きまとっていたのは、ミソラが生まれてすぐ(記憶喪失から目覚めてすぐ)目にしたのがトウヤであったと言う刷り込み的な面も強いのですが(それを言えば本当はハリなんですが……)、実際「ミヅキに似ていたから」というのはめちゃくちゃあります。ミヅキへの慕情をトウヤに重ねていたと言う面はめちゃくちゃめちゃくちゃあります!!!!ミソラがトウヤに送っている視線がたまにそれはもう恋心では???みたいな域に達していたのはそのせいです!!!!泥沼です!!!! >>美月さんはトウヤさんの事は気にしてるんですけど、ミソラの事を一度も話題に出してない。 これを!!!!!!!!!今から!!!!!!!!書くので!!!!!!!!!!という感じです!!!!!!!(15−5)流石です春さん!!!!!!!!!目の付け所が鋭いぜ!!!!!!!!!!!! B姉弟関係 ここ語って良いのか判断がつかない……!!!いっぱいありがとうございます!!もしかしたらネタバレになるかもしれないのであまり語らずにおきます。この長い長い物語は、実を言えば「姉と弟の喧嘩にたくさんの人が巻き込まれる」というすごく規模の小さい物語なんです。ガiンiダiムのなんかの作品のキャッチフレーズに「ポケットの中の戦争」てのがあったと思う(曖昧)んですが、私が書きたいのはまさにポケットの中の戦争だったんです。世界の命運をかけて戦う話も楽しいんですが私はポケットの中の戦争が大好きなんです!!痴話げんかが大好きなんです!! Cトウヤとハギの関係 挙げてくださっているのはおそらく6−4の >『僕は、悪い子だから、その子のかわりはできません』 という回想台詞だと思います。春さんは「僕は若宮家の子だからハギ家の子供にはなれない」という風に解釈し、おそらくハギもそう解釈したのだと思いますが、トウヤは「僕は『悪い子だから』あなたの大事な子供の代わりにはなり得ません」という意図で発言していました。ホウガを追われたトウヤはココウでひとまず自分の居場所を見つけなければいけませんでした。でも与えられた自分の居場所には本当にいるべき人がいたのだと知らされ、身を案じていると伝えたかったハギの意図とは対照的に彼は心の孤独を深めました。 トウヤは今でも両親のことを深く愛しています(追いついてくださった今なら伝わっていてほしい!)。自分のことを愛さなかった父と母と理解していても断ち切ることのできない家族への愛情・憧れがあります。でも、一方で、もう十年以上も世話になっているおばさんにも、情があり、愛があり、おばさんから与えられる母親のような愛情に本物じゃないけれど息子として応えられたらどんなにかよかろうとも心の底から思っています。両親とおばさん、二者へ抱く感情は、両立しうるものだと確信している次第です。両立しうるものだということは、私は夏i目i友i人i帳を通して学びました(突然推しを語る)。トウヤが両親を愛する感情は若干偏屈していると思いますが、トウヤがハギを思う気持ちはいたってまっすぐで純粋無垢だと私は思います!!これもまた個人の意見です!!! ということを書いて気付きましたが、10歳トウヤはヨシくんの存在を知っていたのにハギの息子がヨシくんだということは全然理解していなかったんですね。アホだなあ……(シナリオの穴を見つけて目を泳がせる私 Dハリは何をやらかしたのか 次章どころか4章先に至るまではっきりしなくてすみませんでした!!(土下座)大きなヒントは『炎の中で』にありますが、『長い夜の果て』含む回想シーンの各所にピースがちりばめられているという感じです。答え合わせはもうちょっとかかる……すまぬう……疑問点をおいてきぼりにして次々別の疑問点がわきあがり一向に解決しないの本作の本当に読みにくいところと思います。 すごい!!!!!!本当にいっぱいありがとうございます。感想を拝読しながら月蝕のこれまでを思い返して頭が冴えわたり生きる意欲がわきあがっています。生きる!!!!!! [141]
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