エトワール・フィランテ〜星降りの夜の導かれし出逢い〜 > 第十三章 ライズの故郷、グロームタウン〜開花、回帰、邂逅、〜 > 06 第百四話 明鏡止水と疑心暗鬼〜本当の自分と偽りの自分〜 を読んだ感想 | ||
投稿者:とらと 2014/11/10(月) 18:56 | ||
[表示] やっと!やっと!読めたので!やや短めになりますが感想です!ミュウツーショックについてはオフの時さんざん喋ったと思うのでその後からっ 師匠と弟子が出てくるみたいなこと仰ってたのこれかwwwwってなった102話から104話までの一気読みの感想なんですがちょっとちょっと104話について語らせていただきます!ね!いや103話のアルムのたらし(いいえ)誰とでも仲良くなろうとできる能力……人を差別しない能力……についてから話した方がいいのか……いや104話行きますね ラ イ ズ !!!!!!うわああああライズ!!!!!!うわあああああ!!!!!!!!!!ゴロンゴロンゴロンゴロンゴロン!!!!!!!!ゴロンゴロ……いや真面目に書きますね真面目に書くんですけど いや〜コメさん……アルム×ライズシーン最高でした……いや最高なんて陳腐な言葉で片付けると凄く安っぽくなるんですが本当に良かったですカップリング的な意味ではなくて全くふざけてないんですけど本当に純粋に良かった……いやあご馳走様でした 最初に結論から述べるとライズがアルムのことをどう考えていたのかようやく私の中で凄くはっきりしました まず「悪い。“おれ”はもう――」この台詞。『おれ』に替わっていることから、追い詰められてレイズの方に入れ替わってしまったのかと容易に想像はつく訳ですが、『悪い』ここからはじまるところが今までの単に暴力の限りを尽くしてアルムを拒絶していたレイズとは一線を画していることが窺える(92話でもその鱗片は見えていましたが)。良い。ちらちら読み返してたんですがレイズって「おれ」の時と「オレ」のときがあるんですね。なんか意味合いがあったんでしょうか。 そして「おかえり、我が息子よ」ぞくっとするよね。おかえり。本当の意味でのおかえり。誇らしげな眼差し。迫害された経験から一見異常なまでに父親への承認を求めその為なら自分を殺してもいいとさえ言うレイズ、そこにやってくるアルム、「ライズ、待ってよ!」『自分』に飛んできた悲痛な声に『ライズ』は――もうレイズもライズもない訳ですよ、身勝手な読者たる私の中ではもうこの時点でレイズとライズは一つになっている。アルムの悲痛な顔を見て『熱い物がこみ上げる』マイナンはまだ会話の中で『おれ』だと言うけれど、『おれ』だというレイズの中にはもう既にライズの持つアルムに対する想いが刻まれていて、『何で君が泣いている』と言いながら奥底の『ライズ』はもうきっとぼたぼた泣いているし(妄想暴走中)それに同化し感化されつつあるレイズは言葉と感情が剥離している、あああ(何を言っているのか分からないと思いますがそのまましばらくお待ちください またそしてアルムの拙い喋り言葉がそのまっすぐさ純情さをより強烈なものにしてて凄いですよね、だって、だって! から始まる台詞正直何言ってんだこいつ感若干ありますがなんかもう凄い、子供のまっすぐ友達を思う心がよくわかんないけど温かくて切なくて凄い。 鎖を用いた心情描写を契機にしたおやぢの台詞への移り方も完璧(に私好み)ですしその後のアルムの台詞の、 >他にいっぱいあるライズの良いところを何も見ようともしていないくせに! これ こ れ 本当に好きです ぐっときました 正直泣きました ひとつの台詞のかぎかっこの三つある文の真ん中、っていう一見一番弱そうな立場の部分なんですが、もう本当にぐっときました 他にいっぱいあるライズの良いところを何も見ようともしていないくせに あー 脳内で声おこしながら読み返すだけで本当にぐっときます 何も見ようともしていない、という台詞は、ここまでほとんど絡みのないに等しい人物=自分が理解できてない相手に向けるべき言葉では全く以てないんですが、それが子供たるアルムの愚直さで、そしてここまで一緒に旅をしてきたアルムだから『他にいっぱいあるライズの良いところ』と声を大にして言えるわけで、それはアルムがいかに他の旅メンツだけでなくライズを見てきたか、そしてライズのことを好いているかを如実に表しているわけでしょう い〜〜〜〜〜や〜〜〜〜〜〜〜好きですね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(太文字 寝っころがりながら読んでいた訳ですがこのへんで衝撃のあまり思わず起き上がってきちんとした格好で読み直しました いやあよかったです 好きなのでもう一回引用しておきます >他にいっぱいあるライズの良いところを何も見ようともしていないくせに! いやあ……(涙 そんでね!ここがね!クライマックスだなってね!思う訳ですよ!身勝手な読者の私は! そ し た ら 違 っ た !! >「いいや、僕にも分かるよ!」 呼び掛けとは違う怒声は、アルムがライズに放つ初めてのものであった。 な に こ れ あ つ い 熱すぎますよねうわあああ息を呑みましたすごいもうなんつーか悪い言葉を使うとありがちな感じなんですが良い子弱い子臆病な優しい子アルムの怒声をここでこう使うんですね〜はあ……そっからの描写もすごい好みでバリアが破砕されかけている「不吉な音」をアルムが背景としか捉えていなくて「そんな小さな事よりももっと重要な事」ってもーなんなんですか良い子すぎですよね。こんなまっすぐな子いるんですか。僕には書けません。本当に。あーもう。。なんか台詞のひとつひとつもそうなんですがこの辺好みすぎて本当に何言ってるか分かりません状態になってますがすいません思ったこと全部書いてます 何か言うアルム(何かとか書いてごめんアルム)そっからの情景描写、それに伴って蘇る記憶っていう流れ、あーすっごい美しい本当に美しい。何回も言いますがこの辺凄い好みです。 そっからまた何か言うアルム(ごめんアルム)そっからの > ああ、なんてきらきらして暖かい眼差しなんだろう。 こっからの心理描写なんか 本 当 に 堪 り ま せ ん か ら ね 何回クライマックス迎えるつもりなんですか読みながら本気で死にました本当にありがとうございました、あああああああこの心理描写もすっごいすっごい好みなんですよ!!!どうしたんですかコメさんこのへんすっごいもう机に突っ伏して悔しい悔しい言いながらパソコン殴りまくりたいくらい私好みなんですけどどうしたんですか!!!!!殺しにきたんですか!!!!!うわああああ!!!!! ここで来るかライズの告白、アルムに対する恋に似た(※身勝手な読者の独自解釈である)あこがれと独占欲の(読者たる私に対する)素直な告白。『いつしか』って言葉がまたよくて、話し飛びますがこの心理描写ちょっと他の部分より字の分ひらがなが多くて柔らかい印象じゃないですか。そーいうのが凄くよかった。アルムによってライズの膠着がほだされていく様がそういうところからも凄くよく表現されている。相手が羨ましくて仕方なかった、それがまたね〜イイネ。そうなんだよ君、つまりそういうことだったろ。私がライズを好きだったのはそういう凄く人間じみた独占欲を持ってる所だったんです。それは多分私が知ってる現実世界の人間はきっと大なり小なり普遍的に持ってるもので私もコメさんも持ってるもので、やや過剰に描かれるその様が私には非常にリアルに見えてネタにしてたけど気持ちは分かって、ああーそうなんだなぁと。好きなんだなぁと。好きな人に認めて欲しくてその人の目がよそに行ってるって状況、あーすっごくコメさんは上手に書かれてた。いやあすごいっす。圧巻。何言ってるか本当に分からないと思いますが今めっちゃ褒めてる所です。 そして >君の瞳はいつだって、皆に等しく向けられていた。 こ れ こ の 瞬 間 に ラ イ ズ は 本 当 の 意 味 で ア ル ム に 恋 に 落 ち た ん で し ょ ? とらとゎwwww分かりましたよwwwwwww(※身勝手な読者の独自解釈による最低に気持ち悪い妄想披露です)あーーーーーーはっはwwwwwエトワール面白いなwwwwwwww作者さんにその気がなかったとしても面白いわwwwwwww(※褒めてます本当です信じてください そんでねー最後のほうのねーライズが去り際にライチュウに向ける笑顔、これね。ね。良いですね。この吹っ切れ方が、この仕返しの方法が。ライズとこの父親の問題がここまで爽やかに解決(?)を迎えられると誰が予想できただろうか。 いやあそしてレイズ(プラスル)との邂逅ですね!次の話でライズ編は決着といったところでしょうか分かりませんが!なんかこんな感想しか書けなくて本当にすいません!やや短めの感想とはなんだったのか!続き期待してますね!!! [35]
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投稿者:コメット 2014/12/30(火) 23:06 | ||
[表示] おおおこれ感想いただいたのいつだって話ですよね本当!! ずるずると返信を引っ張ってここまで誠に申し訳ありません!! めっさ嬉しくて直視出来ないままいつの間にかとか言い訳はともかく、読み返してにやにやしながら全力で返信させていただきますね!! とりあえず唐突ですけどヴァローと新キャラのライラに師匠と弟子っぽくなってもらったのがそれですはい。完全に月蝕のトウミソの影響を受けまくってますね!! いやほんと大した事じゃないですけども!! とりあえず103話についてはそのアルムの能力(?)的な話に集約されるので遠慮なく104話に行っていただくのが妥当です!! ああもうこの章まるごとライズ(とアルム)の章って言っても過言ではないのでなんかこう二人の関係についてこの話でいろいろ感じ取っていただけたのなら僕としてはもう嬉しい事この上ないと言いますか時間を読み返してもにやけが止まらないのはこれいかに……。 そして既にその場面を言っていただいたのですけど今章辺りでのレイズが以前とのレイズとは違うってのを見ていただけているっていう嬉しさったらね!! こういう微妙な変化とかを書くのが好きなわけだったんですけど! 上手く行ってるみたいで心底ほっとしているのですよ本当にもう。ただ「オレ」と「おれ」で何か違うのかは正直覚えてないです。考えてたのか考えてなかったのかすら( そしてですねえあの父親に対峙してアルムが乱入してくる辺りのですね、こうライズなのかレイズなのか分からないところをそう捉えてくださったのには感謝しかないです……その爆発した妄想が嬉しい限りと言いますかもう何でそこまで読んでくれてるの!!って叫びたいくらいですよね!!! アルムの正直何言ってんだこいつ感に笑いそうになりましたがそっから子供っぽさをしっかりと感じてくださったとらさんありがとう!!! それでそれで、ここにはアルムが旅を重ねる中でライズとどれだけ深く関わって見てきたかってのをね、詰め込みたかったわけですよ。それがあの「他にいっぱいあるライズの良いところを何も見ようともしていないくせに!」って台詞に圧縮されてるんですよね。最初はこういう感じではなかったのに、いつしかキャラが一人歩きして、アルムが独りでに叫んでいたような気がします。 ここは本当!! 今までの中で最高のものを詰め込んだって胸を晴れるくらい自分の中では好きな回なんですよね!! だから!! その辺が好みとかにはまっていただけたのならもう僕はこれから先思い残す事はないです……やりきった感がすごいです……。アルムはなんか良い子なんですかね……たまにやり過ぎてうっとうしい子に映ってるんじゃないかと不安になるのですけど……ライズに真っ直ぐ眼差しを向けるのがそう受け取ってもらえて安心してますよ!! あと、この辺の描写とかはすごくこだわった気がします。普段使わないような言葉回しとかたくさん考えた上で、これしかないだろうって感じでライズの心理描写もとい独白をぶち込みました。ここの書き方、割と自分の好みなんです。むしろこの時のために取っておいたと言っても過言じゃない!! とらさん殺しにいったつもりじゃないんですけど!! 好みのツボにはまって良かった!! 何となく月蝕読んでてとらさんこういうの好きそうだとは思ってましたけど!!! ここまで面白いくらい思惑通りに行くとなんかもう感激ですよね我ながら。 そして登場時からライズは特定の相手にすごくべったりして依存していたのはですねえ、とらさんのおっしゃるとおり自分の中にもある他人への独占欲をこれでもかと押し込めたのがあれなんですよ……ライズはそういう意味では一行の中では誰よりも人間らしいのかもしれません。ある意味僕の分身ですもの。気持ち悪い分身なのは自分でも分かってるんですけどたぶんこれも真実なんです(悟り顔 ひらがな多いのはこれも好みですかね!! 柔らかい感じ好きなのです。堅い感じより柔らかいひらがな。多用するとあんな感じになります! でもとらさんの解釈はこれ思わず笑っちゃうくらい大胆で、でも合ってて、すごくむずがゆいですね!! ライズはアルムに恋に落ちたんでしょって聞かれるといいえ違いますって否定は出来ないんだけどでも肯定するにはちょっと違うようなって複雑な思いがぐるぐると渦巻いてます。何でしょう、友達ではあるんだけど、ただの友達という枠に収まりたくないというか。だからといってホモホモしいとかにしたいではなく、ちょっとこう、一線を越えたいとかどうとか? どうもありがとうございます( ライチュウ(父親)には戦いでどうだ参ったか僕の方が強いんだぞみたいな感じで仕返しするより、こういう笑顔で呪縛を解き放つ方が心底痛いと思うのです。力だけを認められてきた相手に、力じゃない別の何かで意趣返しを果たすってのは、結構気持ち良いんじゃないかと思って。今回は今までの鬱憤を全て笑顔と言う形でお返しするという、結構平和的ででも相手には大打撃を与える結果に終わったと思います! 戦いばかりでもあれですしねw というわけで、本当やや短めとは何だったんだろうってくらいぎっしり思いの詰まった感想を送ってくださって本当に感謝感激です。いやそれなら感謝の言葉を言うより早く返信をした方がちゃんと伝わるだろうってセルフつっこみをしたわけですけども。冒頭でも書いたのですが、ここだって本気で力を入れて書いた話に、ここまでストレートで大容量の的確に射抜くような感想を頂いて、これを見ながらきっちりした返信を書く勇気がなかったのです。結果ここまで良く分からない返信を続けてきたわけですけど。 最後に一つだけ! 本当に素敵な感想をありがとうございました!! この感想を励みに、今度こそ続きを自分らしく楽しく頑張って書いていきますね!! [36]
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