HOME
>
ポケモン小説投稿場
>
コメット
>
エトワール・フィランテ〜星降りの夜の導かれし出逢い〜
>
感想メッセージ
Cookie ON
文字サイズ[
]
余白サイズ[
]
ポケモン小説投稿場
使い方
筆者登録
マイページ
データベース
小説検索
全小説一覧
全筆者一覧
感想メッセージ
前のページに戻る
エトワール・フィランテ〜星降りの夜の導かれし出逢い〜 > 第十二章 聖地サンクチュアリへの訪問〜思索と瞑想と修行と〜 > 03 第九十二話 復活と以心への序曲〜表と裏の錯綜〜 を読んだ感想
投稿者:
アブソル
評価:とても良かった!
2014/02/24(月) 22:58
[
表示
]
穏やかながらも自分に自信が今一つ持てない「ライズ」と、粗暴で粗野で攻撃的な態度をとる「レイズ」・・性格は正反対ですが、根は同じなのでしょうね。
結局の所、ライズ君は「自分を受け入れてほしい」「認めてほしい」という願望があるんでしょう。
凶暴な人格「レイズ」は、思うにライズが自分の自信の無さに、自分自身が苛立ち創り上げた人格のように思います。
ライズ状態の時のある種の“受動的”な願望が、レイズ状態になると「力ずくでも認めさせてやる」といった“能動的”な攻撃性に豹変するんでしょう。
以前、ウィンから“エンジェルブリーズ”を受け、闇の部分を断ち切ってもらったはずですが、ここにきて再発したのには驚きました。
ただ、これから先、どれだけ浄化の力を受けてもライズの人格の分裂は統合されることはないだろうと思います。
結局、「ライズ」と「レイズ」の乖離は彼自身が生み出した病巣が根っこにあるわけで、根本的な解決を施さなければこの先封印と再発の繰り返すだけでしょうし・・。
その意味で、今回ライズが彼の別人格と付き合っていくと心に決めたのには彼自身の成長を感じさせました。
以前はただ自分の攻撃性と弱さが露出した別人格に怯え、戸惑っていましたが、アルム達との旅が彼を精神的に強くしたのが見て取れましたね。
王女としての、責任ある立場に立つ者としてのシオンの態度も凛々しかったですね。
今回はライズの苦悩と成長が見て取れるストーリーでした。とても良かったです。
長文失礼しました。それでは
[32]
投稿者:
コメット
2014/03/09(日) 23:14
[
表示
]
アブソルさんのおっしゃっている事は正しいです。ライズもレイズも求めるものは同じ。他人からの承認欲求なのです。細かく見てくださってここまで見透かされている――と言うか察していただけていると、すごく嬉しいものがありますね。
本来はもう少し前に再発するだったはずなのですが、どちらにせよその予定はありました。上手く雷の力を使えない辺りがその兆候でしたね。
一時は浄化されたとは言え、別人格への危惧は頭の片隅には常にありました。それが神殿の特殊な環境において表出した形になりますね。ただし、今回はアルム達と出会った頃のように他人に頼って抑えるのではなく、自分自身でどうにかしたいと考えていました。この辺が成長だと取っていただけたのは幸いですね。
まだ完全に別人格を克服したわけではありませんが、これからは本当の意味で自分と向き合っていけるはずです。どうしても他のキャラの影に隠れがちだったライズをこの話で目立たせる事が出来て非常に満足しています。彼の今後の動向にも注目していただけると良いかなと思います。ここでシオンとの繋がりも強くなったのは棚から牡丹餅的な展開ですけどねw
今回のは本当に読んでいてにやついてしまうくらい言いたい事をずばりおっしゃってくださって、どう返して良いものか迷ったくらいですw それでは、感想ありがとうございました!
[33]
返信
名前
メッセージ
メッセージを隠す(ネタバレ防止用)
削除用パスワード
会員情報
ID
パスワード
投稿は会員限定です。
会員登録
がお済みの方はIDとパスワードを入力してください。
Cookie
小説に戻る
感想メッセージへ