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アルカナム
日時: 2010/09/07 00:35
名前: Pause

Pause、ポーズと申します。
この作品は、某掲示板でAltという原作者が諸事情により作品をPauseに委託し、以降Pauseが執筆するものです。
この小説にはポケモンの擬人化要素が含まれます。ポケモン達が人間同様に世界を形成し動き回っています。
閲覧の際はご注意ください。

オリジナル連載開始 07.9.11
移転・連載再開 10.3.5
ポケノベ移転 10.9.7

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物語早引き

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登場人物一覧
>>1

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新たなる地で、物語が動き始めます。
メンテ

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1. 神話 ( No.2 )
日時: 2010/09/07 00:38
名前: Pause

 世界には神話があった。
 幻と嘲笑われた神話があった。
 ある時、神話の真実なることを証明した者がいた。
 時が経ち、神話の真実たる絶大な力、魔法と呼ばれる技を手に入れた者がいた。

 力は力を呼び起こし、欲を呼び起こし、戦火を呼び起こした。
 力を手に入れた者は、太陽の名を頂いたそれを持ち世界を支配しようとした。
 力が世界を侵蝕し始めると、それに気付いた者が立ち上がった。
 この力は危険すぎる、再び封印せよと謳い、聖戦と称して力に抗い始めた。
 そして、人々は大きな過ちを犯した。

 圧倒的な力を封印するために、圧倒的な力を生み出した。

 月の名を頂くその力は、神話と同じく魔法と崇められた。
 もはや戦は意味を失い、力と力のぶつかり合いとなるだけであった。
 死骸の広がる焼け野原だけが、声もなく嘆くばかりであった。

 そして太陽と月は衝突し、挟まれた世界は無へと帰した。

 月は太陽に呑み込まれた。太陽も残骸を残すのみであった。
 やがて時が経ち、その残骸の上に、新しい命が産まれた。
 命は命を作り出し、途方もない時間をかけ、再び世界は喜びを取り戻した。


「…………」
 少女はそこまで読むと、古びて黄ばみぼろぼろになった本を傍らに置き、膝をかかえて瞳を閉じ眠りについた。
メンテ

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