Re: わたしとあなた ( No.41 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:47
- 名前: 桜庭 ID:
- ゴーマイの短編。嫌いな人ブラウザバック
ゴールまであと……?
「あのな、マイ。聞いてくれ」 「うん……?」
ワカバタウンのとある丘、時はもう夕日が傾いてほんの少し暗くなってきた頃だ 時期は夏で二人は真っ赤に燃える炎天下も気にせずに遊びほうけていた 昼から遊んでいた二人だがマイは暑いのが大の苦手で麦藁帽子を途中で購入した
しかし夕日が見えてくるにつれゴールドの様子が少しばかり可笑しくなったのを感じ取った どうしたんだろう?と聞いてみたくても聞けるわけがないこの性格で知らないフリをしていたが ゴールドから何かを決心したような瞳で急に呼ばれたのが今だ
「ど、どうかしたの?」 「その……な」
どもりながら話すゴールドはどこかマイを心配にさせた 目線をチラチラと変えながら何か言いたげで目線も移動させた時にマイと会うとパッと逸らした 少しばかりゴールドの態度に不信感を覚え、顔を覗き込んでみた すると顔や耳まで真っ赤にして俯いていたのだ
「熱あるの?」 「ち、ちげえよ!! だから、オレは……おま…………マイの事が」
そこまで言えば分かると思う そう、ゴールドはマイに告白をしようとしていた 当の本人は告白とは思っていなくて何が言いたいんだろう?と首をかしげるばかりだった
「わたしのことが?」 「〜っ、お前わざとかよ」 「だからわかんないんだってば」
今のマイはただのSにしか見えないゴールドだったが其れがマイだと此処は決意をし 目線をマイに定めた
「オレ、マイのこと好きなんだよ」 「……へ?」 「オレが言いてぇ事は其だけだ! じゃ、じゃあな!!」
ぽかん。と目がしばたく音が聞こえるくらい静かになったマイの顔は真っ赤にはならなかった 一世一代の告白をしたゴールドはそんなマイに脱力感がでた そんなゴールドに追い討ちをかけるようにマイは言葉を言った
「わたしも、好きだよ?」
………………? 今、ゴールドの頭には大量のハテナで埋め尽くされているだろう いとも簡単に告白をしてみせるマイ しかし、ゴールド。付き合いが長いのでマイの生態からして考えてみると少し疑問が
「あ、あのねマイさん? オレは友達として好きとかじゃなくて」 「ふぇ? と、友達じゃ……なかったの?」
うるうると瞳を震えさせて泣く寸前まで達した時、ぎゅっと抱きしめられた
「ご、ごーる……ど?」 「おめえはよー勘違いし過ぎだっつーの……恋愛感情として……す、す……きなんだよ」 「レンアイカンジョウ?」
先ほどまでうるうるしていた瞳は何処へ 一旦離してやると少し頬が赤く染まったマイが見えた 抱きしめられるのは慣れていないようだ
「はあー」 「えぇ!? なんでため息つくのー!!」
ゴールドの思いはいつ届くのやら それを知っているのは誰もいない
「もうかえっぞ! 明日も遊ぶんだからちゃんと家で待ってろよ!」 「う、うん」 「いいか、絶対、ぜーったいに博士に言うなよ!」
つい前までの弱弱しいゴールドも何処へ いつも通りツンツンした性格になった
「言うって何を?」 「こ、こくはく……」 「……?」
マイの言葉にあきれながらも答えてやる。もどりながら せっかく答えてくれたのに意味が分からないマイにとってはゴールドのもどりも意味はなかった
(じゃあね、ゴールド) (ああ、じゃあな)
おまけ
「はかせー? コクハクってなーに?」 「告白かい? ああ、ゴールドくん、ようやく動いたのかあ」 「はかせー!!」
「はあ〜!!」 「やぁね、ため息なんてついて……告白どうだったの?」 「しっしてねぇよ!!(なんで知ってんだ!?)
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