エイプリルフール! ( No.324 )
日時: 2011/04/01 21:40
名前: 桜庭 ID:TwlN7bkY
参照: http://www.nicovideo.jp/watch/sm12894209

【珍しく頭の働くマイの4月1日。ギャグしかない】
「風邪引いたの?」
『あー……悪いなー』
4月1日。あのゴールドが風邪を引いたらしい。
しかし今日は4月1日。なぜかマイがエイプリルを知っていた。
「そうなんだー……わたし今日は元気だよ」
『まじかよー……ごほッまあ、来たきゃ来ていいけどよ。風邪うつしても知らねえぞ』
「大丈夫だよーなんとかは風邪ひかな――な、なんでもない!」
やっぱりマイはマイだった。
鼻声のゴールドの声に内心笑いつつ、家に足早々と向かう。
家にはゴールドのひとりだけらしい。なぜ。
「こんにちわー……あれ? 部屋かなあ」
ズカズカと入っていく姿はまるで自分がこの家の家族のように見えた。
「ゴールド?」
「おーマイ。って顔赤くね?」
「えー赤くないよー。というか、ゴールド」
部屋に入るとど真ん中におかれたベットに寝ている姿の彼が。
しかも息が荒い。
部屋に入ってベットの近くに腰を下ろすなりマイは、突然こういった。
「ほんとに熱あるの?」
「たりめーだろ。お前さ、今日熱あるわけ?」
「今日は割りと低いよ」
ほんとに熱あるの? とはマイがエイプリルだと気づいているからで。
マイはゴールドが4月嘘をついていると思って来たのだ。
それに気づかないゴールドは、マイの重要な数々の嘘を見逃している。
「それより、今日がエイプリルって覚えてる?」
「あ……。確かにそうだな! マイは嘘ついたか?」
「ついたよ? ゴールドに、たくさん」
ようやく気づいたのかテンションが上がるゴールド。なぜ。(本日二回目)
そしてマイの言葉にたくさんのハテナが頭上に並んだ。
「いつ?」
「えっとギアの時から」
「は?」
うまく働かない頭で考えるゴールド。
考えて気づく。

――元気だよ
じゃあ元気じゃないってことか?
――割と低いよ
割と高いってことだろ!?

「もしかして!」
「あっ気づいたー? えへへー」
「えへへーじゃねえ!! 寝ろ!!」
答えにたどりついた途端、顔が蒼白になる。
ガバリとベットから起き上がりマイの肩を掴むと、ふらついてそのまま床に倒れてしまった。
「やばい。ゴールドにころさ、れ――」
「殺さねー! 早く寝ろ!」
思いっきりゴールドの体重を受け止めてしまったマイは、瀕死になるところだったかもしれない。
「ゴールド――苦しい」
「死ぬなぁぁああ!! いや確かにお前の最期はオレが最期にしてやりたいけどよ!! まだ早い!」
上手く動かない身体に悪戦苦闘。マイはいつもこうなのか、と今更気づく。
何より、どっちも顔が赤い。熱的な意味と、ゴールド的な意味で。
「ゴールド? マイちゃん来て――あーら? ごめんなさいね♪」
「母さん! ちょっと待って!! 勘違いし「ゴールドもうわたしは」お前はあーもう!」
タイミングが悪く帰ってきた母さんは、どちらも息が荒い+顔が赤い+押し倒してるを見て完全に勘違いをしてしまったようだった。
(ゴールドさー)
(んー?)
(嘘ついたりしたの?)
(まだついてない)
(もうエイプリル終わったけどね)

【あんたのことなんってだいっきらいなんだからね!!サニー組編】
なぜかマイとアヤがうちにいる。しかも互いに髪を染めやがって。
アヤは銀に染めて、マイはなんだ赤!?
「髪染めてみた」
「赤ね」
「違う違う! 垢」
「あかには違いないじゃない!」
「漢字が違う!」
マイは今一わからん奴だ。アヤもそうだが。ゴールドさんに早く貰われないかな。
オレは絶対にもらわん。いや貰いたいけど。アヤが可哀想だ。つかな?
こいつらいちゃいちゃしてんじゃねぇよ。かーば! あ、マイがうつった。
「お前らうるさいんだが……というか何故オレの家にいる」
「ひまだから?」
珍しくハモってるふたり。アヤもなぜ銀に染めたし。
「ひまと言えばさ」
「なによ」
「ゲームしよっか!」
「なぜ!」
あ、今度はオレとアヤが重なった……。
「言葉反対遊び! この前ゴールドとやったんだ〜」
「嬉しそうに話すわね、あんた」
「ゴールドすきだもん」
「そうですか! 私はクリスさんがすきよ!」
アヤの言葉通りコイツはまじで嬉しそうな顔する。
オレは仲良くても悪くてもコイツらすきだけど。恋愛的な意味はない。
「じゃあ今からね! コウちゃんも参加するよね! はいするねー!」
「お前……わかった。受けて立つ」
「今からね! スタート!!」
スタートか、オレはまだ黙ってるか
「わたしはね、アヤがすきだよ。コウは微妙」
「はあ!? それって、私のこと――」
「オレは微妙なのか」
「アヤはー?」
「わ、私はあんたのこと嫌い! だいっきらい!」
「ふーん」
マイは何考えてるのか全然わからない。
嫌いってことはすきってことだろ? え? あ、アヤ……
「あ、もう帰る! 今日はお泊りするんだー」
「ええ!? もう?」
「早いな」
「まーね。あ、そうそう。このゲームはもう終わってるんだよ?」
「はあ?」
また意味のわかんないことをって――あ。
今からね、ってマイは言ったよな。そんでスタートって言って。
つまり――
「あ、気づいた? じゃ帰るね! ばいばーい」
「ま、マイ!? 私もす、すすすすす」
「どもるなどもるな」
アヤもよくわからん。オレが一番まともだな。うん。
(マイって私のこと!)
(お前帰れ)