Re: わたしとあなた ( No.22 )
日時: 2010/09/06 23:35
名前: 桜庭 ID:

第142話 眠りから覚めたのは

マイたちが地道にギャラドスを気絶(倒してはいない)させている時
シルバーはというと―――

(クリスが言ってた紅いギャラドス、気になるな。
ここはマイたちに任せて、紅いギャラドスでも探すかな)

とシルバーにしては珍しい考えだった
否マイたちを信頼しているとでも云える考えでもあった

湖の真ん中に真っ赤な影が揺れている
――あれか……。案外分かりやすいな。しかしどうする……

「アリゲイツ、氷の槍。作れるか?」

ボールの中にいる仲間に声をかけ、指示に従ってくれた
ぽんっと軽い音がして外に出すと早速大きな口から氷の息を出し、先がとがった槍を作り上げた
アリゲイツをしまい、今度はリングマを出す。何をする気だろうか

「この槍をあの紅いポイントに投げ込むんだ」

こくり、と首を立てにかしげズンズンと湖のギリギリまで寄り、投げた

氷の空気を裂く音がした、すこし耳が痛い感じまでする
まあ任務が成功すれば良いことだから我慢をした

―――ぷすん
巨大風船にミツバチが針を刺したような音がした
ん。と身構えるシルバーの目の前に現れたのは―――

「出たな! 紅いギャラドス!!」





◆◆◆

シルバーが少し展開した頃のマイたちは……

「ちょっとマイはあっち狙いなさいよ!」
「えー嫌だよ! わたし、こっちの方がやりやすい!」
「オレだってこっちがいい! アヤノ変わってくれよ!」

喧嘩をしていた。かなり幼稚な
どうやらギャラドスがかなりいるので三方向に分かれて攻撃しようという作戦らしいが途中から狂っているようだ
当たり前だと思う、三人ともあっちこっち動き回っているのだから

「んもー! ピーくん‘雷‘ フィーちゃん‘スピードスター‘!!」
「あ! オレ狙ってたのに……」
「そこでがっかりするの!? ねえ、コウちゃんライバルだよね!? そうだよね!?」

コウが狙っていた獲物をマイが攻撃して気絶をさせてしまったことに大きな後悔を見せている
そんな姿にアヤは呆れるしかなかった


ようやく3人まとまって攻撃をしている時
湖とは反対方向の茂みから何かが出てきた、黒くて闇に近い何かが

(コウちゃん、アヤノ! なんヤバいよ!!)
(え? なに――!!)
(あ…………)