Re: わたしとあなた ( No.11 ) |
- 日時: 2010/09/06 23:24
- 名前: 桜庭 ID:
- 第128話 bygone
けして裕福とは云えないけれど私には、この感覚、空間が好き 普通の家計で何の変哲もない。ただ、家族といれるだけで幸せ
「アヤノ、おはよう」 「おはようございます」
---------誰もかもがする挨拶から始まって
「アヤノ、おやすみ」 「おやすみなさい」
---------誰もかもがする挨拶で終わる 至って普通の家族たち 幸せを求めて旅なんて、死んで終わる。 そんなの絶対に嫌よ
きっと、私は……ずっとここに居るんだろうなって思ってたのに
「……凄い」
あるボランティア番組を見て私は旅に出た そう。イコール家族と離れて………… 寂しかったけれど、仕方ないわよね 家族も応援してくれているんだもの
良い成績を旁<つくり>捧げるわ、お父さんにお母さん
「ここに、クリスさまが……」
ジョウトにある、小さくて人があまり出入りしないであろう、この海岸から私の旅は始まるのね
「コンコンっ」 「ロコン……出て来たの」
いいえ、今日から名前を新しく授けましょう そうね、燃える真っ赤な炎を宿いし者……
「フィア」 「こん?」 「ええ、貴方は今から‘フィア‘よ」
少し動揺を見せるフィア 昔からいきなりふられるのには慣れてないのね……
「とりあえず、クリスさまを見つけないと」
誰に言うまでもなくつぶやくとなんだか落ち着く 家族がいない今ではフィアだけが家族
「もっと仲間……家族を増やしましょうね」 「こんっ」
嬉しそうに尻尾が揺れる この子のためにも頑張らなくちゃ
「まずはワカバに言ってみましょうか、有名な博士がいると聞いたから」
ここからかなりの距離がありそうだけど、フィアと一緒ならあっという間ね
さあ、行きましょう? フィア……
(道に……迷った?)
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