Re: 世界をかけめぐる戦い ( No.2 )
日時: 2010/10/25 22:24
名前: ミニモネ ID:
参照: ゆっくり更新です;

 [プロローグ]

闇。 その空間は、その一言でしか表わせないような、暗さだった。 そんな闇には、一人の
青年と、一匹のダークライ、そして揺れているモンスターボールが2つだけが何故かハッ
キリと見える。
カチッっと音がして、ボールの揺れが止まる。 それを確認した青年は、笑みを顔に張り
付ける。

「案外、楽だったな。 伝説と謳われているわりには」

隣にいるダークライは、あたりまえだとでもいうかのように、ため息を一つ吐く。 それを
横目で見た青年は言葉をつけたす。

「ま、同じ伝説のダークライがいつも以上に力が発揮できる状況下だったこともあるな」

そう言って青年はボールを両手で拾い上げる。 品定めをするかのように、ボールを手の
中で回す。

「時間を司るディアルガと、空間を司るパルキア……。 それに、闇を表すダークライ、
お前がいれば、こんな世界なんて……」

一瞬だけ、青年は悲痛な表情をするが、すぐにそれを振り切り、ダークライの方を振り向く。

「そろそろ、“夢”から覚ましてくれ」

ダークライは頷いた。 そして、青年の目を見つめる。
夢の中での見つめ合いから直後、青年が目覚めた場所は、どこかの部屋だった。

「ボールは、……あるか。 さて、仕事を始めようか」


世界をかけめぐる戦いが、今、始まる――――。